たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

音楽と陶芸の宿「花の木」

2012年04月28日 | お宿

音楽と陶芸の宿「花の木」

私たちが2度目に佐渡を訪れた時に

紹介していただいた宿「花の木」。

今回もここへ泊ることにしました。

音楽と陶芸の宿「花の木」

古民家を移築して造られたそうで

しっとりとした趣のある宿です。

窓から眺める自然の風景も素敵で。

この花の木でコンサートも開かれるそう。


宿根木のまち

鼓童公演後、宿根木公会堂を後にし

宿根木(しゅくねぎ)のまちを歩きました。

宿根木

この地は、佐渡金山繁栄期に

廻船業の集落として発展したそう。

狭い路地がいくつもあって

子供の頃の探検気分になれます


宿へ帰る道すがら、何気ない道端にも

いろんなお花が咲いて。

ヒメオドリコソウ オドリコソウ

夕食のときに藤本夫妻が花の木を訪ねてくださり

ko-ichiの想い出話やこれからの事、未来の事

いろんな話に花が咲き。

吉利さんが

「還暦を過ぎ、太鼓という好きなことを

この齢までやっていられるんだから

何かひとつくらい我慢することがあってもいいだろう」

とお酒を辞めたとか。

そんなことを言えるなんて

どれだけ幸せなことなんだろう

とお話しを聞いて思ったり。

そうして佐渡の花の木での夕べは深まっていきました。


そんな寛ぎのお宿はこちらです。

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より大きな地図で表示

音楽と陶芸の宿 「花の木」

〒952-0612 新潟県佐渡市宿根木78-1
Tel 0259-86-2331 Fax 0259-86-2339


鼓童に会いに花の島へ-その1

2012年04月28日 | ko-ichiに捧ぐ

鼓童 佐渡特別公演

ko-ichiが旅立って

2月も後半のある日

ふと目に留まったこの案内。

佐渡へは鼓童を聴き

によく行ったっけなぁ~、

公演も一時は東京でもよく行った

なんてぼんやり思ってた。

そんなこと考えているうちに

急に佐渡へ行って

聴きたくなった、

思い出に浸りたくなってきて。


どらさんを誘う

かと言って、一人で行くのも寂しいし。

ブログに度々コメントを寄せてくださる

どらさんがくださったメールに

「落ち着かれたら旅に出ましょ」

と書かれていたのに期待してお誘いしてみたら

了解してくださった。


佐渡へ

上野駅から上越新幹線ときに乗って

新潟へ向かう。

上野駅ホーム

佐渡汽船の新潟港で初めての顔合わせ。

お互いすぐに分かりました


船を待つ間、そして両津港に向かって走る

ジェットフォイルに乗ってからも

ふたりでいろんな話をして。

そうしている間に、山に雪を頂いた

佐渡島が見えてきました。

ジェットフォイルの窓から佐渡島が見えてきた

両津港に到着。

ジェットフォイル、両津港に到着

車を借り、この日泊まる宿にいったん荷物を置き

早速宿根木に向かいます。


鼓童 佐渡特別公演

宿根木はかつて北前船の寄港地としても栄えた地

そんな場所に建つ宿根木公会堂は

芝居小屋としても栄えたそう。

宿根木公会堂

『佐渡乃國 鼓童』と染め上げられたのぼりが

観客を出迎えてくれました。

『佐渡乃國 鼓童』と染め上げられたのぼり

演奏が始まったらko-ichiと聞いた懐かしさが

込み上げてきて感極まりました。

それに楽しそうな顔をして

会場の上の方で一緒に聞いているような気がして。


数年前聴いたあの日あのままの鼓童の演奏。

身体全体に響く太鼓の音、優しく心に染み入る歌声。


終演後は鼓童の若き研修生たちが

お見送りに演奏してくれました。

鼓童研修生のお見送りの演奏 鼓童研修生のお見送りの演奏
鼓童研修生のお見送りの演奏

ko-ichiの従妹ということで親しくさせていただいている

鼓童の藤本容子さんと吉利さんも傍に来てくださって。

藤本吉利さん、どらさん、nobu、藤本容子さん

みんなこうしてko-ichiとのご縁で

つながっているんだなぁと実感しています。


つづきます。