今回は、カッコウアザミ。別名のアゲラタムとも呼ばれる。目立たないが、フワフワした青紫の花を咲かせる。葉がシソ科の「カッコウ」、花が「アザミ」に似ていることから。世界中に広く帰化している。園芸種が多数あり、現在は花つきが良く、花がより目立つように改良されたF1品種(一代雑種)の利用が殆どという。
<2023年10月19日>美咲が丘3丁目
◇こんな感じで、雑草の間に、こじんまりと咲いている。全景から見ていこう。
◇ここは、宮地岳が望めるところで、生垣はアベリアだよ。カッコウアザミは、どこか分かんないよね。
アベリアはこちら Link先 → 小次郎と夏の草花-アベリア-
◇ここまでで分かるかな? 小次郎クンがクンクンしてくれないと分かんないよね。花に着目していこう
◇花の色は「水色」「青紫色」がごっちゃにあるように見えるね。カッコウアザミについて勉強しておこう。
【カッコウアザミ(霍香薊)】
◇キク科カッコウアザミ属 半耐寒性常緑多年草だが、園芸上は春蒔きの一年草で、花が大きい「オオカッコウアザミ」が殆ど。別名アゲラタム。
◇原産地はメキシコ。明治初期に渡来し、本州(関東以西)、四国、九州、小笠原で帰化している。
◇開花時期は5月~11月。茎の頂部にアザミに似た頭状花を多数咲かせます。花色は、青紫色や紫色、ピンク色、白色など。
【由来】
◇カッコウアザミは、葉のかたちが薬草のカッコウ(シソ科)に似て、アザミのような花が咲くことから。
◇アゲラタムは、ギリシア語で「老いを知らない」「古びない」と言う意味で、花色が長期間色あせないところに由来する。
改めて見てみよう
◇ ん? 小次郎クンは、カッコウアザミをクンクンしているわけではなさそう。
よくよく見ると、
◇草を食べている。
◇ 食べるいるのは、青じその仲間の「大葉」? うーん、こんな所に生えている?
◇ この“葉”だけで、名前はわかんないよね。Googleレンズでも、色々出て………。
【白色のカッコウアザミ】
近くの方と花の談義をしていると、名前走らないけど、こっちに白いのもありますよ! とのこと。電柱の傍を紹介する。
◇白もキレイだね。
<2023年11月8日>
家に持ち帰り、グラスに活けてみた。
◇ テレビ台にグラスに活けてみた。
◇ 結構、かわいいねえ。
お終い。