やっぱり上高地は・・・
いい!雑誌やガイドブックなどには必ず取り上げられているだけあって、いいところだった。今回、nobuの誕生日にとkouichiが連れて行ってくれたが、この地はすでに晩秋で、紅葉も終わりに近かったにもかかわらず訪れる人は多かった。
その日の夜、清水屋ホテルの夕食で、あらかじめ誕生日のことをkouichiがホテルに知らせておいてくれたのか、ウエイトレスさんたちが小さなケーキを運んできて、私を囲んで「ハッピバースデー~~」と歌ってくれた。すると周りのテーブルの見ず知らずの人たちが「おめでとぅ!!」と拍手してくれ、ちょっぴり恥ずかしかったけどうれしかった。
次の日は朝5時に起きて、穂高連峰から登る日の出を見たくて河童橋へと向かった。旅の日の朝は早いのはいつものことだ。10月とはいえ、上高地は氷点下の寒さだった。
まだ薄暗い夜明け前、河童橋に着くと既に人がちらほらいる。この寒い中カメラを構えて、シャッターチャンスを待っている人たちだ。
6時を少し過ぎたあたりから少しずつあたりがしらみはじめ、山の頂上を照らし始める。20分も過ぎると完全に明るくなり、気がついたら橋の上は昼間と変わらない人出になっていた。
この日も大正池でボートに乗ったり、ランチを、また清水屋ホテルで食べたりしてゆっくり過ごし、帰路についた。