今回は、ブラシノキだ。 ビンを洗う「ブラシ」に似ているかららしいが………。渡来時期(明治中期)に(今の)ビンブラシはあったのか? 調べると、実験で使う試験管の洗浄ブラシのことらしい。花は穂状花序。ブラシの毛に見えるのは雄しべの花糸で、花弁や萼は開花後にすぐ落ちる。花序の先から枝が伸びるという珍しい特徴を持つ。
<2023年5月14日> 美咲が丘4丁目
◇ 赤い花が目立つ。2023年は一段と立派に咲いている。 全景から見ていこう
◇ JR美咲が丘駅の方向。正面に可也山が見える
◇ 駅と逆方向。ここ、ビジョザクラ(美女桜)もあったところだよ。季節の花を植えているので、散歩中に楽しめるんだ。有り難いね。
ビジョザクラはこちら Link先 → 小次郎と春の草花-ビジョザクラ(美女桜)-
◇ 2023年は一段と立派。また、14日頃が満開かなあ? 花に着目していこう
◇ 確かに(ビン)ブラシににているね。ブラシのように見えるのは雄しべで、先端が金色に輝いているので「キンポウジュ(金宝樹)」の別名があるという。
◇ 先端は・・・、金色に見えなくもないね。
以下は以前のもの。
<2021年5月18日>
◇ ここは、ふれあい通り。まっすぐ下っていくとJR美咲が丘駅につづく。正面の向こうに見えるのは可也山だ。ちょっとケヤキの街路樹があるので分かり難いけど………。
ブラシノキにズームインしていく。
◇ 確かに、ブラシのように見えるね。
◇ 赤いのがとても目立つ。ところで、これは花なのか? とも思う。
赤い花にズームしていこう。
◇ 確かに、ビンを洗うブラシに似ている。並べて見てみよう。
◇ 確かによく似ている。ブラシのように見えるのは雄しべで、先端が金色に輝いているので「キンポウジュ(金宝樹)」の別名があるという。
◇ 先端の部分もビンを洗うブラシに似ている。名前は、ホント「言い得て妙」だね。ビンブラシだけを見てみる。
◇ 100円ショップにもあるね。
◇ ん? これは?
◇ 終わりかけの花だね。 ちょっと、勉強をしておく。
【ブラシノキ(ブラシの木)】
◇ フトモモ科・マキバブラシノキ属 常緑性花木。別名にキンポウジュ(金宝樹)、ハナマキ(花槙)がある。
※ ビンを洗うためのブラシそっくりの姿なので英語ではBottle Brush(ボトルブラッシュ)と呼ばれる。
◇ 原産地:オーストラリア、ニューカレドニア。明治時代中頃に渡来と言われる。
◇ 開花期:5月~6月。
◇ 花:赤色又は白色のブラシのような花が咲く。ブラシに見えるのは雄しべで「花糸」と呼ばれる。
花を(ネットのきれいな写真で)よく見てみよう。※ 出典:植物の生態散歩
◇花穂の長さは5~20cmほど。5個の花弁と5個の萼片は開花後すぐに落ちるので咲いている時には無くなっている。
◇雌しべは1本で雄しべより長い。雄しべの先の葯が、金粉がついたように輝くので「金宝樹」の別名がある。
◇花序の軸は花が終わったあとも成長を続け、再び葉をつける新しい枝となり、また翌年に花序がつく。
◇花後に付く果実は数年間枝に付いたまま落ちない。
以下は、以前に紹介したもの。このブラキノキは毎年5月中旬頃が見頃のようだ。
<2018年5月13日>
5月13日に散歩していると、赤い特異な花が咲いている。ん? 以前からあったかな? 因みに小次郎は気づくことなくドンドン歩いて行く。おーい、小次郎、ストップ。記念撮影をしよう。
◇ 小次郎は、どうでも良い、といった感じ。
◇ 下っていくと、美咲が丘駅
◇ わー、赤いブラシが沢山!
◇ これから咲くのもあるみたい。
お終い。
【写真一覧】小次郎とブラシノキ