こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と春の草花 -レンゲ(蓮華) レンゲ畑 -

2024-04-30 14:50:20 | 春の草花

今回は、レンゲ(蓮華)だ。春に田んぼ道を散歩しているとレンゲ畑があり、とてもキレイだよ。最近は少なくなったので、以前のを紹介しておく。昭和末頃までは全国的に見られたんだって。ボク(小次郎)は、平成22年生まれだから、昭和は…、大昔だ!

<2018年4月13日>荻浦

◇レンゲ畑の全景から見ていこう

◇ 後に見えるのは可也山。風景としてマッチするね。ん? ボク(小次郎)がジャマだって?

◇田んぼの縁までだよ。中に入るのはまずいよね。

◇ボクを外して、レンゲ畑を観賞していいよ。

◇レンゲの花をよく見てみよう。

◇ ふーん、こんな形なんだ! これ、蝶形花と言うらしい。ちょっと勉強しておこう

【レンゲ(蓮華)】

◇ マメ科・ゲンゲ属の多年草。正式な和名は「ゲンゲ(紫雲英)」。なお、「レンゲソウ(蓮華草)」、「レンゲ(蓮華)」とも呼ばれる。
◇ 原産地は中国。日本への渡来時期は不明(かなり古くに渡来)。
◇ 根にバクテリアが付いていて、稲の肥料となる。昔は(春に)水田に植えて、花のあとですきこんで稲作の肥料にしていた。
◇ 名前の「ゲンゲ(紫雲英)」は、一面に咲いている様が、低くたなびく紫の雲に似ている事による。「レンゲソウ(蓮華草)」は、花がハス(蓮)に似ている事による。
◇ 「ゲンゲ」は「レンゲソウ」のなまり音とも言われる。
◇ 花期は、4月~5月。

【春の風物詩】

レンゲ畑は、春の風物詩だったが、全国的に見られたのは昭和の末頃まで。最近は(化学肥料の発達で?)レンゲ畑は少なくなっている。

以前を見てみよう

2020年以前では、ボクの散歩コースでよく見られたけど、最近は減ってきている。

<2013年4月16日>多久

◇後に見えるのが美咲が丘の団地。宮地岳の麓の田んぼコースからの眺望だよ。

◇田んぼの縁に咲いているのは、近づけるので、良く観察出来る。

<2017年4月14日>荻浦

田んぼの縁に咲いているのを観賞してみた。これ、“こぼれ種”かもね。

<2017年4月19日>荻浦

 

◇ ラストは、ママとのコラボ。後方のビニールハウスの後の建物は渡辺整形外科病院だよ。

お終い

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小次郎と春の草花-ネモフィラ-

2024-04-27 11:08:45 | 春の草花

今回は、ネモフィラ。NHKニュースで「北九州市若松区の響灘緑地グリーンパークにおよそ4万株のネモフィラがチューリップなどと見頃を迎えています」などと言っている。「お! ママの実家の若松じゃん!」と思った次第。因みに、ネモフィラはムラサキ科ネモフィラ属の植物の総称で、和名はルリカラクサ(瑠璃唐草)で、花が瑠璃(るり)色で、葉が唐草模様に似ていることからという。近年人気があるねえ。

まずは、美咲が丘を見てみよう。

<2024年4月15日>美咲が丘三丁目

◇ ここは、昨年見つけたお家。今年もバッチリ咲いている。全景から眺めてみよう

◇ 花は小さいけど、沢山咲いていると壮観で見応えがある。

【響灘緑地グリーンパーク】

NHKで紹介していた若松区のグリーンパークのネモフィラを見てみよう。まずは、位置からだ。※Googleマップより

◇ママの実家は高塔山の中腹だよ。そこから9.7km(車で16分)だ。

グリーンパークは、

◇若松区の頓田貯水池を中心とした市内最大の広域公園「響灘緑地」で、1992年(H4年) に開園した。なお、園内の「ひびき動物ワールド」は、1989年(H1年)オープン。

◇「頓田(とんだ)貯水池」は、北九州市の飲料水の大半をまかなう遠賀川の水をくみ上げて貯水しているもので、広さ91㏊、水量915万立方㍍

◇公園内の施設

 ①世界最長のブランコ:163m 100人乗り

 ②バラ園:320種 2500株 春と秋にバラフェアを開催

 ③熱帯生態園、熱帯緑化センター、野外ステージ

 ④都市緑化センター

⑤ポニー広場、ひびき動物ワールド(カンガルー、ワラビー、等250匹)

 ネモフィラは花壇(ポニー広場傍、ビューテラス傍)に植えられている。

NHKの放送内容を見てみよう(動画からのキャプチャ)

◇チューリップと一緒もいいよね。

------

以下は昨年の分だよ。

ネモフィラのニュースが頻繁に聞かれる「一面に広がる青の絶景 ネモフィラのおすすめ」「ネモフィラ渋滞」なども聞かれる。で、小次郎と散歩をしながら探してみた次第。ちにみに、観光地の見事な風景を醸し出している品種は「ネモフィラ・メンジェシー」。なかでも、青色の「ネモフィラ・インシグニスブルー(見事な青の意味)」が多いという。これは、他のネモフィラに比べ横に広がり花茎も大きめの2~3㎝ほどだからのようだ。

<2023年4月28日>美咲が丘三丁目

◇ 他の春の草花と一緒に植えている。全景からみてみよう。

◇ ここは、インパチェンス、ヒメツバキがあったお家。季節の花を家の前に植えられているので、いつも楽しめる。有り難い。

インパチェンスはこちら Link先 → 小次郎と夏の草花-インパチェンス(アフリカホウセンカ)-

ヒメツバキはこちら   Link先 → 小次郎と夏の草花-ヒメツバキ(姫椿)-

花に着目していこう

◇ 花茎は2~3㎝ほどで、ブルーに底白が入っている。 

ここで、ネモフィラの勉強をしておこう

【ネモフィラ】出展:Wikipedia、GARDEN PRESS、他

◇ ムラサキ科ネモフィラ属の植物の総称。耐寒性の一年草。和名はルリカラクサ(瑠璃唐草)

◇ 草丈10~20㎝、茎は匍匐性(ほくせい)で横に広がる。

◇ 原産地は北アメリカ西部。日本への渡来時期は大正時代の初めと言われる。

◇ 開花時期は3月~5月。花径は2㎝ほどで白に空色の深い覆輪があり中心部に黒い点が5つある。

【種類】

① インシグニスブルー  Insignis Blue=素晴らしい青

② インシグニスホワイト 希に色素を失ったもので希少。

③ スノーストーム    細かい斑点

④ マキュラータ 花びらの先にムラサキのスポット 花茎3㎝とやや大きい

⑤ ベニーブラック 花茎1㎝ 一番小さな品種 

⑥ プラチナスカイ 葉が斑入りのシルバーリーフ(銀色葉)が特徴

【由来】

◇「ネモフィラ」は、ギリシア語の「nemos(小さな森)」と「phileo(愛する)」を語源とした「Nemophila(ネモフィラ)」。 ネモフィラの原種が、森の周辺にある明るい日だまりに生えることにちなんでいる。

◇和名の「瑠璃唐草」は、花が瑠璃(るり)色で、葉が唐草模様に似ていることから

改めて見てみよう

 【なぜ人気に?】

◇ 公園ではネモフィラは完全な脇役で他の植物と組み合わせて植えていた。目玉は「春はポピー」、「秋はコスモス」だった。

◇ が、晴れた日は青い空が美しく、海も見える場所。で『丘も青に染めたい』というアイデアで2002年から栽培を始めた。

◇ それがSNSで紹介されるにつれ知名度が上がっていき「インスタ映え」とする光景を撮りSNSに投稿する人が増えていった。なかでもインスタグラム(Instagram)の影響が大きかったという。

◇ テレビの情報番組でも「GWの観光スポット」を各局が何度も放送した。

<ネモフィラ名所 ベスト3> ※出展 GooPass

【1位:国営ひたち海浜公園 茨城県ひたちなか市】

◇「みはらしの丘」の様子。

◇ 以前住んでいた利根町からは94km(約1時間30分)。大洗海岸も含め、よくドライブしていたものだが………。この頃は、初代の太郎クン、小太郎くんの頃。

【2位:まいしまシーサイドパーク 大阪市舞洲(まいしま)】

◇ まいしま(舞洲)は、大阪湾に面している人工島だ。

【3位:海の中道海浜公園 福岡市】

◇ 海の中道海浜公園は、全国で5番目に設置された国立公園 福岡市の市街地から博多湾を挟んで対岸の砂州・海の中道にあり、遊園地、キャンプ場などもある。

◇ 糸島の自宅からは約40km(50分弱)なので、一度いってみたいなあ!

お終い

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小次郎と春の草花-レンギョウ(連翹)ー

2024-04-24 10:24:58 | 春の草花

今回はレンギョウ(連翹)だ。広義にはモクセイ科レンギョウ属の総称。和名のレンギョウは、漢名の「連翹」を音読みしたもの。語源由来辞典によれば『「連」は枝に実が並んで付いていることを表し「𧄍」はキジが尾羽を広げて高く飛び立つさまを表した漢字、ここでは茎が高く直立していることを表している』だって。桜の開花がニュースとなっているが、黄色のレンギョウの花もきれいだよ。

<2024年3月29日> 自宅

◇ 鉢植えは、あまり大きくならないけど、可愛い! ボクとのコラボから見ていこう。それから、花に着目しよう

◇ この花の付き方が特徴なのかな? レンギョウの勉強をしておこう

【レンギョウ(連翹)】

 ◇ モクセイ科・レンギョウ属 (レンギョウ属の総称としても称される)

※ 別名、レンギョウウツギ、イタチハゼ(古名)とも呼ばれる。

◇ 原産地:中国、日本、バルカン半島。各々の場所で名前が異なる。

中国:シナレンギョウ/チョウセンレンギョウ

日本:ヤマトレンギョウ/ショウドシマレンギョウ(花数が少ない)

バルカン半島:セイヨウレンギョウ、と呼ばれる

 ◇ 開花期:3月中旬~4月中旬。

◇ 名前は、漢名の「連翹」を音読みしたもの。

◇ 「連」は枝に実が並んで付いていることを表し、「𧄍」はキジが尾羽を広げて高く飛び立つさまを表した字で、ここでは茎が高く直立ていることを表している。(出典:語源由来辞典)

ゆめ咲公園にもあったよ。今まで、気づかなかったけど………。

<2024年3月29日> ゆめ咲公園

 

◇端っこの方に、2株だけ? うーん、生垣でもないし………

◇後は通れる?

◇沢山開花している。

◇一本の枝が空高く伸びている。うむ、漢字の“連翹”の意味にピッタシだと思えるねえ。

以前を紹介

<2022年3月24日(ボクの誕生日)> 自宅庭

3月24日はボク(小次郎)の12才の誕生日だよ。丁度、鉢植えのレンギョウが開花しているので記念撮影をしたんだよ。

12才の誕生日はこちら Link先 → 小次郎の生活-12才の誕生日-

◇ うーん、枝は確かに直立しているね。ま、横向きもあるけど………。

◇ 花の特徴は、葉が出る前に黄色の花をつける。花冠は筒状で4つに深く裂けているんだって。

-------

<2021年3月13日>

◇ 見事に咲いているのを見かけた。ここは、南風小学校近くだ。

◇ 椿の赤とのコラボもいいねえ。左の碑は何だろう? ズームしてみる

◇ 見事だね。満開かな?

◇そう言えば、我が家には「数年前に挿し木した」のがあったけど………。

◇ おっ、咲き始めている。これ、2018年に地植えのとして挿し木したものだ。 3年目であまり大きくなってない。

◇ 鉢植えも1輪咲いていた。福岡の桜の開花宣言が今年は3月12日だったけど、我が家はレンギョウの開花宣言だ! ん? 南風小近くは満開に近かったぞ?

さらに以前をふり返ってみる。

<2018年3月19日~22日>

ふれあい通り(JR美咲が丘駅近く)

バス停の近く

マルショクのちかく

<2018年4月2日>

頂いたものを花瓶に活けてみた。

◇ 枝に並んで咲いているのが、レンギョウの特徴。

【レンギョウ(連翹)】

 ◇ モクセイ科・レンギョウ属 (レンギョウ属の総称としても称される)

※ 別名、レンギョウウツギ、イタチハゼ(古名)とも呼ばれる。

◇ 原産地:中国、日本、バルカン半島。各々の場所で名前が異なる。

中国:シナレンギョウ/チョウセンレンギョウ

日本:ヤマトレンギョウ/ショウドシマレンギョウ(花数が少ない)

バルカン半島:セイヨウレンギョウ、と呼ばれる

 ◇ 開花期:3月中旬~4月中旬。

◇ 名前は、漢名の「連翹」を音読みしたもの。

◇ 「連」は枝に実が並んで付いていることを表し、「𧄍」はキジが尾羽を広げて高く飛び立つさまを表した字で、ここでは茎が高く直立ていることを表している。(出典:語源由来辞典)

<2019年4月1日>

「地面」と「鉢」の両方で挿し木してみたものの1年後。

◇ 地植えも根付いて、花が咲いた。

◇ 鉢植えも根付いて、花が咲いた。 

◇ 挿し木した枝に、そのまま、花が咲いている。

◇ 黄色も鮮やかだね。

お終い。

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小次郎と春の草花-モッコウバラ(木香薔薇)ー

2024-04-21 10:36:01 | 春の草花

今回は、モッコウバラ(木香薔薇)だ。常緑つる性低木。枝にはトゲがないので扱いやすい。花は白か淡い黄色。各々一重と八重がある。名前の由来は「香りが良いバラの木」もしくは、「木香(インド原産のキク科の多年草)に似た香りがする」ことから。

<2024年4月18日>美咲が丘3丁目

◇散歩中にモッコウバラを見つけた。地面付近ではないので、小次郎は知らんぷり。全景から見てみよう

◇比較的太い木。しっかり剪定しているのだろう。

◇こんな花なんだ。モッコウバラの勉強をしておこう

【モッコウバラ(木香薔薇)】

◇ バラ科バラ属の常緑の低木。

強健で育てやすいが生育も旺盛で10m位まで成長する。

◇ 原産地:中国。江戸時代に黄色の八重咲きが渡来したのが最初といわれる。

◇ 開花時期:4~5月。直径2~3cm程度の小ぶりな花を、枝の先に5~10輪くらい房のようにたわわに咲かせる。

◇ 花色は、白か淡い黄色で、は一重と八重咲きがある。

 【香り】

“木香”の香りに似ているが、黄の八重咲きは微香で、白の一重咲きはやや香りが強い。一方、八重咲きは白と黄共に殆ど香りがしない。

 【名前の由来】

インド原産のキク科の木香という芳香性のある生薬にも使われる植物に香りが似ていることからつけられました。

 ※黄色のモッコウバラ(木香薔薇)は、皇室の秋篠宮眞子様のお印にもなっている、という。

以下は以前

<2021年4月3日>美咲が丘2丁目

◇ 美咲が丘のとあるお宅。近くに「田邉」さんちがある。ボクの「たなべ」は「田邊」なので、“へん(辺)”の字体が異なる。うむ、木香薔薇には関係がない。

◇ 花は3㎝程度で薫り高い花という。ん? ボクの鼻だと分かるけど………。そんなに香りはしないよ? 

◇ 花をよく見ると「八重咲き」。うむ、八重咲きは殆ど香りがしないらしい。ふーん、そうなんだ。

花は、蕾~満開のものまで混在して一堂に会している。全部楽しめてラッキーだね。各々に着目してみる。

◇蕾。

◇ 開花中かな?

◇ 満開! 確かに八重だね。

ボク(小次郎)は、どうなった! わかった、わかった!

◇ うむ、この写真だと小次郎と木香薔薇のコラボと言えるね。 

【おまけ:山吹と木香薔薇】

以前紹介のヤマブキ」の家と「モッコウバラ」の家はとても近い。モッコウバラを撮影した後に、ヤマブキを見かけた。そして、「これ、モッコウバラですか?」「いや、ヤマブキですよ」「エッ、あの山吹色の“ヤマブキ!”ですか?」となったのだ。うむ、無知を露呈してしまった次第

山吹はこちら Link先 → 小次郎と春の草花-ヤマブキ(山吹)-

比較してみる。

◇ 比較すると違いが分かるけど、別々だと間違わない? とも思う。ま、専門家に言わせると「全く違うでしょ!」といわれそう。

お終い。

 

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小次郎と春の草花-キンポウゲ(金鳳花)-

2024-04-17 22:31:54 | 春の草花

今回は、キンポウゲ(金鳳花)だ。キツネノボタン(狐の牡丹)も同じキンポウゲ属で、開花時期はほぼ同じだが、花の大きさや草丈で違いが分かる。学名のラナンキュラスは「小さなカエル」の意味があり本属に属する植物に多く見られる菊葉の葉の形状をカエルの足に見立てたことに由来する。和名の金鳳花は、花弁が光沢を持ち黄金色に輝くことから。因みに“鳳”は、中国の霊鳥「鳳凰(ほうおう)」で、黄金の花がそれ程美しいとの意味がある。

<2024年4月4日>美咲が丘3丁目

全景から眺めてみよう。

◇ ここは空き区画。春になって雑草が伸びてきている。キンポウゲはどこにある? 斜面の中腹だよ。

◇楕円の所にあるよ。ズームインしてみよう

◇こんな花なんだ。狐の牡丹にも似ているけど、花の大きさが違う。ちょっと勉強しておこう

【キンポウゲ(金鳳花)】※ Wikipedia、他

 ◇キンポウゲ科キンポウゲ属の植物の総称。あるいは、ハナキンポウゲやハイキンポウゲなどの特定の種を指すことも多い。多くは多年生の草本植物だが、一年草や二年草となる種もある。別名に「ウマノアシガタ」がある

◇草丈は30~60㎝で、葉にはギザギザした切れ込みが入っている。

◇原産地は、日本、朝鮮半島、中国、台湾

◇開花時期は、4月~6月。3㎝程の5枚花弁の花を咲かせる

◇花色は、 殆どが黄色または白(中心部は黄色が多い)で、オレンジ色や赤色の花の種もわずかに存在する。

◇有毒植物で、食べると口や消化器に炎症を起こす。

 【由来】

◇「金鳳花」は、花弁が光沢を持ち黄金色に輝くことから。因みに“鳳”は、中国の霊鳥「鳳凰(ほうおう)」で、黄金のはながそれ程美しいとの意味がある。

◇「ラナンキュラス」は、「小さなカエル」の意。本属の多くが(カエルがいる)湿地に自生していること、菊葉の葉をカエルの足に見立てたことに由来すると言われている。

◇「ウマノアシガタ(馬の脚形)」は、根もとから出る根生葉の形が「馬の足形」に見えることによるとされるが、実際は似ていないとも言われる。

改めて見てみよう

◇小次郎がクンクンしているところには、狐の牡丹もチラホラ咲いているけど、小さいのよく分かんない。

の牡丹はこちら Link先 → 小次郎と春の草花-キツネノボタン(狐の牡丹)-

お終い

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小次郎と春の草花4-キツネノボタン(狐の牡丹)-

2024-04-13 22:28:05 | 春の草花

今回は、キツネノボタン(狐の牡丹)だ。キンポウゲ科の多年草。由来は、有毒で葉が牡丹の葉に似ていることらしい。コンペイトウグサとも呼ばれる。空き地や田んぼのあぜ道に咲いている。小さい花だが黄色で群生していると比較的目立つ。ま、春の野原ではナノハナ(菜の花)の方が圧倒的に目立つが………。

<2024年4月4日>美咲丘3丁目

全景から見てみよう

◇「小次郎君! これ、有毒らしいよ! 食べないでね」 ちょっと不安になったが、食べる気配がない。「ボク、分かっているよ!」とでもいわんげだ! 因みに、小次郎は草や花を食べることは、結構ある。

◇ 小次郎がクンクンしているのはキツネノボタンではなさそう

◇ 可愛い花だね。でも、全草に刺激性の有毒成分を含むというから注意が必要だね。

以下は以前

<2017年4月9日>美咲丘2丁目

◇ここは、美咲が丘2丁目から荻浦神社の裏へ続く道端。小さな花が群生している。

ズームしていこう

◇ 実の形から「コンペイトウグサ(金平糖草)と呼ばれるらしいが、5月になると、雑草と共に刈り取られるので、実際の実は見たことがない。

さらにズーム。

◇ ん? 何かいるぞ! おっ、テントウムシ(天道虫)だ。毒はテントウムシには影響しないのかな?

◇テントウムシ君がどいてくれたので、花をしっかり観察してみた。ほー、こんな形なんだ! ちょっと勉強しておこう。

【キツネノボタン(狐の牡丹)】

◇ キンポウゲ科・キンポウゲ属の多年草。川や水田の近くで湿り気のある土地に生える。実の形から「コンペイトウグサ」と呼ばれることもある
◇ 原産地は、日本、中国、朝鮮半島。田のあぜ道や溝の縁などに生える。
◇ 高さは30~60㎝で、黄色の1~1.5㎝の5弁花を咲かせる。
◇ 有毒植物で、食べると口や消化器に炎症を起こす。茎葉の汁でかぶれる。
◇ 花期は、3月~7月。

◇ 名前の由来
毒があり、かつ深い切れ込みのある葉が、牡丹によく似ているところから「狐の牡丹」の名前が付けられた。「キツネ」には毒、あるいは嫌なものという意味があり、毒草にはしばしば「キツネ」の名がかぶせられるといわれる。

<2017年4月14日>

家のすぐ近くの空き地にもあった。ここは、ツクシがあったところだよ。

◇ どこにあるか、分かる? 印の付いているところだよ! 周りに沢山あるのは「スギナ」。そう、ツクシの後に伸びてくるヤツだよ。

◇ ズームするとわかるかな? ん? スギナの他にクローバもあるなあ。

<2017年4月15日>

宮地岳の麓の田んぼ道にも沢山咲いている。

◇後ろに広がるのは,田んぼ。レンゲが咲いている時もあるが、この年は、ない!

◇この時期(4月15日)は、花の中央が丸まってきているように見える。金平糖に似てきているようにも思えるし、結実に向かっているのかな? その付近は定かではない!

お終い

小次郎と春の草花4-キツネノボタン(狐の牡丹)-

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小次郎と冬の草花-フエフキスイセン(笛吹水仙)-

2024-04-09 14:17:39 | 冬の草花

今回は、フエフキスイセン(笛吹水仙)。ヒガンバナ科キルタンサス属の球根植物。「キルタンサス」は、その花形から和名は「フエフキスイセン(笛吹水仙)」と呼ばれる。種によって、耐寒性、普通、耐暑性、等、多種多様で性質が大きく異なるという。今回咲いているのを見かけたのは、1月末~2月初めなので冬の花としておく。

<2024年1月26日>美咲が丘

◇うーん、笛というよりはラッパに似ている気もするね。全景から見ていこう

◇このお家は、駐車場の一角に楕円形の花壇を設置して植えている。うむ、楕円形の花壇もいいねえ!

 

 

◇ うむ、ボク(小次郎)はいいよ。花を鑑賞しなよ。

◇ 俯き(うつむき)に咲いている。この佇まいが「笛吹水仙」の “水仙” の由来のようだ。まずは、笛吹水仙を勉強しておこう。

【フエフキスイセン(笛吹水仙)】※趣味の園芸、他

◇ヒガンバナ科キルタンサス属の球根植物。キルタンサスは、その花形から和名は「フエフキスイセン(笛吹水仙)」と呼ばれる。耐寒性、普通、耐暑性、等多種多少。

◇原産地は、南アフリカ、渡来時期は明治末頃で、日本ではマッケニー種が広く普及。

◇開花時期は、4月~5月。なお、冬咲き種(12月~2月)、初夏咲き種・夏咲き種(5月~8月)もあるという。

◇花色は、 赤、オレンジ、黄、ピンク、白。

【由来】

◇キルタンサスは、ギリシア語のキルトス(kyrtos=曲がった)とアントス(anthos=花)で,本属に多い花筒の曲がった花形に由来する。

◇笛吹水仙は、花の形が笛のようで花形が水仙に似ていることに因む。

“水仙”を思い出してみよう

水仙はこちら Link先 → 小次郎と冬の草花-スイセン(水仙)-

一部を抜粋して示そう。

水仙は、“雪中花”の別称を持ち、(新日本大歳時記には)「寒気の中に凛として咲き、しかも、可憐な花の風情は、日本人の心情に適う(かなう)ものがある」と書かれている。

【スイセン(水仙)】

◇ヒガンバナ科・スイセン属。ニホンズイセンやラッパスイセンなど色や形の異なる種が多くあるが、この属の総称をスイセンと呼ぶ。

◇原産地は地中海沿岸。日本へは平安末期に中国を経由して渡来。

◇名前は中国での呼称の「水仙」を音読みしたもの。水辺で咲く姿を「仙人」にたとえたと言われる。別名に雪中花(せっちゅうか)、雅客(がかく)がある。

◇ 花期は、12月中旬~翌4月下旬。  

 スイセンの学名の“Narcissus(ナルシサス)”はギリシャ神話の美青年ナルキッソスに由来。ナルシスト(うぬぼれや、自己陶酔型の人)はここから来る。

【ギリシャ神話】

ナルキッソスは、その美しさに多くの女性に言い寄られるが、高慢に女性達をあしらい傷つけてばかり。見るに堪えない高慢さに復讐の女神ネメシスは彼に呪いをかける。 それは? そう「自分自身に恋をしてしまう呪い!」

 そして、水面に写る自分自身に恋をしてしまう。水面の中の像は、ナルキッソスの想いに決して応えることはなく憔悴して死ぬ(水面の像にキスしようとして溺死の説も)。そして、その体は水辺でうつむきがちに咲くスイセンに変わった…。※画像はネットより。

 ※ スイセンがうつむきに咲くのは水面をのぞき込んでいるから、という。

うむ、話しがそれた。笛吹水仙に戻ろう。

<2024年2月7日>

<2024年2月13日>

花に気づいて20日あまり経つけど、まだ、しっかり咲いている。

【おまけ】

黄色や赤もあるという。ネットから引用してみてみよう。

お終い

 

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小次郎と春の草花 ートキワマンサク(常盤万作)ー

2024-04-04 22:21:44 | 春の草花

今回は、トキワマンサク(常盤万作)だ。花は細いリボンのような4枚の花弁だが、木全体が覆われると壮観だ。ん!マンサク(満作)との違いは? 調べると『花の色もありますが、その他には漢字表記からも分かる通り、冬になっても葉が枯れない常緑であるかどうか、それと、開花時期です』とある。トキワ(常盤)も「常盤=常緑の植物」を意味しているという。因みに、マンサクの漢字表記は「満作」「万作」のどちらでも良いようだ。

<2024年4月4日>美咲が丘4丁目(みず咲公園~はな咲公園への遊歩道)

◇ リボンのような花びらは、マンサクと似ているね。

◇ 確かに、リボンのような花びらだね。ちょっと、勉強をしておこう

ちょっと、勉強しておこう。

【トキワマンサク(常盤万作)】

◇ マンサク科トキワマンサク属   しなやかな枝に卵形の小さな葉がやさしく揺れる姿が人気。生け垣や庭木として植えられる。

◇ 原産地:日本、台湾、中国、ヒマラヤ。   ※ 日本では「静岡県」「三重県」「熊本県」にのみ自生する稀少な樹木。

◇ 開花期:4月~5月上旬 花の色は、赤、白、ピンク

【名前の由来】  

マンサク科の代表種であるマンサクが冬は葉が落ちる「落葉樹」に対し冬も葉を落とさない「常緑樹」なので「常盤(ときわ)」の名前がつけられたとされる。

以前も見てみよう

<2019年3月21日>美咲が丘3丁目

◇ このトキワマンサクは、毎年、プロに剪定を依頼しているという。ボクも、見上げてみた。確かに見事だ。お家の人に寄れば、数日前はもっと見事だったとのこと。

近寄ってみる。

◇ 花が密集している。すごい! 見上げてみよう。

◇ 空の青と花の赤のコラボもいい。

◇ 一枚目と同じ画像? いや、ボクを見てちょうだい。待ちくたびれて、お座りを止めて立ち上がっているだろう?

◇ 珍しい人が登場している。そう、パパだ。

◇ 近づいて、花を観察しよう。花はリボンのような花びらが4枚だそうだが、花が密集しているので、よく見ないと分からない。

因みに、マンサクの花は『黄色の花弁で縮れている』だった。

※ マンサクを思い出そう。

おー、そうだ 黄色(金色)で、漢字では「万作」とともに「金縷梅」と書いたのだった。トキワマンサクの花の色は赤、白、ピンク」なので、色が違うね。 因みに“常盤”の意味を調べてみた。 

【常盤(ときわ)】

◇ 永久不変な岩の事を指し、転じて永久不変なことを指す。 また、常磐(常葉、ときわ)とは冬でも緑色のまま不変である常緑樹のことを指す。 常磐木(ときわぎ)とも。

◇ 常磐(ときわ、じょうばん)は、常陸国(茨城県の大部分)と磐城国(福島県東部)にあたる地域

遊歩道にもトキワマンサクがるのでそちらも見ておく。

◇ 美咲が丘4丁目。生け垣、街路樹としても植えられている。

◇ 街路樹としては、点在している。

◇ 街路樹は、花の量がすくない。これ、剪定の問題かも。

【写真一覧】

◇トキワマンサク(常盤万作) 福岡県糸島市 2019年3月21日

◇ハナニラ(花韮)福岡県糸島市 2019年3月16日、2018年3月24日

◇トサミズキ(土佐水木) 福岡県糸島市 2018年3月18日

◇ムスカリ 福岡県糸島市 2019年3月16日、2018年3月30日

◇スノーフレーク(鈴蘭水仙) 福岡県糸島市 2019年3月16日

◇ハクモクレンとコブシの違い ◇コブシ(辛夷) 福岡県糸島市 2019年3月19日

小次郎と春の草花2 ートキワマンサク(常盤万作)ー

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