以前から何度も訪れて来た
那智大社や那智の滝。
だけどいつも人の運転する車に
乗っかってきたので
今回は自分が運転する車で
行ってみたくなりました。
出かけしなに母に声をかけると
自分もそこで咲く
ある花を見たいと言うので一緒に。
今は随分上の方まで
車で行けるようになったので
楽になりました。
車で山を登るように急登を行った先に見えるのが
青岸渡寺の三重塔と那智の滝。
そこから少し歩くと那智大社。
母は先月も来ているし、と車で座って待つことに。
境内の石垣に行くと、母が見たいと言っていたお花が
日影で咲いていました。
紀伊上臈杜鵑
(キイジョウロウホトトギス)
です。
花の色から
黄上臈(キジョウロウ)とも
言うようですが
県のデータブックで
絶滅危惧(きぐ)2種に
指定されているようですし、
ここは紀の国、
地名の方がしっくりくるかな・・・。
那智の滝へと向かう石段の参道。
大きな杉木立に囲まれた道を行きます。
石段を下りて進むと壮大な滝が姿を現す。
こうした自然が造りだす
圧倒されるような景色は不思議です。
自然の大いなる造形に対する畏怖心が
そこに神が宿るという信仰心になっていくのでしょうか。
長い石段を上がりながらそんな事を考えました。
家に着いたら母が
「庭に杜鵑草(ホトトギス)が咲いとったよ」と。
そう言えばこの花も母は見たいって
言ってたね ♪