巣立ち1日目
ここ数日、シジュウカラのヒナのさえずりが
巣箱の外まで聞こえていたので、
もうそろそろ巣立ちが近いなと期待していました。
そんなある日、ko-ichiの「ヒナが巣箱から顔を出してるよ」
という声に誘われて見に行くと・・・。
これが、鳥たちを刺激しないようにと
庭に作った観察小屋。
ビニールに開けた穴から
巣箱が見えるようになっています。
でも、シジュウカラは
スズメほど用心深くは無いので
実際はこの中に入らなくても
大丈夫でした。
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親鳥がおいで~と誘っていますよ。
つられて顔を出すヒナ。
・・・とこの日の観察第一羽目の飛び立ち。感動の一瞬!
すぐに親鳥のところへ飛んで行き
しばらくは「ツツピーツツピー」(親鳥)、「ジージー」(ヒナ)と
鳴き声が響いていました。
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その間には、こんな珍客も・・・。
なんと、スズメが巣箱を覗いたり、
せっせとえさを運んだり!?していました。
シジュウカラには良くないと思い、
私たちが巣箱の下に立つと来なくなりましたが。
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ちょっと離れた木には「コゲラ」。
木の上でゆったり、のんびりしてる鳥です。
で、この日は巣箱周辺も静かになったので観察はひとまず終了。
巣立ち2日目
この日も朝からヒナが巣箱から顔を覗かせていました。
親鳥も頻繁に出入りしています。
また観察開始! ・・・出てきましたよ。
このヒナは出てきてから飛び立つまでに
前のヒナよりちょっと時間がかかりました。
それぞれ個性があるようです。
すぐに親鳥を追っかけるように飛んでいく様子を見ているその隙に
別のもう一羽が、あっという間に飛び立っていきました。
私たちが見た前後にも何羽も飛び立ったのでしょう。
静かになり、親鳥も来なくなったので
巣箱を木から降ろしてみることに。
小枝などをベースにして、その上に
布団の綿のようなのを敷き、フカフカにしています。
それに、親鳥は巣箱に入るときにエサを、
出るときにはヒナのフンをくわえていたので、
巣の中はとてもきれいです。
小指の先ほどの孵化しない卵が
1個だけ残っていました。
そして、鳥が巣を作ったら
次回からは様子が見られるように
ドアを取り付けました。
鳥たちも花をつけ始めた
槿(ムクゲ)に見送られて。
それにしても、シジュウカラの巣作りから
ヒナのたび立ちまで、
存分に楽しめました。
ありがとう!シジュウカラ。