こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と春の草花-ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ(一つ葉田子))(2021年)-

2021-04-27 10:52:58 | 春の草花

今年も、ナンジャモンジャが満開となった。とてもキレイ。正式な名前は「ヒトツバタゴ(一つ葉田子)」で、対馬の自生は国の天然記念物に指定されているという。我が家のシンボルツリーだよね、小次郎くん! ん? シンボルツリーって? ボク、分かんない。

<2021年4月18日、20日>

-4月18日-

今年は、3月が記録的な暖かさだったので? 例年より10日ほど早い。全景からズームインして見ていく。

◇ 葉の上に白い花を咲かせ、あたかも「雪が積もっている夜に見える」と言われる。

◇ 花は、細長い4弁。

青空を見上げてみると………、これが、また、いい!

-4月20日ー

小次郎くんが出ていない。まずい! 「タイトルに偽りあり」となっちゃう。

◇ まずは、小次郎くんの登場だ。

◇ 小次郎とコラボはこれが限界。

次に庭から撮ってみよう。

◇ ここ、ボクの「マイ ドッグラン」だよ。

◇ 大きい方の「なんじゃもんじゃ」

◇ちっちゃい方の「なんじゃもんじゃ」 改めて、なんじゃもんじゃの勉強をしておく。

【なんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ:一つ葉田子)】

◇ モクセイ科・ヒトツバタゴ属の落葉高木
◇ (似ている)タゴ(トリネコ)の複葉に対して単葉なので(一つ葉の)タゴ。
◇ 由来には諸説。
  ・初夏に突然、多くの繊細な花を付けるその驚きと賞賛で付いた。
  ・その地方に珍しい、正体不明の立派な木を指す総称・呼称。
  ・「なんじゃもんじゃ」とは「何じょう物じゃ(なんというものか)」の意味。
  ・(明治神宮のものは)徳川光圀が、時の将軍に「あの木は何という木か」とたずねられ、返事に窮して「なんじゃもんじゃ!」と答えたとの逸話、等

◇ 原産地は日本。自生は「木曽川流域(愛知・岐阜)」と「対馬(長崎県)」の二カ所で、国の天然記念物に指定されている。

【以前の投稿】

◇ その1 Link先 → 小次郎となんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ)ー2018年-

◇ その2 Link先 → 小次郎となんじゃもんじゃ(ヒトツバタゴ)ー開花~散るまでー

お終い。

 

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小次郎と春の草花-ナニワイバラ(難波茨)ー 追悼編

2021-04-23 21:26:24 | 春の草花

今回は、ナニワイバラ(難波茨)だ。パパは『沙羅双樹の花にも似て“荘厳”な感じがする』といっている。ん? 追悼って? うん、パパのお兄さんが亡くなったんだって。因みに、ナニワイバラは以前(2019年5月)にも紹介しているよ。

2019年5月の紹介はこちら Link先 → 小次郎と春の草花3ーナニワイバラ(難波茨)-

まずはボク(小次郎)とのコラボからだ。

<2021年4月19日、20日 ー自宅->

道路側からみると、

◇ レッドロビンの生垣からフェンスに沿って咲いている。小次郎は「置いていかないでよ!」といった不安顔。大丈夫だよ、小次郎くん!?

ズームインしてみる。

◇ 雄しべが茶色になると散り始めるようだ。

---

パパのお兄さんの追悼

<2020年4月15日 ーパパのお兄さんが鬼籍に!ー>

(療養中の)神戸に住む兄が4月15日に亡くなった。コロナで緊急事態宣言中のため葬儀にも行けない。コロナの不安と兄さんの死去が重なり気分がおちこんでしまう。が、乗り越えていかねばならない。

4月17日に、生垣の隙間にナニワイバラが“一輪”咲いているのに気づいた! ん? 「にいさんが姿を変えて逢いに来た!?」と思った次第。そんなわけはないが………。その時の様子を示そう。

◇ 一輪だけ? 咲いている。他には?

◇ やっぱり一輪だけ! 兄さんだ? ん? 後ろに居るのは? なーんだ、小次郎じゃん。

※ これ2018年10月に友人より挿し木で頂いたものが根付いて今年(2020年)始めて一輪咲いた。

昔、父が亡くなった時も、葬儀の後、自宅の玄関に蛇がとぐろを巻いていたが、この時も(怖さよりも)「父さん!?」と声をかけたもの。「何かに宿って会いに来る」と思う事で悲しみが和らぐなら、それもアリだろう、とも、思う。

<2021年4月15日 ー1周忌->

今年はどうだろう? と、4月15日に様子をみた。オオッ、1輪と言わず沢山咲いている! つぼみに至っては数え切れない! うーん、どう解釈しようかなあ?

◇ やはり兄さんが(難波茨になって)逢いに来たと思うことにする。

◇ 「難波茨」は(涅槃に関連する)沙羅双樹に似ているし、沢山の花は(涅槃)での友達を連れてきたと考えよう。 

う~む、強引なこじつけだな。 

まずは、花の状況を見てみよう。

◇ 沢山咲いている。

◇ 昨年もこんな花だった………。ん? 当然だろう? なんて言わないように。

内側に回ってみる

◇ ツルがかなりのびてきている。

◇ よく見ると、つぼみが沢山ある。

◇ つぼみも………、涅槃のイメージ? 何でも兄さんに結びつけるんだね!?

難波茨と沙羅双樹を比較してみる。沙羅双樹はネットから引用。

◇ 確かに、似ている。ところで「沙羅双樹」って?

【沙羅双樹(サラソウジュ)】 

夏椿(ナツツバキ)とも言われる。仏教では釈迦が沙羅双樹の下で涅槃(ねはん)に入ったとされている。

日本では夏椿がこの沙羅双樹と誤認された。“沙羅双樹”は日本の風土では育たない。うむ、美しき誤解だが、それも良し!

で、家にナニワイバラを活けて兄さんを偲んでみた。

◇ カラフルな仏壇だね。うむ、小さい時に亡くなった長女(朗子=あきこ)の位牌もあるので………。朗子は生きていれば43才なんだが、亡くなった当時のままのイメージしかない。

◇仏壇と玄関に難波茨を飾った。ん? 仏壇に棘(とげ)のあるバラは供花に適さないんだぞ! うーん、そうなんだが…。トゲは取り除いたし、いいことにしよう!

 【供花に適さない花】

◇ 棘のある花:バラ、アザミ、など

◇ 毒のある花:ヒガンバナ、スズラン、スイセン

◇ ツルのある花:つるバラ、クレマチス

◇ 匂いが強すぎる花:ユリ、ウメ、

◇ すぐに枯れる花:サザンカ、ツバキ、など

  ※ 理由はこじつけのようなものが多いし、故人が好きだったりすれば良いのでは? とも思う。

◇ 玄関はグラスに活けてみたものを置いてみた。

あれから、一週間

<2021年4月22日>

◇ ボチボチ満開のようだ。

内側から見てみる。

お終い。

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小次郎とミヤコワスレ(都忘れ)

2021-04-19 10:40:23 | 春の草花

今回は、ミヤコワスレ(都忘れ)だ。名前は、鎌倉時代、承久の乱で敗れた順徳天皇が北条家によって佐渡島に流された際にこの花を見て『心を慰め、都恋しさを忘れた!』との伝承による。※2018年に取り上げている。

<2021年4月17日 ー北九州市若松区 高塔山にてー>

◇ 春の日差しのなかで、ウツラウツラするボクちゃん(小次郎) ズームしてみる。

◇ 一杯咲いている。つぼみのあるので、これからが見頃かな?

◇ ん? 赤い葉は? もみじに似ているけど? 都忘れを覆っているなあ!

◇ こんな花なんだ。

他の場所も見てみよう

◇ ここは、見学用の通路かな? 歩きやすいね。

◇ オッと、気づかずに通りすぎるところだった!

以降は2018年に取り上げた分。

--------

小次郎、「都忘れ」という花だぞ、かわいいねえ。 ん、都忘れだって? ボク(小次郎)は、ごはんを食べても忘れるから「ごはん忘れ」だな! うーむ、確かに食事の直後でもおやつを欲しがるしなあ! ん? ちょっと違うような………。

<2018年5月22日-自宅にて->

◇4月23日撮影 (咲き始め)

◇ 花を拡大してみた。

【ミヤコワスレ(都忘れ)】

◇ キク科・ミヤマヨメナ属 春に開花する数少ない野菊の一つ。 

  ※「ミヤコワスレ」は山野に自生するミヤマヨメナの園芸品種につけられた和名。

◇ 原産地:日本。園芸品種として栽培されたのは江戸時代からとされる。

◇ 開花期:4月~6月。

◇ 名前の由来:

鎌倉時代、承久の乱で敗れた順徳天皇が北条家によって佐渡島に流された際に、この花を見て心を慰め、都恋しさを忘れたとの伝承による。

◇ キミはふてくされているの? 大丈夫! キミもかわいい!

◇ 5月22日撮影。満開? 最初の花は萎んでいる。

◇ 上からのぞき込んでみた。

【写真一覧】

小次郎とミヤコワスレ(都忘れ)

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小次郎と春の草花-ユキヤナギ(雪柳)-

2021-04-12 17:32:08 | 春の草花

今回は、ユキヤナギ(雪柳)だ。前回のユキノシタを取り上げた。そう言えば似たような白い花が…、と連想したのが「ユキヤナギ(雪柳)」。ん? 全く違う? ま、「雪」が付くし、いいじゃん! 因みに、小次郎は“どうでも良い”の雰囲気。 

<2021年3月16日>

◇ ここは、美咲が丘。友達の(シェルティの)りんちゃんのお家だ。リンちゃんはお家の中かな? 花にズームしてみる。

◇ ボクが目立つね。

◇ 枝垂れる(しだれる)ようなのがいいねえ。 うーん、ボクが入らないけど、ま、いいや。

ふーん、こんな花なんだ。ちょっと勉強しておく。

【ユキヤナギ(雪柳)】

手を掛けなくても成長し、大きくなると1.5mほどの高さになる。地面の際から枝がいく本にも枝垂れて、細く、ぎざぎざのある葉をつける。

◇ ユキノシタ科ユキノシタ属の常緑多年草。

  別名として、イドグサ(井戸草)、コジソウ(虎耳草)。俳句では「鴨足草」と書いて「ゆきのした」と読ませることが多い。

◇ 原産地:中国原産の説もあるが、日本原産と考えられている。

・ Wikipediaには見事な写真が! このレベルの実物を見てみたい。

◇ 花期:3月~5月。

◇ 花は雪白の小さな花を枝全体につける。花弁は5枚。

【名前の由来】

枝のしなやかさや葉がヤナギに似て、多数の花が雪を思わせることから。

◇ ヤナギ(ネット画像)を見てみよう。確かに“枝垂れ方”はよく似ている。

確か、以前の写真も………。うむ、アーカイブを取り出してみよう。

<2019年5月2日>

◇見事!

◇ 5月なので、終わり頃見たい。少し散り始めている。

◇ これ、八重のユキヤナギだ! 

もう少し遡ってみる

<2016年3月30日>

ここは、(旧)志摩庁舎の傍の志摩中央公園。

◇ 小次郎くんも若いねえ。

◇ ここは一重の花だ。

【志摩庁舎】

◇(旧)志摩町の町役場があったところ。2010年に「志摩町」「二丈町」「前原市」が合併して糸島市なっており、今は使われていない。

◇ ここは、スペースが広く福岡マラソンの終点になっている。コース途中の二見ヶ浦の海岸線はランナーに人気がある。

二見ヶ浦はこちら Link先 → 小次郎の行楽-二見ヶ浦・夫婦岩-

◇ 志摩中央公園は、遊具も充実しており、見事なコブシ(辛夷)もある。

【おまけ】

コブシ(辛夷)もみておこう。

コブシ(辛夷)はこちら Link先 → 小次郎と春の草花2ーコブシ(辛夷)-

◇ コブシも見事だね。

お終い

 

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小次郎と春の草花-ユキノシタ(雪の下)ー

2021-04-06 09:56:08 | 春の草花

今回は、ユキノシタ(雪の下)だ。ヒマラヤユキノシタを取り上げたが………、ん? “ユキノシタ”ってなかったっけ? と、ふり返ってみた。あった! でも、花の形がずいぶん違うねえ!

<2018年6月4日>

◇ ここは、北九州市若松区の高塔山。矢印の先。こんな感じで咲いている。ユキノシタは、本州~九州の渓谷沿いの岩陰に分布し、人家でも庭の下草としてよく植えられる常緑の多年草だそうだ。ズームしてみよう

◇白い花だね。ん? ヒマラヤユキノシタは赤紫の集中花序だったし、見た目はずいぶん違うが遺伝子的に近いのかな?

◇ おーい、どこへ行くの小次郎くん?(パパ) ほら、こっちにもあるよ!(小次郎)

◇ おー、確かにあるね! 

◇ 今の時期(6月)は草木の緑の方が目立つね。かつて医者や薬がなかった時代には民間薬として重宝され食用としても利用されたため、どこの家の井戸周りにもあって、生活になじみの深い植物だったという。

ズームして、花をよく見てみよう。

◇5月~7月に白色の小さな花をつける。ヒマラヤユキノシタは2月~4月だから花の時期も違う。うーん「春の草花」ではなく初夏の花では? 確かに………、ま、いいじゃん!

◇下向きの花びら2枚が目立つ。

◇ 花をよく見ると、赤紫色の斑点がある。これが特徴という。ちょっと勉強しておこう。

【ユキノシタ(雪の下)】

◇ ユキノシタ科ユキノシタ属の常緑多年草。

  別名として、イドグサ(井戸草)、コジソウ(虎耳草)。俳句では「鴨足草」と書いて「ゆきのした」と読ませることが多い。

◇ 原産地は日本。

◇ 花期は5月~7月。

◇ 花は白色。花弁は5枚。上の3枚の小さな花弁に赤紫色の斑点が入るのが特徴。

 【名前の由来】

◇ 冬になって雪に埋もれてもその下で枯れずに育つから、

◇ 白い花を雪に見立ててその下に葉が見えるから、

◇ 垂れ下がった花弁を舌に見立てて「雪の舌」とする、

などと言われているが、定かではない。

 【薬効】

民間薬として知られ子供のひきつけや咳の激しい時に10枚ほどの葉を塩で揉み、汁をしぼって飲ませると効果があるという。また、葉をお浸しにすると食用になる。

お終い

 

 

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