今回は、ツワブキ(石蕗)だ。海岸近くの岩場などに生え、初冬に黄色い花を咲かせる。糸島は玄界灘(げんかいなだ)に面する志摩半島の海岸線の山肌に多く見られる。昔から民間薬や食用野草として知られ、若い葉柄が食べられるという。美咲が丘でもあちこちで見られるよ。
<2024年11月12日> 美咲が丘・遊歩道
◇遊歩道の生垣の間にポツンと咲いている。“日陰”に自生したのかな?
◇ ボクがぼやけている。歩いていたからかな?
◇ちょっと花びらを舐めてみた。
◇蕾もあるけど、花びらが散っているのもある。花は菊状だね。ちょっと勉強しておこう
【ツワブキ(石蕗)】Wikipedia、他
◇キク科ツワブキ属の常緑の多年草。海岸近くの岩場などに生え、初冬に黄色い花を咲かせる。昔から民間薬や食用野草として知られ、若い葉柄が食べられる。観賞用に庭園に植えられることもある。冬でも葉が緑のままで多年に渡ってよく生き残れるという。
◇葉は蕗(ふき)に似ていて、葉柄(ようへい)は食用になる。
◇原産地は、日本、朝鮮半島、中国、台湾。日本では、日陰でもよく育つので、古くから庭園の下草などに植えられている。
◇花期は10月中~12月初め。菊に似た5㎝ほどの黄色い花を咲かせる。
【名前の由来】
◇「ツワブキ」は、艶のある大きな蕗(ふき)に似た葉が特徴で、「ツヤのあるフキ(蕗)→ツヤブキ」が転じて「ツワブキ」になった。厚みのある葉っぱから「厚い葉のフキ→アツバブキ」になった。等の説がある。
◇「石蕗」は、海岸の岩や石などの間に多く自生していることに由来する。
※ 津和野(島根県)の語源は「ツワブキの生い茂る野」であると言われている。
以前をみてみる
<2021年11月11日> 若松・高塔山
ここは、みごたえがあるよ。ボク(小次郎)と一緒に観賞しよう。黄色いのは、全てツワブキだよ。
まずは、山肌。
◇ 花びらが欠けているのは初冬の強風のためかな?
◇ きれいな花だね。
次に、お家の裏手コンクリート斜面
◇ 苔と共に趣があるね。因みに、次郎兄ちゃん(3代目)が「足を滑らせて落ちた!」事故もあったそうな。ボクも気をつけよう。
最後は、お庭
◇ 赤い実とのコラボもいいね。※赤い実はセンリョウ(千両)だよ。
千両はこちら Link先 → 小次郎と赤い実の草木ーセンリョウ(千両)-
<2020年11月23日> JR美咲が丘駅前
◇造園が見事だね。プロに頼んだのかな? 黄色のツワブキがアクセントとしてピッタリと思う。
◇ボク(小次郎)とツワブキのコラボがバッチリ。 花に着目していいよ。
<2018年11月7日> 美咲が丘3丁目
◇ 「何か食べられるものはないか?」と探しているの? キミは「花より団子」なんだね。
◇ ここは、強風にさらされるので、花びらがちぎれているのが多い。 うん、頑張って生きていこうよね。
◇ ここは、美咲が丘3丁目の空き区画の竹藪沿い。ん? 空き区画とはいえ、無断侵入になるよ!。そうだ、イカン!
◇ キミっ、ちょっとは花を観賞してみたら!?
◇ ん? 呼んだ? 木の実は落ちてないし、ジャーキーでも欲しいなあ!
次は、(散歩の)田んぼコースの石蕗を見てみよう。クズ(葛)を紹介したとことでもあるよ! 覚えているかな?
クズ(葛)はこちら リンク先 → 小次郎と秋の七草-クズ(葛)-
◇ ここは宮地嶽の麓。ボクの好きな散歩コースなんだな。 小川をはさんだ向こうに咲いている。ここも竹林がある。
◇ ズームしてみた。
◇ 竹とのコラボが良い。また、野生という感じがする。
お終い
【写真一覧】
◇ツワブキ(石蕗) 福岡県糸島市 2018年11月7日撮影
◇ピンクのシュウメイギク(秋明菊) 福岡県糸島市 2018年10月19日と20日撮影
◇シュウメイギク(秋明菊) 福岡県糸島市 2018年10月20日撮影
◇こんなところに! センニチコウ 福岡県糸島市 2018年10月24日撮影
◇センニチコウ(千日紅)福岡県糸島市 2018年10月21日撮影、2017年10月23日撮影
◇セイタカアワダチソウ(背高泡立草)福岡県糸島市 2018年10月21日撮影
◇メキシカンブッシュセージ 福岡県糸島市 2018年11月2日撮影
小次郎と秋の草花 2 - ツワブキ(石蕗)ー