たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

那須岳と秘湯の宿 その3-08年3月30日

2008年03月30日 | 温泉&ハイキング

お部屋からの朝の眺め。

はるか向こうの山並みがうっすらと見えています。

こういうところに来ると、夜早く眠りにつくせいか

いつも朝は大抵5時くらいに目が覚めます。

大丸温泉からの朝の景色

朝風呂に入り、朝食の後、旅館のロビーで

ゆっくりコーヒーを飲みながら

この日どうするかをふたりで考える。

朝の旅館のロビー

昨日と違ってお天気がいいし、

歩くのにちょうどいい道を旅館の方から教えていただき

トレッキングするべく旅館を出発。

しばらく歩いて展望台と言われる場所から振り返ると、那須の山並み。

左から<黒尾谷山><南月山><茶臼岳><朝日岳><鬼面山

茶臼岳が『トトロ』に見えてしまうのは私だけ?

那須岳

これがこの日歩く道の案内板。

遊歩道への案内板

軽いトレッキングコースとはいえ、

やっぱりこういう道を歩くのはいいな~。

すれ違う人はほとんどいませんでした。

遊歩道を歩くnobu

ko-ichiが何をしているかわかりますか?

『熊が出る』と掲示板にあったので、熊鈴代わりに

落ちていたコーヒーの空き缶を叩いています 

熊よけに空き缶を叩くko-ichi

大分ふもとまで下りてきました。

米粒のように小さく見えるのは「千体地蔵」と言って、お地蔵さん。

千体地蔵

那須の温泉神社にお参りし、この旅は終わりです。

那須温泉神社

那須岳、またね。

那須岳2

おしまい


那須岳と秘湯の宿 その2-大丸温泉旅館

2008年03月30日 | お宿

大丸温泉旅館玄関

那須の最奥地にある【大丸(おおまる)温泉旅館】。

日本秘湯を守る会」の会員であり

森の中の一軒宿とうたっている温泉旅館ですが

なかなかどうして、贅沢なときを過ごせる

いろいろな工夫があるようでした。

お部屋の玄関の灯り

床の間に飾られたお花と掛け軸。

床の間のお花と掛け軸

お部屋には暖かな炬燵とウェルカムスィーツ?の「みそきん」。

みそきんは味噌味の金つばのようですが、

ねっとりした感触で甘い物好きなnobuにはたまりません!

お部屋の炬燵みそきん

目を引いたのがお部屋の中にある足湯。

絶えず湯が出ているので、冷えることはありません。

湯に足をつけながら、正面の窓から

山の向こうの景色が見渡せます。

足湯

こちらは寝室。

日本式の布団がベッドのように敷かれています。

寝室

そして、これがこの日の夕食。

山海の恵みをいただきました。

特にしゃぶしゃぶでの「那須牛」は美味しかった。

大丸温泉旅館の夕食

これはko-ichiが選んだ焼酎の魔王。

「幻の」と言われてるそうで・・・(後になって知りました。  )。

とてもくせのある、アルコール度の強く感じるのみ口。

焼酎 魔王

食事は夜も朝もお食事処でいただくのですが

ここは床に暖房があるせいかとても暖かく過ごせます。

もしかしたら床にも温泉を引いているのでしょうか。

テーブルのグラス&キャンドル

朝ごはんもまた、野菜焼や焼き魚などがあり豪華です。

朝食

温泉はこのときは2つの露天に入れ、

そのうちのひとつは広くて大きなお風呂で混浴になっていました。

お湯の温度はチョイ熱め。

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ところで、山深いところにありながら、

これだけのサービスを維持できるのはすごいことです。

お部屋の足湯、お食事処の床暖房、お部屋のベッドなど、

設備を豪華にする一方で、食事は専用のお食事処でいただくので

一人の人がいくつものお部屋の食事を無理なく運べるし、

ベッドにすることによって布団を敷く係りの人がいなくて済むようにするなど

人員は最少でまかなえるよう工夫がなされていると思いました。

大丸温泉旅館の場所はここです。


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奥那須温泉 大丸温泉旅館
〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本269
TEL.0287-76-3050 FAX.0287-76-1484