ひねくれ亭日常

散歩と徘徊が日常の独り言

関西人は笑点が嫌い??

2021-01-24 18:15:57 | 落語

以前一緒に仕事をしていたライターはコッテコテの関西人。

どんな場合も絶対に関西弁しか話さない。

その彼が言うには

「笑点の何処がおもろいねん。あんなもん大阪の人間は誰も見ぃひんよ」

そうなんだ、関西人は笑点を見ないんだ、へぇ~。

と感心したのだがその事を別のコッテコテに話すと

「そんな事あれへん!みんな笑点見てるでぇ」

どっちやねん!

しかし彼らの東京に対する対抗意識の強さにはあきれる。

何もそこまで敵意持たんでもと思う。

その反面関西弁を封印する人もいて例えば逸見政孝さん、勿論職業上仕方が無いのだが。

以前取材で会った人は

「たなかでぇす~」

「関西の御出身ですね」

「え、わかりますぅ~?」

いや額に関の字が浮き出てるから。

 

 


この陰毛が目に入らぬか!!露天風呂で

2021-01-24 12:28:47 | 温泉

各地を周るとやはり温泉には足が向く。

色々な所で入ったけど記憶に残る温泉の話をしようかな。

和歌山県を初めて訪れたのは20年程前の事。

それ以来空路や陸路で7回ほど入っている。

温泉はやはり白浜温泉で海に面した露天風呂が最高だった。

当時は本当についたて一枚で仕切られ脱衣の棚があるだけ。

殆ど丸見え、あれじゃあ女性は入れない。

こっちは野郎だからいいけどさ。

白浜温泉独特の白い湯がたっぷりと湯壺に満ちその向こうには太平洋が揺れている。

温泉成分が固まってつるつるの湯壺はまるで大理石だ。

白い湯に浸かり海を眺めながら手を泳がせる。

気持ちが良い…ああ気持ちが良い…気持ちが…ん??

かき回された白い湯の中に無数の何かが

大宇宙を彷徨う何か

これはきっと生命の起源…

あああああああ!!!!ああああ!!!ああああ!!

陰毛の叛乱じゃあ!!湯壺に溜まりに溜まってその存在を忘れられていた多くの人達の陰毛が今表に現れたのだあ!!

陰毛様の祟りじゃあああああああ。

これ程陰毛まみれになる温泉は滅多にないぞ!!!

シャワーもカランも無いんだよ、ここさあ…

シクシク

この陰毛露天風呂はその後リニュアルされて綺麗になっている…らしい。

 


セアカゴケグモのビール

2021-01-24 12:08:48 | グルメ

一時期雨後の筍の如く地ビール工場が出来た。

地域振興策も絡んで凄い増え方だったが”高い、不味い、少ない”のビンゴ状態が多かった。

あちこちで飲んだけど二度目は無いなと。

それでかなり淘汰されたと思う。

クラフトマンの情熱がまだ日本に足りない時代だったんだ。

今は違うねえ、地域振興ではなく自分が納得したビールを世に問う志が溢れている。

全てが上質では無かろうが美味しいビールが増えたのは事実だ。

初めてクラフトビールを飲んだのはもう33年程前の事。

当時夏の西オーストラリアの浜辺をふらつき写真を撮っていた。

よく行ったのがフリーマントルでそこのフードコートでタイカレーとトムヤムクンを食べるのが定番。

その後バーに寄ってビールを頼む。

当時は地ビールやクラフトビールなんて呼び名は無くただタップのビールとして飲んでいた。

4種類くらいあったかなあ。

レッドバックビアというのが名称でカップにもコースターにも背中の赤いクモの絵が描いてある。

後々考えるとこれはセアカゴケグモなんだよねえ。

日本中が大騒ぎなったあのクモがレッドバック!!

少し粉っぽい感じで美味かった。

レモンの輪切りがグラスに添えられていたなあ。

 


強すぎる水戸黄門!

2021-01-23 16:43:45 | 映画

水戸黄門漫遊記は忠臣蔵と並ぶ日本映画の金字塔。

派生系も含めると一体何本製作されたかも判らない程だ。

年代的には水戸黄門と言えば”カッカッカッ”の東野英治郎しかオンタイムで見た事が無い。

70歳以上となると月形龍之介が黄門様のイメージらしい。

月形黄門の映画を見た事があるがなかなか凄い。

先ず見た目が東野黄門とあまりに違うので偽黄門じゃないのかと感じてしまう。

そして何より強い、強すぎる。

そして速い、足が速すぎる。

なにこの黄門様は!

誰よりも速く走って現場へ駆けつけると杖一本で数十人の侍をばったばったとなぎ倒すではないか。

そして息も切らさずにまた走り出す。

何だ、この爺は?世界最強か?スーパーマンか?

助さんも格さんも副将軍の地位も要らんのじゃないか。

どんな所にもこのスーパー爺黄門が行けば全部腕力で解決するぞ。

沈黙の黄門 セガールが主演してもおかしくない。

全く不思議な黄門映画だなあ。


40歳でバイトやめられない…

2021-01-23 14:40:05 | 三流カメラマン

40歳を過ぎてもバイトをしている芸人か…

ずーっとバイトだけしか働く術の無い人なんて大勢いるけどなあ。

それ自体は何の問題もなかろうに。

働いて金を稼ぐ事にバイトも社員も関係ないから。

正社員幻想って何時から広がったんだろう。

芸人じゃないけどカメラマンや小説家ってのも因果な商売でね、それじゃあ食えないからバイトをしている人はいるんだ。

まあ、幾ら頑張っても才能勝負の分野だから諦めも肝心。

以前タクシーに乗った時の事。

運「お仕事帰りですか」

わし「そうです」

運「お仕事はどんな関係?」

わし「写真関係です」

運「えっ、カメラマン?」

わし「はい」

運「ああ、そうですか。私と同じですねえ」

わし「??」

運「いやあ、私こう見えても実はカメラマンなんですよお」

わし「そ、そうなんですか…」

わし(心の声)「カメラマンってお前タクシー運転しとるやないかい」

運「写真の仕事は面白いですよねえ」

わし「あ、ああそうですよねえ…」

わし(心の声)だからお前タクシー運転しとるやんけえ)

何だろう、この”本当の自分は実はこれ”っていう考え方は。現実逃避にしか思えないなあ。自身とは向き合った方が良いよ、そこから逃げたら救いが無いから。