こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と秋の草花 2 - ツワブキ(石蕗)ー

2024-12-27 23:32:52 | 秋の草花

今回は、ツワブキ(石蕗)だ。海岸近くの岩場などに生え、初冬に黄色い花を咲かせる。糸島は玄界灘(げんかいなだ)に面する志摩半島の海岸線の山肌に多く見られる。昔から民間薬や食用野草として知られ、若い葉柄が食べられるという。美咲が丘でもあちこちで見られるよ。

<2024年11月12日> 美咲が丘・遊歩道

◇遊歩道の生垣の間にポツンと咲いている。“日陰”に自生したのかな?

◇ ボクがぼやけている。歩いていたからかな?

◇ちょっと花びらを舐めてみた。

◇蕾もあるけど、花びらが散っているのもある。花は菊状だね。ちょっと勉強しておこう

【ツワブキ(石蕗)】Wikipedia、他

◇キク科ツワブキ属の常緑の多年草。海岸近くの岩場などに生え、初冬に黄色い花を咲かせる。昔から民間薬や食用野草として知られ、若い葉柄が食べられる。観賞用に庭園に植えられることもある。冬でも葉が緑のままで多年に渡ってよく生き残れるという。

◇葉は蕗(ふき)に似ていて、葉柄(ようへい)は食用になる。

原産地は、日本、朝鮮半島、中国、台湾。日本では、日陰でもよく育つので、古くから庭園の下草などに植えられている。

◇花期は10月中~12月初め。菊に似た5㎝ほどの黄色い花を咲かせる。

【名前の由来】

◇「ツワブキ」は、艶のある大きな蕗(ふき)に似た葉が特徴で、「ツヤのあるフキ(蕗)→ツヤブキ」が転じて「ツワブキ」になった。厚みのある葉っぱから「厚い葉のフキ→アツバブキ」になった。等の説がある。

◇「石蕗」は、海岸の岩や石などの間に多く自生していることに由来する。


※ 津和野(島根県)の語源は「ツワブキの生い茂る野」であると言われている。

以前をみてみる

<2021年11月11日> 若松・高塔山

ここは、みごたえがあるよ。ボク(小次郎)と一緒に観賞しよう。黄色いのは、全てツワブキだよ。

まずは、山肌。

◇ 花びらが欠けているのは初冬の強風のためかな?

◇ きれいな花だね。

次に、お家の裏手コンクリート斜面

◇ 苔と共に趣があるね。因みに、次郎兄ちゃん(3代目)が「足を滑らせて落ちた!」事故もあったそうな。ボクも気をつけよう。

最後は、お庭

◇ 赤い実とのコラボもいいね。※赤い実はセンリョウ(千両)だよ。

千両はこちら Link先 → 小次郎と赤い実の草木ーセンリョウ(千両)-

<2020年11月23日> JR美咲が丘駅前

◇造園が見事だね。プロに頼んだのかな? 黄色のツワブキがアクセントとしてピッタリと思う。

◇ボク(小次郎)とツワブキのコラボがバッチリ。 花に着目していいよ。

<2018年11月7日>  美咲が丘3丁目

◇ 「何か食べられるものはないか?」と探しているの? キミは「花より団子」なんだね。

◇ ここは、強風にさらされるので、花びらがちぎれているのが多い。 うん、頑張って生きていこうよね。

◇ ここは、美咲が丘3丁目の空き区画の竹藪沿い。ん? 空き区画とはいえ、無断侵入になるよ!。そうだ、イカン!

◇ キミっ、ちょっとは花を観賞してみたら!?

◇ ん? 呼んだ? 木の実は落ちてないし、ジャーキーでも欲しいなあ!

次は、(散歩の)田んぼコースの石蕗を見てみよう。クズ(葛)を紹介したとことでもあるよ! 覚えているかな?

クズ(葛)はこちら リンク先 → 小次郎と秋の七草-クズ(葛)-

◇ ここは宮地嶽の麓。ボクの好きな散歩コースなんだな。 小川をはさんだ向こうに咲いている。ここも竹林がある。

◇ ズームしてみた。

◇ 竹とのコラボが良い。また、野生という感じがする。

お終い

【写真一覧】

◇ツワブキ(石蕗) 福岡県糸島市 2018年11月7日撮影
◇ピンクのシュウメイギク(秋明菊) 福岡県糸島市 2018年10月19日と20日撮影
◇シュウメイギク(秋明菊) 福岡県糸島市 2018年10月20日撮影
◇こんなところに! センニチコウ 福岡県糸島市 2018年10月24日撮影
◇センニチコウ(千日紅)福岡県糸島市 2018年10月21日撮影、2017年10月23日撮影
◇セイタカアワダチソウ(背高泡立草)福岡県糸島市 2018年10月21日撮影
◇メキシカンブッシュセージ 福岡県糸島市 2018年11月2日撮影

小次郎と秋の草花 2 - ツワブキ(石蕗)ー

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小次郎と秋の草花- チョウマメ(蝶豆) バタフライピー -

2024-12-23 11:11:31 | 秋の草花

今回は、チョウマメ(蝶豆)だ。別名は「バタフライピー」。マメ科の一年草で、羽を広げた蝶に似た鮮やかな青い花を咲かせることから名づけられたと言われる。お茶にするとキレイな青色のお茶になり「ハーブティー」として人気があるという。また、味にクセがないので、他のハーブとのブレンドにも適しているという。

<2024年10月24日>南風コミュニティセンター

◇キレイな “青い” 花だね。因みに、花は一日でしぼむ「一日花」という。

全体からみていこう

 

◇蔓性なのでフェンスを使うのはいいアイデアだね。(花の少ない)時期には初夏から晩秋まで咲くチョウマメは、一石二鳥かもしれない。

花と豆をよく見てみよう

◇豆は食べられないんだって。チョウマメについて勉強しておこう

【チョウマメ(蝶豆)】※ Wikipedia、他

 ◇マメ科チョウマメ属の多年生の蔓性(巻き付け性)草本である。英語圏では「バタフライピー(Butterfly Pie)と呼ばれる。 花は食用花として利用でき、ハーブティーなどの飲み物で色の変化を楽しむことが出来る。

  

◇原産地は、インドや東南アジア等の熱帯アジア。渡来時期は江戸時代と言われる。

 ◇開花時期は6月~9月。暑さに強く気温が高い時期にドンドン成長し、初夏から晩秋までズーッと鮮やかな青色の花を咲かせる。

 ◇花は、マメ科に特徴的な「蝶形花(ちょうけいか)」。なお、多くのマメ科植物とは逆向きに、旗弁(きべん)(大きい花びら)を下にして開花するのが特徴。

 ※ 写真は、フジ(藤)の花の例。

フジはこちら リンク先 → 小次郎と春の草花 -フジ(藤) はな咲公園 -

 【食用】※画像はネットより

花は、アントシアニンを多く含んでおり、花を原料とするハーブティや食品で、青紫色の飲み物として知られている。

アントシアニンは、眼精疲労、美白、動脈硬化や高血圧予防等の効果があると言われる。また、レモン等のクエン酸を入れると紫色に変化する。

活用法は、

・ティバッグや花をカップに入れて熱湯を注ぐ。お好みで砂糖やレモンを加える。

・お茶パックにいれてご飯を炊くと、青いご飯が炊き上がる

・お菓子やゼリー、カクテル等にも使用出来る。 

※ チョウマメの花には、抗血栓・血症溶解作用の有る成分も含まれているので、「降圧剤」、「血液をサラサラにする薬」などを服用中、(子宮収縮作用があるので)妊娠中の方は、注意が必要という。

 【由来】

名前は、羽を広げた蝶に似た鮮やかな青い花を咲かせることから

 【南風コミュニティセンター】

チョウマメ(蝶豆)を見つけたのは、南風コミュニティセンター。コミセンでは『コミセン主催「ハーブと薬草のお勉強会」』を開催しているので、その企画にも活用しているという。うむ、採取してすぐ使えるし、いいアイデアだね。

改めて見てみよう

パパも写りたいそうな

【おまけ】

南風コミセンの草花で取り上げた草花を紹介しておく。

◇キキョウ(桔梗) → 小次郎と秋の七草 -キキョウ(桔梗)-

◇ブーゲンビリア  → 小次郎と夏の草花 -ブーゲンビリア -

お終い

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小次郎と秋の草花-ダイヤモンドリリー(ネリネ)-

2024-11-29 22:32:33 | 秋の草花

今回は、ダイヤモンドリリーだ。ヒガンバナ科ネリネ属。「ネリネ」としてしられるが、陽が当たると花弁がキラキラ輝くことから「ダイヤモンドリリー」とも呼ばる。開花時期は10月~12月。ネリネ(Nerine)は、ギリシャ神話で「ネーレイス」「ネレイス」と呼ばれる、美しい水の妖精の名前に由来する。彼岸花(リコリス)によく似ているが、こちらは切り花や鉢物として人気があるという。

<2024年11月29日>自宅

全体から見ていこう。

◇鉢植えが2つ。株は4つばかりあるのだが、2つ開花した。小次郎クンは、殆ど興味がないみたい。ま、香りはないのと、花の位置が高いのが要因かもしれない。

◇こっち、こっち! と、誘導して、やっと鉢に近づいてコラボの写真が撮れた。花にズームする。

◇左の鉢は11月5日頃から開花し始めた。昨年は11月27日頃からなので、今年は2週間ほど早い。今年の猛暑も関係があるのかな?

花を見てみよう

◇茎の先端に(数えると)14個の花があったが、花の数は決まってないようだ。

◇29日は、雨模様。今の時季の雨は「時雨(しぐれ)」というらしい。で、水滴があるのも、また、趣がある。

◇水滴が分かるかな? でも、離れて、花全体を見る方がいいかもしれない。

以前を見てみる

<2023年12月4日>自宅

◇頂いた球根を鉢植えにしてたら、11月に花茎が伸び始め、20日頃から開花を始め、一輪咲いた。嬉しい。

◇ ん? 上から見ているの?

◇ボク(小次郎)とのツーショットが絵になるね。

◇ ボク(小次郎)は、もういいから、ダイヤモンドリリーを観賞しなよ。

◇ ヒガンバナに似ていると言われるよ。

◇雄しべと雌しべは………。どれかな? ここで、ダイヤモンドリリーの勉強をしておこう。

【ダイヤモンドリリー(ネリネ属)】※Wikipedia、他

◇ヒガンバナ科ネリネ属の球根植物。ネリネは、ダイヤモンドリリーなどの多くの園芸種植を生み出した原種。

◇原産地は、南アフリカ。日本への渡来は大正時代と言われている。

◇開花時期は10月中旬~12月中旬。一つの球根から一つの花が咲く。我が家の場合、11月になって春菜の間から、花茎がニョキニョキとでてきて先端に一つのつぼみができた。蕾が開くと、中に複数の花が順次開いていった。花の個数は(実績で)8~13個。うむ、個体ごとに数は違うようだ。

<2023年11月27日>自宅・庭(ドッグラン)

◇11月27日は、まだ、開花の途中だね。

◇ 開花途中なので、ボク(小次郎)のようが目立つね!

<2023年12月1日> 3日後

<2023年12月22日> さらに20日後

最初のは11月27日に開花。その後1ヶ月程度咲いていた。他の株は、12月20頃に開花1月15日現在も観賞出来る状態が続いている。

【ダイヤモンドリリーとヒガンバナ】出展:趣味の園芸

「ネリネは、姿形がヒガンバナに似ていて、日本では人気がありませんでしたが、欧米では育種が盛んに行われた。花弁が宝石のようにキラキラと輝くことから「ダイヤモンドリリー」の名前で親しまれ、近年は日本でも切り花や鉢物として注目されるようになりました」とある。比較してみた。

◇確かに、似ているね。違いは「彼岸花は花と葉が同時には存在しない」ことかな? と、思う。

お終い

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小次郎と秋の草花 -キバナコスモス(黄花秋桜) 鉢植え -

2024-11-15 23:23:35 | 秋の草花

今回は、キバナコスモス(黄花秋桜)の鉢植えだ。鮮やかなオレンジの花が魅力の「キバナコスモス」を種から、鉢植えで育ててみた。2020年のこと。「7月に種植え」「8月に芽吹き」「9月に1輪が開花」。パパは、鉢植えもいいねえ! と一人で悦に入っている。で、ボク(小次郎)も付き合っている次第。

<2020年8月12日、9月30日>自宅

全景から見ていこう。因みに種植え直後の写真はない。

キバナコスモスの苗が芽吹いたので写真撮影だってさ!

【8月12日】芽吹き

◇芽吹きがよく分かんないねえ。ズームインしてみる

◇茎は、細いねえ。また、葉も細い。

◇ 黒いのは? うむ、「竹の炭」だよ。底にも入れているんだ。

◇ 葉だけをみると、キバナコスモスと思えないね。

◇ 炭(すみ)は、「鉢内の浄化」「根腐れ防止」「脱臭・殺菌」「ナメクジ防止」など色んな効果があるらしい。知人から「竹の炭」をいただいたので、取り合えず入れてみただけ。

【9月30日】一輪咲いた

◇ 小次郎クンは、秋の日差しのなか、ウツラウツラしているようだ。 おーい、小次郎クン!

◇ ん!、寝てた、ごめんね、パパ!(小次郎談) うーん、小次郎クンは、キバナコスモスには興味がないようだ。

花に着目しよう

◇ 根元をみると、茎は細いねえ。 上の花をよく見てみよう

◇ 花は黄色、またはオレンジで、一重と八重があるという。改めて、勉強しておこう

【キバナコスモス(黄花秋桜)】Wikipedia、他

◇ キク科・コスモス属の多年草。 コスモスの名を有するが、いわゆるコスモス(=オオハルシャギク)とは同属別種で互いを交配することは出来ない。現在では広く園芸品種のひとつとして栽培されているが、一部は逸出して野生化している。

◇ 原産地はメキシコで、標高1600m以下の地域に自生。18世紀末にスペイン・マドリードの植物園に送られ、ヨーロッパに渡来した。日本へのトライ時期は大正時代の初めと言われる。

◇ 開花時期は6月~11月と長い。


◇ 花は、直径3〜5cm程度の黄色またはオレンジ色。赤色もある。また一重咲き以外に八重咲きもある。

◇ コスモスの仲間で、且つ、黄色っぽい花が咲くので、この名前になった。

お終い

 

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小次郎と秋の草花 - キバナコスモス(黄花秋桜) -

2024-11-12 22:06:48 | 秋の草花

今回は、キバナコスモス(黄花秋桜)だ。パパは、コスモスの黄色のヤツだろう? なんて、短絡的な発想をしている。イヤだね。調べると、コスモスの名を有するが、いわゆるコスモス(=オオハルシャギク)とは同属別種で互いを交配することはできないという。(Wikipedia) 由来は、コスモスの仲間で、且つ、黄色っぽい花を咲かせるのでこの名前になったらしい。この花、6月~11月と長い間咲いている!

<2017年9月1日>美咲が丘2丁目

全景から見ていこう

◇ふれあい通りと歩道の間の街路樹の間に咲いている。近くの方が植えて世話をしているのだろう。

◇ コスモスに似ているね。コスモスも思い出してみよう。そして、キバナコスモスの勉強をしておこう

コスモスはこちら リンク先 → 小次郎とコスモス(秋桜)-平原歴史公園-

【キバナコスモス(黄花秋桜)】Wikipedia、他

◇ キク科・コスモス属の多年草。 コスモスの名を有するが、いわゆるコスモス(=オオハルシャギク)とは同属別種で互いを交配することは出来ない。現在では広く園芸品種のひとつとして栽培されているが、一部は逸出して野生化している。

◇ 原産地はメキシコで、標高1600m以下の地域に自生。18世紀末にスペイン・マドリードの植物園に送られ、ヨーロッパに渡来した。日本へのトライ時期は大正時代の初めと言われる。

◇ 開花時期は6月~11月と長い。


◇ 花は、直径3〜5cm程度の黄色またはオレンジ色。赤色もある。また一重咲き以外に八重咲きもある。

◇ コスモスの仲間で、且つ、黄色っぽい花が咲くので、この名前になった。

別な場所も紹介

<2018年10月17日>

ここは、ボクがお世話になっているゆじ動物病院とJR筑肥線の傍。とても見事に咲いているよ。

筑肥線沿い

 

◇前の道路は(旧)国道202号線。

ゆじ動物病院の駐車場傍

◇後ろに見える踏切はJR筑肥線。 もうちょい、ズームアウトしてみる

◇ ボクがお世話になってる動物病院。次郎兄ちゃんは病気でお世話になったけど。ボク(小次郎)は、今のところ、定期検診だけ。

◇ ここは、昨年はもっと沢山花が咲いていた。

<2017年9月25日>

◇ 両脇からせりだすように咲いている。

◇キバナコスモスのトンネルみたい。すごいね!

小次郎と秋の草花 - キバナコスモス(黄花秋桜) -

【写真一覧】

◇ キバナコスモス(黄花秋桜) 糸島市ゆじ動物病院 2018年10月17日撮影、2017年9月25日撮影
◇ デュランタ タカラヅカ 糸島市南風台 2018年9月2日~9月15日撮影
◇ アベリア 糸島市美咲が丘 2018年8月1日~9月17日撮影
◇ タマスダレ(玉簾)糸島市南風台 2018年9月15日撮影
◇ クズ(葛)糸島市 2018年9月11日撮影
◇ ツユクサ(露草)糸島市 2018年9月14日~24日撮影

 

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小次郎と秋の草花-ゲッカビジン(月下美人) 開花から萎むまで-

2024-11-08 23:08:00 | 秋の草花

今回は、月下美人の「開花から萎む」までを取り上げる。『開花期は6月~10月頃。花は、夜に咲き始め翌朝までの一晩でしぼむ』とのことなので、その付近を観察してみた結果を示す。まずは、開花時の小次郎とのコラボを確認しておく。

<開花直後の月下美人と小次郎>2024年10月25日20時10分

開花“直前”からの時系列

【2024年10月25日 18:10】 開花直前

2024年10月25日 20:10】 開花直後 ※20:00に開花(推定)

【2024年10月25日 20:40】 開花50分後

◇広がりが進んでいる

【2024年10月25日 21:20】 開花1時間20分後

◇まだ、広がっている。※(多分)満開

<花の構造>

 月下美人の花を構造を見てみよう

◇花の先端の。タコの足みたいなのが雌しべ

 ※コウモリが、ホバリングして授粉する?

◇花の中心部に(花粉ある)雄しべ

◇雄しべと雌しべを囲む「花弁」。その後ろに「花柄」と「萼片」があり、それらが相まって“妖艶な美しさ”を醸し出している。

【花柄(かへい)】

 茎や花軸から枝分かれして花に至るまでの柄の部分を指す

【萼片(萼片)】

 花の最も最外輪に位置する器官で,葉の変形したもの。

【2024年10月25日 22:40】 開花2時間40分後

◇少し萎んできた。

【2024年10月26日 00:00】 開花4時間後 

◇だいぶ萎んできた。

【2024年10月26日 01:25】 開花5時間30分後 

◇花柄と萼片も縮れてきた。

【2024年10月26日 02:40】 開花6時間40分後 

◇かなり萎んできた。下の葉に支えられている感じ。

【2024年10月26日 05:00】 開花9時間後 

◇(支えている)下の葉がなければ、完全に下向き。

2024年10月26日 07:00】 開花11時間後 

◇花の重みで、花茎がへたって曲がりを維持できなくなっている。

【2024年10月26日 08:00】 開花12時間後  ※ 花茎の根元から切ってワイングラスに活けてみた。

<鉢植え>

 一輪だけ咲いた、鉢と株を見ておこう。

◇「蕾は“葉状茎”の丈が1~2mに達すると形成される」とあるが、まだ1mに達してないのに1輪咲いた。ラッキー。

◇株は三つある。来年はもっと咲くことを期待しよう。

お終い

 

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小次郎と秋の草花-ゲッカビジン(月下美人) つぼみ(蕾)から開花まで-

2024-11-03 11:09:30 | 秋の草花

今回は、月下美人の「つぼみ(蕾)から開花」までを取り上げる。月下美人の花は、「①葉に花芽出来る」「②花芽は下向きに伸び先端の蕾が大きくなる」「③花芽(花茎)は上を向き蕾も大きくなる」「④水平を向くと開花」と言われている。うむ、ホントかな? 観察した結果を示そう。

まずは、小次郎とのコラボ。

◇花芽に気づいて7日後の様子。小次郎はこれなに? 食べられるのか?といって雰囲気。月下美人の花は食べられるとのことだが、蕾はどうなんだろう。ま、開花まで待った方が良いと思うよ、小次郎クン!

【2024年10月14日 14:00】葉から花芽。

◇花芽はいつ出来たのだろう? 数日前かな?

【2024年10月21日 11:00】花芽が曲がり始める。

【2024年10月22日 11:00】上向き始める。

◇おー、だいぶ上向いてきた。蕾も大きくなった気がする。

【2024年10月24日 20:40】蕾と花茎の大きさ。

◇大きさを測ってみた。蕾は長さ10㎝、太さ3.5㎝。花茎は、曲がっているので………。20~30㎝(推定)かな?

【2024年10月25日 7:45】上向きから横向きになる。 ※ 今夜開花を期待!

◇花茎は、水平(★)になっている。巻き付いている花柄(かへい)も広がる雰囲気

 ★ 水平なのは、受粉を仲介するコウモリがホバリングするのに丁度良いかららしい。

【2024年10月25日 13:10と16:20】変化があまり、ない!

◇13:10 昼間はあまり変化しないのかな?

◇16:10 13:10と殆ど変わらない。※ 開花前の準備中?

【2024年10月25日 18:10】今夜咲くか!?

◇「通常、夜8時頃から開花」らしいが、この状態ではどうなんだろう?

【2024年10月25日 20:10】咲いた!!

◇開花は一瞬? その瞬間は見ていない。

 ※ ヨルガオは、一瞬(1分)程度で開花する。

ヨルガオの開花はこちら リンク先 → 小次郎とヨルガオ(夜顔)-パッと開花するヨルガオ-

【2024年10月25日 20:40】ほぼ満開

◇ほぼ満開。小次郎とのコラボもしっかり!

◇真ん中~突き出ていてタコの足のようなのが雌しべで、それを取り囲むように黄色の花粉が付いているのが雄しべ。

 ※月下美人は、他家受粉(たかじゅふん)でないとダメらしい

改めて、月下美人の勉強をしておこう

【ゲッカビジン(月下美人)】Wikipedia、他

◇ サボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物。「ナイトクイーン」という別名があり、夜の間だけ咲く。

  ※ 写真は原産地から導入された原種。

◇ 原産地はメキシコの熱帯雨林地帯。日本へは大正時代末期に渡来したと言われる。

◇ 蕾は“葉状茎”の丈が1~2mに達すると形成される。蕾は初期は垂れ下がるが開花の数日前には上を向いて膨らみ、開花の夕方には水平になり芳香を漂わせはじめる。蕾の形成から10~14日で開花する。

◇ 開花期は6月~10月頃。花は、夜に咲き始め翌朝までの一晩でしぼむ。花は大輪の白色で強い芳香をもち、径12cm、長さ20~30cm、花糸、花柱ともに白色。 夜中の22時頃から開花し午前0時過ぎに満開、明け方の朝日が上がるとほぼ同時に萎む。

【由来】

透き通るように美しい花を女性に例えたことにある。昭和天皇が皇太子の頃、台湾を訪問した際に月下美人を目撃し、当時の台湾総督府の長官に名前を訪ねたところ「月下の美人です」と答えたことに由来している。

【俗説】

月下美人にはその美しさのためや珍奇植物として好奇の目にさらされていた時代が長かったせいか、いろいろな言い伝えや俗説が流布しているが意外に間違いが多い。

「同一株から分かれたため同じ日に咲く」「1年に1度しか咲かない」「満月の夜にしか咲かない」などはいずれも間違い。

お終い

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小次郎と秋の草花-ゲッカビジン(月下美人)-

2024-10-30 14:32:59 | 秋の草花

今回は、ゲッカビジン(月下美人)だ。春に頂いた(挿し木?)に “1輪だけ咲いた。とても嬉しい!!。月下美人は サボテン科クジャクサボテン属。花は、夜に咲き始め翌朝までの一晩でしぼむ。花は大輪の白色で強い芳香をもち、径12cm、長さ20~30cm、花糸、花柱ともに白色。 夜中の22時頃から開花し午前0時過ぎに満開、明け方の朝日が上がるとほぼ同時に萎む。「ナイトクイーン」という別名があり、夜の間だけ咲くという性質がある(Wikipedia、他)

<2024年10月25日>自宅

◇開花は10月25日20時頃。予想していた22時よりは早い。開花の様子から、20時より少し早めに開花し始めていたのかもしれない。

【18時10分】

◇18時10分でこの程度だったので、開花は(一般的な)午後10時頃と思っていた。

小次郎とのコラボから

◇小次郎クン、月下美人だよ、すごいねえ! ん? ボク、わかんない! 花を中心に撮影していいよ。

【20時10分】開花直後

【21時20分】開花1時間30分後

◇ 正面からだと、ボチボチ満開かな?  ここで、月下美人について勉強しておこう。

【ゲッカビジン(月下美人)】Wikipedia、他

◇ サボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物。「ナイトクイーン」という別名があり、夜の間だけ咲く。

  ※ 写真は原産地から導入された原種。

◇ 原産地はメキシコの熱帯雨林地帯。日本へは大正時代末期に渡来したと言われる。

◇ 蕾は“葉状茎”の丈が1~2mに達すると形成される。蕾は初期は垂れ下がるが開花の数日前には上を向いて膨らみ、開花の夕方には水平になり芳香を漂わせはじめる。蕾の形成から10~14日で開花する。

◇ 開花期は6月~10月頃。花は、夜に咲き始め翌朝までの一晩でしぼむ。花は大輪の白色で強い芳香をもち、径12cm、長さ20~30cm、花糸、花柱ともに白色。 夜中の22時頃から開花し午前0時過ぎに満開、明け方の朝日が上がるとほぼ同時に萎む。

【由来】

透き通るように美しい花を女性に例えたことにある。昭和天皇が皇太子の頃、台湾を訪問した際に月下美人を目撃し、当時の台湾総督府の長官に名前を訪ねたところ「月下の美人です」と答えたことに由来している。

【俗説】

月下美人にはその美しさのためや珍奇植物として好奇の目にさらされていた時代が長かったせいか、いろいろな言い伝えや俗説が流布しているが意外に間違いが多い。

「同一株から分かれたため同じ日に咲く」「1年に1度しか咲かない」「満月の夜にしか咲かない」などはいずれも間違い。

21:00 以降を見てみよう

【22時40分】開花2時間50分後

◇ 花びらが、心なしか、縮まっているように見える。うーむ、3時間近く経つしなあ。

【00時00分】開花後、約4時間

◇ 花はしっかりしているように見えるが、よく見ると、花の茎は弱って下がってきており、花は下の葉に支えられてい、かろうじて持っている状況だ。うむ「開花は4時間程度」の通りのように見える。

そういえば、同じサボテン属のサボテンの花も同様だった。 

サボテンはこちら リンク先 → 小次郎と夏の草花-サボテン(仙人掌)-

【7時00分】翌朝

◇ 翌朝には、花はぐたーっとしている。もう終わりのようだ。特に長さが20~3㎝の花の茎が力を失って支えられなくなっている。

 ※Wikipediaには「雌しべに他家受粉が起きなければ散ってしまう」とある。因みに、原産地で授粉するのはコウモリという。

お終い 

※「蕾から開花まで」「開花から萎むまで」は別途取り上げる(予定)

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小次郎と秋の草花-ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)-

2024-10-23 21:34:52 | 秋の草花

今回は、ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)。学名はストレチア。うーん、極楽って意味深げだよね。ニューギニア島に生息する風鳥(ふうちょう)の別名「極楽鳥」に花姿が似ていることに由来する。学名のストレチア(Strelitzia)は植物愛好家であったジョージ3世の王妃シャーロットの旧姓に由来するという。(Wikipedia)

<2024年10月5日> 美咲が丘

全景から見ていこう

◇お家から、ゆめ咲公園へ向かっていく途中に咲いている。

◇花を撮影していると、小次郎クンはドンドン進んでいく。

◇おーい、小次郎クン! 花を鑑賞しようよ。小次郎クンは、すぐ先の左の「ゆめ咲公園」がお目当てだ。因みに、まっすぐ下っていくとJR美咲が丘駅。

小次郎クンにバックしてもらって、花とコラボの撮影をおねがいした。

◇ このお家は、色んな植物を植えている。ここ「アルストメリア」「マンネングサ」、等をを取り上げたところだよ、覚えているかな? 

アルストメリアはこちら Link先 → 小次郎と夏の草花-アルストメリア-

マンネングサはこちら Link先 → 小次郎と春の草花-マンネングサ(万年草)-

◇特徴的な花だね。ちょっと勉強しておこう

【ゴクラクチョウカ(極楽鳥花】

◇ ゴクラクチョウカ科ゴクラクチョウカ属の単子葉植物。園芸ではストレチア。漢字では極楽鳥花と書く。葉が美しく観葉植物としても栽培される

◇ 原産地は、南アフリカ。日本へは明治の初期に渡来。因みに、米国・ロサンゼルスの市花となっている。

◇ 開花期:5月~10月。

◇ 花は、花茎の先端に2~3輪の花をつける。青い花とオレンジ色の苞が特徴的。花の構造はネットを参考

【由来】

◇ 学名の「ストレチア」は植物愛好家であったイギリス国王ジョージ3世の王妃シャーロットの旧姓に由来

◇ 「極楽鳥花」は、主にニューギニア島に生息する鳥の風鳥(フウチョウ。 別名は極楽鳥(ゴクラクチョウ) / オスの華やかな飾り羽が特徴)に花姿が似ていることに由来する。

※ネットより

【なぜ極楽鳥】

 16世紀に西洋人がはじめて見た風鳥は剥製で足をとってあったものだった。で、この鳥は「生涯枝に止まることなく風にのって飛んでいるという聖書の『天国の鳥』であると考えられた」ことに由来する。

以下は2022年。

<2022年11月4日> 

◇ まずは、ボク(小次郎)アップ。後のオレンジ色の花がゴクラクチョウカだよ。

◇ ボクのお家の方向

◇美咲が丘駅の方向。まっすぐ下っていくとJR美咲が丘駅。すぐ先の左はゆめ咲公園だ。

ゴクラクチョウカをしっかり見ていこう

10日後の様子。

開花時期は5月~10月だが、11月中旬でも咲いている。ま、環境や育て方によっては冬に咲くこともあるそうな。

<2022年11月14日>

お終い

 

 

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小次郎と秋の草花ーヒャクニチソウ(百日草)ー

2024-10-19 11:25:26 | 秋の草花

今回は、ヒャクニチソウ(百日草)。学名はジニア。キク科で、夏~秋までの百日という長い間咲き続けるという。昔ながらの「盆花(ぼんばな)、供花」としても知られる。花の寿命が長いことからウラシマソウ(浦島草)やチョウキュウソウ(長久草)の別名もある。因みに、今では、品種改良されて5月~11月と、百日どころではない長い期間花が咲き続ける花となっている。そう言えば「ニチニチソウ(日々草)」というのもあった。名前は似ているが、ニチニチソウはキョウチクトウ科で、初夏から秋にかけて次々に新しい花を咲かせる様子が由来になっている。

<2024年10月1日>美咲が丘三丁目

(似ている?)ニチニチソウ(日々草)はどんなだっけ?。

ニチニチソウはこちら リンク先 → 小次郎と秋の草花-ニチニチソウ(日々草)-

百日草を全景から見ていこう

◇入口の階段の下に設置したポストの周りに寄せ植えのように植えている。いいアイデアだね。郵便屋さんや新聞配達のひとにも好評だとおもうよ。

◇いい雰囲気だね。近寄って見よう

◇上から見ると花がよく見える。小次郎クンはわかんないかも知れないね。

◇ボク(小次郎)は、もういいから、花を鑑賞しなよ! そうだね。

◇白、赤、黄色、白と赤の複合色を鑑賞できるのもいいね。ここで、「ヒャクニチソウ(百日草)」と「盆花」について勉強をしておこう

【ヒャクニチソウ(百日草)】

◇ キク科ヒャクニチソウ(ジニア)属の一年草。

 ※ 花の寿命が長いことからウラシマソウ(浦島草)やチョウキュウソウ(長久草)の別名もある

◇ 原産地はメキシコ。日本へは江戸末期にアメリカから渡来したと言われる。

◇ 草丈は30~90cm。茎の先端には単独の頭状花序をつける。

 ※ 花をよく見ると、外側の舌状花弁の根元に雌しべが、中央に管状の花が見られる。

◇ 開花期は5月中旬~11月上旬。鮮やかな花弁の色は、白・ピンク・赤・オレンジ・黄色・褐色、等がある。気温が少しずつ下がってくる時期には、花弁の色が鮮やかに変化するのも特徴の一つ。

 ※ 百日草は、花弁が丈夫で色あせしにくいのも特徴。長く色あせない(若々しい)ことから「Youth-and-old-age(若さと老年)」とも呼ばれる。

【由来】

◇ 百日草:開花期間が長いことに由来する。

◇ ジニア:ドイツの植物学者の名前に由来する。

【盆花(ぼんばな)】

◇ 盆に供える花。「菊」「リンドウ」「キンセンカ」「ミソハギ」「キキョウ」「スターチス」「カーネーション」「グラジオラス」「ホオズキ」「センニチコウ」「鶏頭」など。なお、これ以外がダメというわけではない。

  ※ 田舎では旧盆用の供花として畑に百日草を植えていた農家が多かった記憶がある。

◇ 古くは盆の 10日前後に山からとってきた花のこと。その行事を盆花迎えという。盆の精霊が盆花を依代 (よりしろ) として,山から家々へ迎えられるとされる。

以下は、2020年。

<2020年11月10日>美咲が丘4丁目

◇ 花の形は、“菊”のイメージだよね。で、お家の方に、雛菊みたいに、“なんとか菊”というのですかね? と、聞くと。これ、百日草ですよ、との回答。うむ、笑われそうだね。

ズームアウトしてみる。

◇ ここは、美咲が丘のとあるお家の前。丹精を込めて育てておられて、毎年、きれいに咲いている。

花をよく見てみよう。

他の色もある。逆方向から眺めてみる

◇ 白色の前で撮影

◇ 白の百日草。ん? お友達でもいるのかな? 小次郎君!

◇ ん? 下方の白っぽいのは? うむ、ボク(小次郎)のシッポだよ。

◇ 白もいいねえ。

◇ オレンジ色も!

以前の写真は? あった、あった!

<2017年11月11日>(同じ場所)

◇ 3年前で、ボクもずいぶん若いんだけど………。区別出来るかな?

◇ 花に至っては、2017年でも2020年でも全く違いが分からない! ま、当然だわな!

お終い。

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