お正月にわが家に届く中で目を引く年賀状があります。
京都にある老舗旅館 「晴鴨樓」から届くもの。
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2000年の暮れから2001年の新年にかけて
京都・奈良を旅行しました。
祇園、清水寺、金閣・銀閣寺、奈良の東大寺など
京都・奈良を旅行するひととおりの場所を歩いた観光旅行。
なかでも一番印象的だったのが
大晦日に行われた
大文字焼。
初めて見たその送り火はとても幻想的でした。
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「年末年始の京都・奈良旅行」は
元旦に泊まる京の老舗の宿を選び
それが冒頭に紹介した「晴鴨樓」です。
肝っ玉母さんを思わせるような
宿の女将さんが各部屋に年始のご挨拶に来られ
部屋には一歩も上がらず、ずっと入り口の板間に正座し
応対されたのが印象的で
さすが京都の老舗旅館と思いました。
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それに、たった一回泊まっただけのお客に
10年近く年始のご挨拶と暑中見舞いを欠かさないなんて
どんなにお金をかけた宣伝もかなわない。
もう一度京都を旅するときは
ぜひこの旅館に泊まりたいと思わせてくれます。
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厳しいこの時代
こうした本物のサービスを提供できるところが
生き残っていけるのかもしれません。
晴鴨樓 京都府京都市東山区問屋町通五条下る3丁目西橘町467 TEL:075-561-0771 |