この日は、いよいよ天狗岳へ向かいます。ところが・・・!?
◇◇あしあと◇◇
■07年2月10日 [茅野駅]==[渋の湯]登山開始----黒百合平【黒百合ヒュッテ】泊
天狗岳へ
【5:30】 すでに目覚めていたko-ichiに起こされて起床。
昨晩雪が降ったようで、少し積もっていました。それに、まだ降っています。空模様はくもり。
「よく眠れた?」とko-ichiに聞くと
「もぅ、まいったよ!」
「隣に寝てた人がさぁ、くっついて来るんだよぉ。背中が温かいんだもん
(ーー;)
“奥さんはあっちですよ”ってよっぽど言ってやろうかと思った」
ぷっはー、それは・・・。良かった、寝る場所がko-ichiの方でなくて(・・;)
山小屋は個室もあるものの原則雑魚寝。こんなことがあるのも致し方ありません。いびきも気になるので、寝るときは耳栓、アイマスクは欠かせない。
【8:45】 お天気が悪かったのでしばらく小屋の中でのんびりしていましたが、降雪が少し治まってきたので、出発することにしました。
【9:00】 中山峠です。このあたりまでは、まだ、楽々。
この先、進むほどにラッセル状態。風も強かったので、目出し帽をかぶりました。
ここから急な登り。天狗岳はまだ先とのことなので、ここでアウト。これ以上はちょっと無理と判断しました。
ko-ichiの後ろがその登りなのですが、風で舞い上がる雪煙で真っ白けです・・・m(~_~)m
どうも今回は天狗に呼ばれていなかったみたいですね・・・・。 まぁ、また来るときもあるでしょう。
ところで、ko-ichiの足元にある、赤い目印。
前を歩いていた方がポイントごとに雪に挿していました。戻るとき、こういうのがあるととても心強いですね。
さぁ、ここからどうしようか・・・。時間はまだ、10時頃。
ko-ichiが「渋の湯の電話番号わかるかなぁ」と言います。朝から「ここから夏沢峠を越えて夏沢鉱泉へ行こうか」とか、考えていた様子。
そうかぁ、混雑している黒百合ヒュッテに戻って時間を過ごすよりも、このまま温泉に下って早めにのんびりしたいかも!
さすが、軟弱・ドンガメ山ノボラー(ko-ichi曰く、『賢いと言ってくれる!?』(T_T))
地図に記載された渋の湯の電話番号にかけてみると「空いてますよ」との返事。そうと分かれば、とっとと温泉に向けて下ります。