こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎の生活ー十三夜ー

2020-10-29 09:27:39 | 秋の風物

月見の話。10月29日(2020年)は “十三夜”で、十五夜に次いで美しい月と言われる。

<2017年11月2日>

2017年は11月2日が十三夜だった。で、小次郎と夕方の散歩時に“月見”をした。本来は、夜中に見る方がキレイなんだろうが………。ま、秋は空気が澄んでいて夕方でも見応えがあるよ。

◇ 田んぼコースの途中。東の空に月が昇り始めている。田んぼは稲刈りが終わっている

◇ すこしズーム。小次郎はデカくなったけど、月は大きくならない。ま、当然だわな!

◇ 月にフォーカスしてズーム。夕暮れ時の散歩をしながらの月見もいいモンだね。穏やかな時の流れを感ずるなあ。

名月の勉強をしておこう。

【十三夜】

◇ 旧暦の13日の夜のこと。

◇ 旧暦9月の十三夜(2020年は10月29日)は「後(のち)の月」と呼ばれ、十三夜は日本独自の風習と言われる

◇ 栗や大豆をおそなえするので「栗名月」「豆名月」とも呼ばれる

【十五夜と十三夜】

◇ 十五夜を「中秋の名月」と呼ぶのに対して十三夜は「後の名月」とも呼ばれ、江戸時代の遊郭では十五夜だけを観賞することを『片見月』と呼んで縁起が悪いと遊女に嫌われた。

【十日夜(とおかんや)】

◇ 旧暦10月10日に行われる収穫祭で「刈上げ十日」とも言われる。※月見が主ではない!

◇ 稲の刈り取りが終わって「田の神」が山に帰る日とされ、餅・ぼた餅を献じる。

 ※ 田んぼを見守った「かかし」と一緒に月見するところも。

◇ 「十五夜、十三夜、十日夜の3日が晴れて月見が出来ると縁起が良い」とされる。

改めて十三夜を見てみよう

 

◇ さらに数百㍍田んぼ道を歩いた所。左側に見える建物は南風公民館だよ。

◇ ちょっと、傾けてみた。ん? 意味あんの?

◇ 月だけの写真を撮影してみた。

◇ 午後5時49分、散歩から帰着。建物の影に月が見える。この時期、夕暮れが早い。まさに「秋の日は釣瓶(つるべ)落し」だな!

◇ すっかり日が暮れて、月もかなり昇ってきた。ま、スマホでの撮影はこんなもんだろう。

 

お終い

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小次郎と秋の草花4 ーホトトギス(杜鵑草)-

2020-10-22 09:48:16 | 秋の草花

若松より株分けしてもらったホトトギス(杜鵑草)。二年目でしっかり花が咲いた。10月20頃が満開だ!

<2020年10月19日> 場所は美咲が丘の自宅。

ん? 小次郎くん、花を見てよ!

◇ ホトトギスより、君の方が目立つねえ。花にズームインしてみよう。

◇ まだ、蕾もあるし、しばらくは楽しめそうだ。

◇ これ10月11日。蕾が多く、1輪だけ開花したとき。

以下は、以前紹介の分だ。

--------

今回は、ホトトギス(杜鵑草)の花を紹介しよう。ん? 漢字は“不如帰”では? いや、そっちは(鳥の)ホトトギス。ちとややこしいね。違いや由来は、後で調べてみよう。

<2018年10月26日> 場所は、北九州市若松区高塔山。

◇ こんな花なんだよ。パパは初めてなんだってさ。ま、ボクも初めてだけど………。

◇ ボクと共に全景を見てみよう。こんな感じで咲いている。ボクは“伏せ”だ。この草、秋に、日陰に多く生えるという。

 

◇ ボクが入ると、花がよく分からない。花を中心に撮していいよ!

◇ 星型なんだね。

◇ 上から見ると、こんな感じ。ズームすると、

◇ ホー、

◇ 横からだと、こんな感じ。ズームすると、

◇ 「白に紫の斑点が散在する」紋様が(鳥の)ホトトギスの腹の紋様に似ているからと言われる。うむ、そうなの?

◇確かににている。因みに、この斑点は、葉にもあるが、若葉の頃だけで花が咲く頃は消えるらしい。来年、確認してみよう。

ホトトギスについて、さらに勉強しておこう。

【ホトトギス(杜鵑草)】

◇ ユリ科ホトトギス属の多年草。漢名は「油点草」。   山地に自生。茎は高さ60~90㎝、毛が密生。

◇ 原産地:日本。東アジアに19種が分布。うち10種は日本固有種で「日本原産」と推定されている。

 ◇ 開花期は8月下旬~11月中旬。 白色に紫色の斑点の散在する花を開く。

【名前の由来(花)】

 ◇「ホトトギス」:鳥のホトトギスの腹の紋様に似ているから

◇「杜鵑草」:「三国志」に出てくる『杜の鳥(とのとり)杜鵑(とけん)』が(鳥の)ホトトギス」であることと言われる。

◇「油点草」:新葉の展開時葉の表面に油を垂らした模様があることから。

【名前の由来(鳥)】

◇「不如帰」:中国の故事に由来。

※蜀の4代君主「望帝杜宇(ぼうていとう)」が退位後、復位が出来ず死んでホトトギスと化し「不如帰(帰るにしかず)」と鳴いているという伝説に基づく。

◇「杜宇の吐血」:やはり中国の故事に由来。

※ 月日は流れ蜀は秦に滅ぼされ、それを知った(杜宇)ホトトギスは嘆き悲しみ「不如帰」と鳴きながら血を吐いた。ホトトギスの口が赤いのはそのためという。確かに、口の中は赤いが!?

 

【ホトトギスの鳴き声】

◇ 声量があり、火が付いたように甲高い声で何かを訴えているような迫力がある。

◇ 昔は「テッペンカケタカ」、最近は「トッキョキョカキョク(特許許可局)」とも。

◇ 素直に聞けば「キョッ、キョン、キョキョキョキョ」にも聞こえる。

  YouTubeのサイト:Link先→ホトトギスの鳴き声

◇ 大きく開けた際、口内のオレンジ赤が目立ち、さらに喉の奥から全身の力を振り絞って送り出されるこの音色に昔の人が「鳴いて血を吐く」と表現したのも頷ける。

 ※ 正岡子規の「子規」はホトトギスの異称で、喀血した自身をホトトギスになぞらえて子規と号したと言われる

【正岡子規と喀血(かっけつ)】

◇ 喀血(かっけつ)は、肺などの呼吸器系からの出血。真っ赤(鮮紅色)な色が特徴。

◇ 正岡子規の病気は「結核」。なので喀血。最初の喀血は21才の時。亡くなったのは34才だが、最初の喀血の頃からホトトギスの異称である「子規」を号した。

-----

ホトトギスの花は、あちこちにあった。

◇ 小次郎くん! 花を見ないで何してんの? 

◇ 葉が食べられるかを調べているんだよ。ン? それ、ホトトギスの葉じゃないようだけど!?

◇ この構成がいいね。葉、茎と花が分かるしな。もう少し、ズームイン。

◇ 小次郎くんは、眠たいのかな?

◇ ここも咲いているよ!

-----

<2019年10月26日> 場所は、美咲が丘

若松より、株分けしてもらい、お家(美咲が丘)に植えてみた。根付いて、小さいけど、花が咲いた。

◇ ボクが目立つけど、数輪、咲いているのが分かるかな。ちょっとズームインしてみよう。

【写真一覧】

◇ ホトトギス(杜鵑草) 北九州市若松区高塔山(2018/10/26)、糸島市美咲が丘(2019/1026)

 

小次郎と秋の草花4ーホトトギス(杜鵑草)-

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小次郎の生活ードッグラン(Dog run)ー

2020-10-16 21:53:55 | 小次郎の生活

「ドッグラン」を知っているかな? そう、『隔離されたスペースの中で、リードをはずし自由に運動させることができる場所や施設』のことだ。糸島では志摩半島に複数あるけど、ボクの“マイ ドッグラン”を紹介する。

志摩半島のドッグランはこちら。

 → Link先:次郎くん物語(その16)ードッグランー 

 → Link先:次郎くん物語(その29)ードッグランー

<2017年9月25日>

◇ ここだよ! ん? どこだって? そう、美咲が丘の自宅の庭だ。パパが人口芝を敷いてくれたんだ。

◇ 結構広いので、走りがいがある。

◇道を歩く人がいるよ。

◇ 椅子の上にあるのは「人感センサーライト」。夜も走れるよ。

◇階段の部分は人口芝はないけど、他は、家の周り全てに人口芝が敷いてある。9月25日は、彼岸花が満開だ!

◇ うーむ。

◇手前の植物はハマボウ(黄槿)だよ。夏は花を見ながら走れるんだ。

◇人口芝の設置具合をチェックしてみよう。ウッドデッキも一部には芝を敷いている。

◇ 端もしっかりしているな。あまり、細かくチェックしないでよ、小次郎くん!

◇ パパありがとう!

◇パパと芝生の上に座ってみた。「どや顔」のパパ。 どや顔(出典:デジタル大辞泉(小学館)):「どや」は「どうだ」の意の関西方言。自らを誇り「どうだ」と自慢している顔。

◇ 腹ばってみた。

◇お座りをしてみた。

◇ うーむ、いいねえ!

◇ ウッドデッキ経由で出入りが出来るんだよ。

◇ 低い角度で眺めてみた。

【張り替え時期】

傷んできたら張り替えだが……、およそ、3年毎に張り替え

◇最初の設置:2011年4月

◇二回目の張り替え:2014年4月

◇三回目の張り替え:2017年9月

◇四回目の張り替え:2020年10月(予定)

【費用】約¥25,000円

◇ 幅182cm(¥750円/m)×15m、

◇ 幅120cm(¥600円/m)×20m、

◇ 幅90cm(¥400円/m)×5m

<ドッグランが出来る前 ー2010年9月14日ー>

◇ボクは若い頃は、庭を縦横無尽に走っていた。ターンをするときは砂煙が上がるほど。ナンジャモンジャの木の周りは“轍(わだち)”が出来ていて、雨のひは水たまりに。

◇ボクは、雨の日には、ウッドデッキ経由で庭に出て走り回って泥だらけになって、家の中にもどるので、パパとママは困っていたんだって!。ま、その対策として人口芝を敷いたのが実態だそうだ。

◇その時の様子を紹介する。

<2010年9月14日>

◇ 僕も、昔は若かった!

<2020年7月17日>

三年後の様子を見てみよう。 あちこちが黒ずんで来た。パパが、近いうちに張り替えてくれるんだって!

2020年に張り替えたら、再度紹介するね。

お終い。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小次郎と秋の草花ーオシロイバナ(白粉花)ー

2020-10-11 22:00:00 | 秋の草花

今回は、オシロイバナ(白粉花)。お寺の鐘のような黒い種を潰すと、白粉(おしろい)のような“白い粉”が出てくることから名づけられている。花は夕方に開き芳香がある。夕方開くことから「ユウゲショウ(夕化粧)」とも呼ばれる。

<2017年9月1日>

◇ ここは、ここは、レストラン通りから南風台の住宅街への階段部分。沢山咲いているね。小次郎くん。

◇ 花にズームインしてみよう。

◇ 雄しべと雌しべはどれなんだろう? 閉じているのを見ると………、花筒がとても長い。

◇ 花弁はなくて、花弁に見えるのは “萼(がく)”という。右上のちょっと曲がっているが雌しべ? 他は雄しべのようだ。

もう一度、全景を見てみる。

◇ 同じ写真? いや、小次郎がこっちを向いているよ。

◇小次郎のズームイン。

◇小次郎くんが、いい顔しているね。ん? 話しがそれているぞ。オシロイバナの話しだ。 うむ、オシロイバナ(白粉花)の勉強をしておこう。

【オシロイバナ(白粉花)】

◇ オシロイバナ科・オシロイバナ属の多年草。

◇ 南アメリカ原産。江戸時代始めに渡来。花が美しいので観賞用に栽培されるが、広く野生化している。

◇ 開花時期は6月末~10月末。赤色、黄色、白色や絞り模様がある。花は夕方に開き芳香がある。夕方開くことから「ユウゲショウ(夕化粧)」とも呼ばれる。

 【名前の由来】

◇ お寺の鐘のような黒い種を潰すと、白粉(おしろい)のような“白い粉”が出てくる。名前の由来はそこから。

◇ 命名は、江戸時代の学者柏原益軒

他にもないか? 探してみた。 赤色と黄色も見つけた。意識するのとしないとでは、気づきはずいぶん違うものだね。

【赤色】

◇ こんな所にも!ここは、葬儀場のメモリアル伊都國の近くだよ。 これ、植えてないよね。ズームインしていく。

◇ 狭いところに、頑張って咲いている。

◇ オシロイバナは、広く野生化しているという。

【黄色】

◇ 黄色は、南風台のレストラン通りの街路樹の間にあった。近くの方が植えたのかな?

◇黄色もいいねえ!

お終い。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小次郎と夏の草花ーギボウシ(擬宝珠)ー

2020-10-04 22:16:47 | 夏の草花

今回は、ギボウシ(擬宝珠)。山間の湿地などに自生する多年草。食用となり花が美しく日陰でもよく育つ。名前は「ぎぼし(擬宝珠)」に似ている事から。

<2020年6月30日>

◇ ここは若松・高塔山 ん? 小次郎くんがいないぞ! ちょっと引いてみよう。

◇ この構図でギボウシは分かるかな? 岩の間から伸びている花だよ。 ズームしていく。

◇ ギボウシ全体が分かるように斜め上から撮影

◇ 花にズームイン

◇ 上の方はつぼみだが、下の方は……。きれいに開いたのがない。

◇根元(葉)にズームイン 草丈は2mにもなり、葉は幅広く根元から出て、根元にまとまってつくのが特徴という。

うーん、きれいに開花した花をネットで探してみよう。

◇ こんな感じで花をつける。この花の付き方を「総状花序」という

◇夏に青または白の細長い花をつける。つぼみの形が“ぎぼし(擬宝珠)”に似ているかららしいが……、こんな形だっけ?

【ギボウシ(擬宝珠)】

◇ キジカクシ科ギボウシ属の多年草。

◇ 原産地は、日本及び東アジア。最も多くの種が分布する日本列島では各地に普通に見られる。海岸近くの低地から亜高山帯、湿原から岸壁まで生息環境も多様。

◇ 草丈は15~200㎝。葉は根元にまとまってつく。

◇ 開花期は7~8月。総状花序に青or白の細長い花をつける。

◇ 由来は、擬宝珠(ぎぼし、ぎぼうしゅ)の転訛で、この植物のつぼみ、または包葉に包まれた若い花序が擬宝珠に似ることによる。

◇ 食用にも用いられ、「ギボウシ」「タキナ」の名で山菜として若芽、若葉が利用される。なお、若葉は毒草のバイケイソウに似ていて誤食事故が報告されている

ここで、“ぎぼし(擬宝珠)”についても勉強しておこう。

【擬宝珠(ぎぼし、ぎぼうしゅ)】

◇ 伝統的な建築物の装飾で橋や神社、寺院の階段、廻縁の高欄(手すり、欄干)の柱の上に設けられている飾り。

◇ ネギの花に似ていることから「葱台(そうだい)」とも呼ばれる。

◇ 紛らわしいものに五重塔、五輪塔などの仏塔の先端に飾られるものがある。これは擬宝珠ではなく“宝珠”そのものである。

※ 宝珠は仏教で霊験を表す宝の珠のこと。

◇ 起源は諸説あるが、一つは仏教の宝珠を模した形から「模擬の宝珠」というもの。

ん? 今度は“ほうじゅ(宝珠)”が出てきた。これは?

【宝珠(ほうじゅ)】

◇ 宝珠は釈迦の骨壺(舎利壺)の形とも、龍神の頭から出てきた珠とも言われ、地蔵菩薩などの仏像が手のひらに乗せているものである

そういえば、『♪ 大きな玉ねぎの下で~ ♪』という歌もあったなあ? 小次郎くんは知らないよね。

【大きな玉ねぎの下で~】

◇ これ、1989年に発売された爆風スランプの歌。

◇ 題名の「大きな玉ねぎ」は、日本武道館の屋根の上に載っている『擬宝珠』のこと。これが、玉ねぎに見えることに由来する。

お終い。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする