こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎とユリ(百合)-タカサゴユリ(高砂百合)-

2024-08-31 16:22:56 | 小次郎とユリ(百合)

今回は、タカサゴユリ(高砂百合)だ。名前は、原産地の台湾の古称である“高砂国”に由来する。テッポウユリ(鉄砲百合)に似ていて「葉が細い」などの違いがあるが、区別が難しいらしい。またタカサゴユリとテッポウユリの自然交配種のシンテッポウユリなるものも有るという。ややこしいね。葉が細いことから日本では「ホソバテッポウユリ(細葉鉄砲百合)」と呼ばれることもあるという。テッポウユリとの区別では『赤い縞(しま)があるのがタカサゴユリの特徴』の方が分かり易い。なお、開花時期も違うようだ。経験則だが、我が家では『鉄砲百合は8月上旬、高砂百合は10月上旬に開花』している。

<2022年10月8日~18日> 自宅・庭

◇鉢に咲いている。これ、ヨルガオを植えていた鉢だ。

全景から見ていこう。

◇ プランタンに(植えたつもりのない)タカサゴユリが! 「種子を多くつけ風で運ばれて分布を拡げる」とのこと、どこから飛んで来たのだろう?

これ、テッポウユリじゃないの? うむ、そう思うよね。で、花をじっくり観察してみた。

◇ 赤い縞(しま)がある。これ「タカサゴユリ」の特徴だ。 

テッポウユリ(鉄砲百合)はこちら Link先 → 小次郎とユリ(百合)-テッポウユリ(鉄砲百合)-

◇ このプランタンは「ヨルガオ(夜顔)」の種を植えたのだけどね。

ヨルガオ(夜顔)はこちら Link先 → 小次郎と秋の草花-ヨルガオ(夜顔)-

【タカサゴユリ(高砂百合】

◇ ユリ科・ユリ属。

テッポウユリに似るが、茎が比較的太く、丈が 1.5m ほどになる。花はテッポウユリよりも大型で、葉は細く、花は白だが薄い紫色の縞が入る

◇ 原産地:台湾。因みに、テッポウユリは日本の南西諸島(沖縄)、および九州南部。

◇ 花と開花期:7月~9月。※テッポウユリは6月~8月。

【由来】

台湾を意味する古称である高砂国に由来。 台湾では「台湾百合」、「高砂百合」と呼ばれている。 なお、テッポウユリとの類似性から日本では「ホソバテッポウユリ」と呼ばれる場合もある

【鉄砲百合と高砂百合の違い】

・草丈、葉:タカサゴユリは「草丈が高く」「葉が細い」

・開花時期:テッポウユリは「夏(実績:8/3)」、タカサゴユリは「秋(実績:10/18)」

・花の色:共に白であるが「タカサゴユリには赤い縞」がある

◇ 蕾から「赤い縞」が入っている。タカサゴユリとの判断根拠。

・原産地:テッポウユリは「南西諸島(沖縄)」、タカサゴユリは「台湾」

改めて、タカサゴユリを観賞しよう。

お終い

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小次郎とユリ(百合)-テッポウユリ(鉄砲百合)(2024年)-

2024-08-26 22:56:24 | 小次郎とユリ(百合)

今回は、テッポウユリ(鉄砲百合)の2024年版だ。散歩中に見つけたのが2020年、家に種が飛んで来たのが初めて咲いたのが2021年8月。(百合は球根や鱗片で増やすと)思い込んでいたので、驚きだった。が、調べると、種ができないのはオニユリ(鬼百合)で、他は“種”が出来て風で遠くまで運ばれるようだ。

<2024年8月11日>自宅・庭

◇庭のあちこちに咲いている。以前の種から発芽したものもありそう。

全景から見ていこう。

◇右の塩ビパイプはセンサーライト。薄茶色の木は、サルスベリ(百日紅)で、これも植えたものでない。左側の方は、枇杷、柿、ハマボウと続く。

◇ビワの木の近くに3本生えている。ここも植えたわけではない! 一番高いのは1.6mある。

◇一番背が高いのは1.6mあり蕾も含めて5輪ある。因みに70㎝のは1輪、40㎝のは開花なしだ。

別な場所を見てみる。

◇ビワの傍、ハマボウの傍を通りすぎると、また咲いている。

◇鉄砲百合に近くには、ナニワイバラ(難波茨)の根元ががある。

ナニワイバラはこちら → リンク先 小次郎と春の草花-ナニワイバラ(難波茨)-追悼編

◇ ここでテッポウユリの勉強をしておこう

【テッポウユリ(鉄砲百合】

◇ ユリ科・ユリ属。ラッパに似た形の筒状の花を横向きに咲かせる。「高砂百合」に似るが葉が太めなどの違いがある。が、判別は難しい。

※ 「高砂百合」は「台湾百合」「細葉鉄砲百合」とも呼ばれる。“高砂”は、台湾の古い呼称である。

◇ 原産地:日本の南西諸島(沖縄)、および九州南部。

◇ 花と開花期:6月~8月。

 【由来】

ラッパ銃(短銃身で大口径の前装式散弾銃)に似た花を咲かせることから。だったら「テッポウユリ」より「ラッパユリ」の方が良いかも知れない。だって、ラッパスイセン(喇叭水仙)が有るよね? ま、追求は止めておこう。

※画像はネットより。

【鉄砲を冠する動植物】

◇ テッポウウオ(鉄砲魚)

  水鉄砲のように水を口から射出して虫を撃ち落として食べる

◇ テッポウウリ(鉄砲瓜)

  熟れた実をヘタから外すと種子が中身と共に鉄砲玉のように10mも射出する

百合の種】

 百合の増やし方には「球根の鱗片(りんぺん)」「珠芽(むかご=鬼百合)」「木子(きご)」「種まき」があるという。鬼百合や黄金オニユリは「鱗片」と「珠芽」から育ててけど、これは、種が飛んで来て勝手に育った。

◇種は、「薄っぺらい」ので、風で遠くへ運ばれそう。ハブランサスの種も薄っぺらかったね。

改めて、テッポウユリを見てみよう。

お終い

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小次郎とハマボウ(黄槿/浜朴) - 種まきから開花まで2年 -

2024-08-20 10:18:13 | 小次郎とハマボウ(黄槿/浜朴)

ハマボウを種子から育てて花が咲くまでを紹介する。『ハマボウは内湾海岸沿いに育つ“塩生植物”』だし、自宅で育つ? とも思ったが無事育ったよ。ボク(小次郎)、ズーッと見守ってきたよ。苗木はかわいいねえ! ん? ボクの方が可愛いって? 世辞でも嬉しいなあ!

<2014年7月11日(花)、9月27日(種)>泉川・ハマボウ群落

まずは、種を頂いた泉川ハマボウ群落を見ていこう。開花は7月~8月。実(種)は9月末~

◇群落のスタートポイント。「泉川自然博物園」「はまぼう夢の里」の看板がある。

◇泉川の川岸にぎっしり咲いている。

◇川沿いを花を鑑賞しながら歩いて行く。

イチオシの構図。※ 夕方のNHK福岡でも紹介していたよ。

花を見ておこう

改めて、ハマボウの勉強をしておこう。「花びらが螺旋状(らせんじょう)に重なり合う」のが特徴らしい。

【ハマボウ(浜朴or黄槿)】

◇ アオイ科フヨウ(ハイビスカス)属の落葉低木。海に近い所に生える。

  ※ ハイビスカスの仲間で花の形が似ている。

◇ 原産地:日本(関東以西)、韓国 

◇ 樹高は1 - 3mで、枝はよく分かれ、株の内側はうっそうと茂る。

◇ 開花期は7月~8月

◇ 花は黄色。花弁は螺旋状に重なりあい朝開いて夕方には萎む一日花。花は萎むとオレンジ色がかる。

◇ 果実は先が尖った卵形の蒴果で、10~11月頃、褐色に熟し裂開する。

【名前の由来】

ハマボウの語源は「浜辺に生えるホオノキ(朴の木)」の意にとられ、漢字も「浜朴」と書くが、(植物学者の)牧野富太郎は「ホウ」の意味を不明とし「フヨウ(芙蓉)」の転訛ではないかとしている。(出典:Wikipedia)

【泉川のハマボウ】※糸島市HPより

ハマボウは関東以西の本州、四国、九州と韓国の済州島に分布するアオイ科フヨウ属の落葉低木です。7月から8月ごろに直径5センチメートルから8センチメートルの淡い黄色の花をつけます。この植物は海流を利用して分布を広げることができ、河口付近や内湾岸に群落を形成します。

ハマボウはかつて、西南日本の海岸部に一般的にみられる植物でしたが、護岸工事や河川改修等によって、全国的に減少しています。福岡県においても多くの群落が消滅しており、『福岡県レッドデータブック2011』では、ハマボウが絶滅危惧2類、ハマボウ群落がカテゴリー3(破壊の危惧)に指定されています。

このような状況の中、泉川では、約1kmにわたる両岸に730株のハマボウが存在しています。ハマボウの株数が500株を超える群落は全国的に珍しく、本群落は北部九州最大の群落といえます。

◇ 地図を示しておく(Googleマップ)

<2014年9月27日>種が出来る頃

◇9月27日には、花は、ほぼ、終わり、実ができている。が、花も一輪咲いていた。

ーーーーー

それでは、種から開花までだ。

< マイナス1年目(種子採取) 2014年9月27日 >

◇採取した実から種を取り出し(ビニール袋に)保管して、翌年の春に蒔くことにした。「塩生植物」「泉川の水辺で、満水時には水に浸かる」ので、家で育てられる? と不安になる。

< 0年目 2015年 >

4月にプランタンや鉢に種を蒔く。水を切らさないようにたっぷりとあげた。

◇2015年6月15日 発芽しているのを見つけた。とても嬉しい! 

◇ ズームしてみた。一生懸命、土を押し上げて伸びてきたようだ。

◇2015年10月 もう秋。余り大きくならない。葉が全て落ちて、つまようじのサイズの枯れ枝みたいになり、ちょっと不安になる。

< 1年目 2016年 >

◇2016年5月 冬は枯れ枝みたいになっていたが、若葉が出てきた。おー、と嬉しくなる。

◇2016年7月 夏になって葉も増えてきたが枝が細い。 ボチボチ地植えが良いかも。

◇ 7月20日に地植えした。レッドロビン(生け垣)と沈丁花に挟まれ目立たない!

◇ズームしてみる。 地植えにすると、ドンドン伸びた。

◇ 一ヶ月後(8月28日)にはずいぶんと大きくなった。一番大きいのはボク(小次郎)背丈を超えそうな勢い。

◇ 初冬(11月30日)に、鉢植えと育ち具合を比較してみた。※鉢植えの葉は殆ど落葉している。

< 2年目 2017年 >

◇2017年7月6日 始めて花が咲いた。うむ、満2年で咲いたことになる。因みに、ハブランサスも2年、ネムノキは3年だった。

◇ズーム 一輪だけだけど感慨深いものがある。

◇ 別な角度。木の高さは1.5m程。生垣のレッドロビンの方が高い。

◇ 花を手前に。ん? ボクは引き立て役か? ま、いいか!

◇ 午後2時 一日花(朝咲いて、夕方しぼむ)なので、一番開いている時刻だ。

お終い

【写真一覧】

◇泉川(雷山川) 群落

◇1日花の生涯

◇種から花が咲くまで2年

◇ 庭のハマボウ 

 

 

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小次郎とハマボウ(黄槿/浜朴)-ハマボウ(2024年)-

2024-08-16 10:21:37 | 小次郎とハマボウ(黄槿/浜朴)

今回は、ハマボウ(黄槿)の2024年版だ。2014年の秋に種を植えて、翌年の4月に発芽してから9年経つ。『ハマボウは内湾海岸沿いに育つ“塩生植物”』だし、自宅で育つ? とも思ったが、挑戦した。心配とは裏腹にバッチシ育った。

【塩生植物】※Wikipedia

塩生植物(えんせいしょくぶつ)とは、高塩濃度に耐える種子植物を言う。海岸や塩湖の周辺に生育し、独特の群落を形成する。生育地は、もっぱら塩沼や波の穏やかな海岸の潮間帯、干潟、河口の汽水域などに生育し、日本での分布は海岸付近に限られる

<2024年7月11日>自宅

◇庭側はあまり咲いていない。ま、太陽が当たるのは道路側(東側)だしな。

全景からと咲き始めから見ていこう

<7月2日> 開花しているのに初めて気づいた。

◇どれがハマボウ? 複数の木々で分かんないよね。まずは、ハマボウの木を把握しよう。

◇黄色の花が分かるかな?ズームしていく

◇ ハマボウは「一日花」なので、満開になることはなく、次々と咲いていくのが特徴。

<7月6日> 複数咲き始め、庭側にも咲いていた。

◇小次郎クンの登場だが、ハマボウの花が、葉が邪魔になって分かんない。逆向きだと分かるよ。

◇ ん? 花が分かんない? 矢印で示そう。

◇分かったかな? 花にズーム

◇花弁が重なり合っているのが特徴だって! 改めてハマボウの勉強をしておこう

【ハマボウ(浜朴or黄槿)】

◇ アオイ科フヨウ(ハイビスカス)属の落葉低木。海に近い所に生える。

  ※ ハイビスカスの仲間で花の形が似ている。

◇ 原産地:日本(関東以西)、韓国 

◇ 樹高は1 - 3mで、枝はよく分かれ、株の内側はうっそうと茂る。

◇ 開花期は7月~8月

◇ 花は黄色。花弁は螺旋状に重なりあい朝開いて夕方には萎む一日花。花は萎むとオレンジ色がかる。

◇ 果実は先が尖った卵形の蒴果で、10~11月頃、褐色に熟し裂開する。

【名前の由来】

ハマボウの語源は「浜辺に生えるホオノキ(朴の木)」の意にとられ、漢字も「浜朴」と書くが、(植物学者の)牧野富太郎は「ホウ」の意味を不明とし「フヨウ(芙蓉)」の転訛ではないかとしている。(出典:Wikipedia)

【9年で、幹は10㎝に!】

9年間でどの程度大きくなった?

◇軒より上まで伸びている。3~4mの高さがありそうだね。幹は?

◇ここには6、7本有るけど………。一番太いのは?

◇一番太いのは10㎝の太さ。9年間でここまでデカくなるとは………。

◇道路側からも樹高がわかる。実は「枝はよく分かれ、株の内側はうっそうと茂る」とのこと、昨年は道路側に枝が伸びすぎたので、強剪定したので? 今年の花付はイマイチ。

<7月10、11日> 一番ピークのようだ

◇結構咲いている。一日花なので、萎んでいるの増えたが、ま、仕方がない。

お終い

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小次郎とユリ(百合) ー パープルカサブランカ -

2024-08-11 09:19:12 | 小次郎とユリ(百合)

今回は、パープルカサブランカだ。パープル(purple)は英語で“紫色”。カサブランカは“白”だし「紫の白ユリ」みたいで変だよね。調べると、パープルカサブランカは、『カサブランカのように華やかで大きな花を咲かせる品種で、かつ紫っぽい色をしているユリをそう呼んでいる』らしい。ネットには「正式名はロビナ」ともあるが………。ま、細かいことは言わないようにしよう。因みに、カサブランカより3週間くらい早く開花する。

<2018年6月24日>美咲が丘三丁目

◇6月24日頃が見頃。一方、カサブランカは7月10~17頃が見頃。

全景から見ていこう

◇一番上のつぼみは、まだ緑色だね。

◇ 結構背が高いなあ! カサブランカ(白色)の倍くらいの高さがある。郵便ポストの傍に、2種類のカサブランカをうまく配置している。また、咲く時期も考慮して植えているようで、いい考えだね。

◇低いところをよく見ると「緑色のつぼみ」が沢山ある。これ、実は(白の)カサブランカ。パープルは「茎で太い2本」のみ。(白の)カサブランカはこの後咲く。咲く時期は3週間ほど差がある。

◇(紫の)パープルカサブランカ:6月24日頃が満開 

◇(白の)カサブランカ:7月17日頃が満開

次の写真はカサブランカ(7/17)。パープルカサブランカは終わっている!

カサブランカはこちら → リンク先 小次郎とユリ(百合)ーカサブランカ-

◇見事だね。上の方につぼみもある。

◇ 花にズームイン。うーむ、パープル(紫)というより赤に近いかな? 改めて、カサブランカについて勉強をしておこう。

【カサブランカ】※ Wikipedia、他

◇ ユリ科・ユリ属。

※ ユリに似ている(と思う)ノカンゾウは「ワスレグサ属」。DNA分類で最近の属は再編の傾向という。

◇ 原産地:日本のヤマユリが原種。1970年代にオランダで改良され、「オリエンタル(東洋)・ハイブリッド」とも呼ばれ、世界的ブームとなる。

◇ 花と開花期:6月~8月。純白の大輪の花を咲かせ「ユリの女王」と評される。花の直径は20㎝にもなる。結婚式のブーケや贈り物として喜ばれる。

◇ 由来:オランダでは改良して固定させた植物に都市名を付けることが多い。それに習いモロッコ王国の都市名(カサブランカ)が付けられた。※ カサブランカ(Casa blanca)は、スペイン語で「casa」は家、「blanca」は白い、という意味。

【ヤマユリ(原種)】

◇ 日本特産のユリ。北陸地方を除く近畿地方以北の山地の林縁や草地に分布する。

※写真は、Wikipediaより

◇ 名前は、山中に生えることから。

◇ 花はユリ科の最大級。白色で、花弁の内に黄色の筋と紅色の斑点がある。

◇ 風貌が豪華で華麗であることから、『ユリの王様』と呼ばれる。※ カサブランカは『ユリの女王』と呼ばれる。

翌年のパープルカサブランカを見ていこう。

<2019年6月28日>美咲が丘三丁目 ※ 毎年同じ時期に咲くようだ!

◇昨年より育ちが悪いような気がする。カサブランカもイマイチ。なんでかな?

お終い

小次郎とユリ(百合) ー カサブランカ 他 -

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小次郎とユリ(百合) ー カサブランカ -

2024-08-06 15:49:34 | 小次郎とユリ(百合)

今回は、カサブランカだ。白い大きなユリで「ユリの女王」と言われる。原種は、日本のヤマユリ(山百合)で1970年代にオランダで改良され「オリエンタル(東洋)・ハイブリッド」とも呼ばれ、世界的ブームとなる。原種のヤマユリは日本特産のユリで、北陸地方以北の山地の林縁や草地に分布する。(Wikipedia、他)

<2018年7月10日~17日>美咲が丘三丁目

◇10日~17日が見頃だよ。

全景、日付け、順に見ていこう

【7月10日】

◇未だつぼみの方が多いね。

◇今にも開きそうなつぼみ

【7月11日】

◇ 確かに大きくて見事なユリだ。ん? 小次郎君、きみの顔もでかいって? 分かったよ、フン! 

◇大きくて立派なユリ。ここで、カサブランカの勉強をしておこう。

【カサブランカ】※ Wikipedia、他

◇ ユリ科・ユリ属。

※ ユリに似ている(と思う)ノカンゾウは「ワスレグサ属」。DNA分類で最近の属は再編の傾向という。

◇ 原産地:日本のヤマユリが原種。1970年代にオランダで改良され、「オリエンタル(東洋)・ハイブリッド」とも呼ばれ、世界的ブームとなる。

◇ 花と開花期:6月~8月。純白の大輪の花を咲かせ「ユリの女王」と評される。花の直径は20㎝にもなる。結婚式のブーケや贈り物として喜ばれる。

◇ 由来:オランダでは改良して固定させた植物に都市名を付けることが多い。それに習いモロッコ王国の都市名(カサブランカ)が付けられた。※ カサブランカ(Casa blanca)は、スペイン語で「casa」は家、「blanca」は白い、という意味。

【ヤマユリ(原種)】

◇ 日本特産のユリ。北陸地方を除く近畿地方以北の山地の林縁や草地に分布する。

※写真は、Wikipediaより

◇ 名前は、山中に生えることから。

◇ 花はユリ科の最大級。白色で、花弁の内に黄色の筋と紅色の斑点がある。

◇ 風貌が豪華で華麗であることから、『ユリの王様』と呼ばれる。※ カサブランカは『ユリの女王』と呼ばれる。

改めてカサブランカを見ていこう

【7月13日】

一番の見頃!

【7月17日】

◇茶色っぽくなったのもある。散り始めているんだね。

◇ボク(小次郎)、撮影が長くて疲れたよ! 

◇小次郎クンは眠いのかな?

お終い

 

【写真一覧:カサブランカ、ニッコウキスゲ、ノカンゾウ】

小次郎とユリ(百合) ー カサブランカ 他 -

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