神田川を自転車で下流に向けて走ると
落合付近で合流する川。
今回この【妙正寺川】に沿って
散歩してみます。
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せせらぎの里
向かう途中、ピンクの花に誘われて【せせらぎの里】に寄り道。
ここが神田川と合流している辰巳橋付近。
ここから上流へさかのぼって行きます。
妙正寺川は中野区の繁華街の裏通りに沿っていたり、
電車の線路と平行していたりして
川に沿う細い路地のようなその道は、
人々の息遣いが聞こえてきそうな生活道路。
妙正寺川公園・哲学堂公園
小一時間も走ると【妙正寺川公園】に着きます。
川を挟んでこの公園の対岸にあるのが【哲学堂公園】。
哲学者の井上圓了が精神修養のための場所とするために
創設したというちょっとユニークな公園。
といっても、一見木々や池、小高い丘があり
都内にある他の広々とした公園とあまり変わりません。
哲学堂の正門にあたる<哲理門>
ところで、井上圓了は
哲学だけでなく妖怪研究のパイオニアだったそうで
「お化け博士」「妖怪博士」と呼ばれたらしい。
この哲理門も別名「妖怪門」と言い、門の両側には仁王様ではなく、
右側に天狗、左側に幽霊の彫刻像があり、
これは物質界・精神界ともに不可思議が存在しているという
圓了の妖怪観に基づいているんだそうです。
そんなこととはつゆ知らず何となく通り過ぎてしまいました。
次また来る機会があればよく見てみようっと・・・
[日本珍スポット100景-『妖怪とあまりにも深すぎる園内「哲学堂公園」【東京】』]
というブログに面白く紹介されています。
お天気も良く暖かで、道の端に座ってギターを弾きながら
「ステンドバイミー」を歌う人、日向ぼっこをする人など思い々に
春の日を楽しんでいました。
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春の足音
帰りは新井薬師公園に寄って、ここでお昼休み。
桜の時期はここら当たり一帯はとても賑やかになりますが
まだ先のようです。
桜はまだでも確実に春の足音。
家の傍ではつくしやタンポポ、芝桜が顔を見せ始めました。
今回走ったルートです。
春になるとますます散歩日和が多くなって楽しみ ♪