今回は、スズラン(鈴蘭)だ。パパは「春の北海道の花!」と思っていたそうだ。「うーん、ニュースで(毎年)5月頃『今年もJAL(日航は)北海道の春を象徴するスズランを福岡へ空輸』のニュースがあるじゃん! 北海道の花だろう!?」なんて独り言を言っている。
<2022年4月24日> 庭の鉢植え
◇ どこか分かんない? 矢印で示そう
◇ 分かったかな? 一本の茎に咲いている。
◇ 鉢植えで一本だけ咲いている。小次郎クン、スズランは毒だから食べちゃダメだよ! うん、ボク食べないよ!
※ スズランの毒については調べてみよう。
花を観察するために、ウッドデッキへ移動して撮影。
◇ 花姿は由来となった鈴みたいだね。それも、小さくてかわいい!
◇ 小次郎クンにも入って貰おう。うーん、キミの頭が目立つ! 花に着目しよう
◇ 下向きの花姿は確かに“鈴”。 ここで、鈴蘭の勉強をしておこう。
【スズラン(鈴蘭)】
◇ キジカクシ科スズラン属の多年草。春の訪れを知らせる代表的な花。「君影草(きみかげそう)」「谷間の姫百合(たにまのひめゆり)」の別名がある
◇ 原産地:ヨーロッパや東アジアなど。日本原産のスズランは本州中部以北に分布し「君影草」と呼ばれる。現在は「ドイツスズラン」が多く栽培され、大型の花と香が強いのが特徴。
◇ 開花時期は、4月~5月。花茎は10㎝ほどの葉より長く伸び、1本の花茎に10個ほどの白い釣り鐘状の花を下向きに咲かせる。
※ ネットより引用
◇ 由来は、小さく可憐な花姿が鈴のように見えることから、鈴蘭(スズラン)と呼ばれるようになった。
【日航と鈴蘭】
日航(JAL)は、毎年、北海道の鈴蘭を福岡へ空輸している。うむ、これをパパは「鈴蘭といえば北海道!」と思い込んだのだ。これも調べてみた。
◇ 北海道と福岡(太宰府)は日本の南北で交流を深める事業を行っている。
◇ 太宰府からは天満宮が「梅の親善使節」として北海道へ1月に「梅の鉢植え」を贈り、北海道は「返礼として」5月に「鈴蘭の鉢植え」を天満宮へ奉納する。
※ ネットより引用
◇ この事業は昭和32年から行われている。
【鈴蘭の毒】
◇ 鈴蘭には有毒物質が含まれている。特に根や花に多く含まれている。
◇ 症状は、おう吐や頭痛、めまい、血圧低下、心臓マヒなど。
◇ 草姿がオオアマドコロやギョウジャニンニクに似て誤って食べた事例がある。
◇ (毒は)花粉にも。食卓に飾ると花粉が食べ物にかかるので食卓には置かない。
◇(植物の葉を食べて)お腹の調整を行う動物などは要注意!
※ スズランの毒は強いが、口にしなければ中毒になることはない。
※ 小次郎クンが食べないか? 心配したけど、彼は庭にある『オオバ』や『ヨモギ』などは食べるが、スズランは食べない。「食べてはいけない」と分かっているようだ。
【北海道と鈴蘭】
◇ すずらんは北海道の初夏を代表する花。
◇「野生すずらん群生地」が平取町幌尻岳ふもとの芽生(めむ)にあり15㏊の広さを誇る。
◇ 一時絶滅の危惧に瀕したが、現在は自然の状態に回復している。
◇ 毎年5月下旬~6月中旬に一般公開されている。
※ 一度行ってみたいもの。
改めて、小次郎とのコラボを見ておく。
お終い