今回は、イチョウ(銀杏)のコウヨウ(黄葉)だ。銀杏は「黄色」になるので「紅葉」ではなく「黄葉」と書く。読みは「こうよう又はおうよう」だ。因月みに、ハマボウ(黄槿)は、「赤色」「黄色」【褐色」の混在を見ることができる。今年(2024年)は7月初旬に咲くハマボウが10月22日に、突然、一輪 “狂い咲き” したりして、コウヨウ(紅葉)も大きくおくれて、12月16日時点では「黄色」が多い。うむ、今年の猛暑が関係しているのかもしれない。
まずはイチョウ(銀杏)
<2014年11月22日> 南風台(みなにこ通りから望む)
◇見事なイチョウの「こうよう(黄葉)」だね。ちょっと勉強をしておこう
【イチョウ(銀杏)】※Wikipedia、他
◇イチョウ科イチョウ属の裸子植物で落葉性の高木である。街路樹、公園樹の観賞用に、また寺院や神社の境内に多く植えられる。世界最古の現生樹種(現在も存在している樹木)のひとつという。別名としてギンナン(銀杏)とよばれるが、普通「ギンナン」は種子を指すことが多い。
◇原産地は、中国中国の安徽省南部と浙江省北部。日本への渡来は鎌倉時代と言われている。
◇イチョウの花は、雌雄で別の花を咲かせる「雌雄異株」の植物で、開花時期は4月~5月頃。
【名前の由来】
◇「イチョウ」は、中国語で葉の形をアヒルの足に見立てて「鴨脚」と呼ぶのでそこから転じたとの説がある。
◇「銀杏(ギンナン)」は、実の形が杏(アンズ)に似ており、殻が銀白色であることに由来すると言われる。また、銀杏(ギンアン)が訛って、ギンナンになったとの説もある。
【イチョウの黄葉】
イチョウはカロチノイドがあり、秋になり気温が下がって葉緑素が分解され、隠れていた(黄色の色素の)カロチノイド色素が目立つようになるため。
※カエデが赤くなるのは、秋になり気温が差がって、葉緑素が分解されて減り、(赤い色素の)アントシアニンが合性されるため。
【小っこい木:ふれあい通り】
◇小さいのもかわいいねえ。
<2014年11月16日> 1週間前(南風台からのぞむ木の傍へ)
◇まだ、緑色の葉がある。うむ、葉の葉緑素は分解される途中だ。
<2014年12月9日> 見頃から2週間後
◇完全に散って、枯れ木みたいになっている。
次に今年のハマボウ(黄槿)
<2024年10月22日> 自宅(時期は秋)
2024年は、猛暑が長く続き、秋が殆どない感じ。で、夏のハマボウが“10月22日に一輪咲いた!” エッと思った次第
夏のハマボウが、秋(10/22)に、一輪咲いた。その後も、花は咲かないが。葉は緑のまま、12月に突入してやっと変色し始めた。
12月16日のコウヨウ(紅葉)
<2024年12月16日> 自宅
◇緑の葉がまだ多く残っている。
◇ あまり、キレイ「コウヨウ」とは言えないね。ま、仕方がない。
お終い