今回は、メネシアだ。南アフリカ原産で、日本で園芸用に流通しているのは秋に種まきをして4~5月に開花する1年草のメネシアが多いとのこと。名前の由来はキンギョソウ(金魚草)の一種のギリシャ語名で、花姿が金魚に似ているかららしい。ん? ギリシャにも金魚はいるんだ! 別名はウンラン(海蘭)に似た花姿から「海蘭モドキ」とも言われる。
<2022年6月12日> 美咲が丘
◇ 鉢上のメネシア。ん? ここ、どこかで見たような………。 うむ、鋭いね、キミ! ズームアウトしながら見てみよう。
◇ そう、インパチェンスがあったお家。そして、ヒメツバキも紹介したよね。ボクは、いいから花を愛でていいよ。
◇ 花の形が見えてきた。ん? 金魚に似ているのか?
◇ 上からも見てみた。
◇ メネシアは、花姿が金魚を連想させることから名づけられたというけど、金魚に似ている? 金魚も見てみよう。 ※ 画像はネットより
◇ うーん、似ているような、にてないような。ここでメネシアの勉強をしておく。
【メネシア】
◇ ゴマノハグサ科メネシア属。一年草、多年草(宿根)がある。夏越え/冬越えが難しいので園芸品種として流通しているのは一年草が多い。
◇ 原産地:南アフリカ地中海沿岸。 日本には大正時代に渡来。
◇ 草丈は20~40㎝。開花時期は10~6月。花は金魚を連想させる花を沢山付ける。
【名前の由来】
◇ メネシア:ギリシャの薬草学者がキンギョソウの一種に付けた古名に由来。花姿が金魚を連想させるからと言われる。
◇ 海蘭モドキ:ウンラン(海蘭)に似た花姿から「ウンランモドキ(海蘭擬)」
【キンギョソウ(金魚草)】※ 画像はネットより
◇ オオバコ科キンギョソウ属。
◇ 地中海沿岸原産。日本では園芸品種として流通。原産地では自生。
【ウンラン(海蘭)】※ 画像はネットより
◇ ゴマノハグサ科ウンラン属。
◇ 原産地は日本(北海道、本州北部、四国北部)。海岸の砂地に生育し砂地を這うように生育する。8~10月に枝先に黄白色の花を咲かる。花姿は(栽培植物の)キンギョソウによく似ている。
改めてメネシアを見てみよう
お終い