桜を求めて

　　　　　　　　　４月１３日　

ぽかぽかの春と冷たい冬が交互に訪れて、なんとなく調子が出ない方も多いのではないでしょうか？

そんな気候の影響でしょうか。今年の桜は花が長持ちしているところも多いようです。

足柄平野の桜はすっかり散ってしまいましたが、まだ咲いている所はないかと週末に車を走らせてみました。



山北町を超えて御殿場市へ。


まずは桜祭りでにぎわう秩父宮公園。

　　　

公園前の桜並木は満開でした。駐車場待ちの車も渋滞していたので、心を残しながら平和公園へ。

　　　

この写真の正面に富士山が見えるはずですが、この日は裾野がチラッとのぞいただけでした。　

　　

ソメイヨシノは満開。しだれ桜はこれからというところです。

のんびり休憩し、小さな松ぼっくりを拾ったりした後、時の栖へむかいました。


　　　

こちらもソメイヨシノをはじめとする数種の桜が満開を迎えていました。

　　　

桜吹雪の下でおにぎりをほおばり、桜の春を満喫。


帰り道の途中にある炎の里に立ち寄ってみました。

こちらは焼き物体験ができる窯元ですが、残念ながら昨年桜の頃、ご主人が亡くなられたとのこと。

現在は奥様が引き続き体験教室を行われているそうです。

主に、会社や学校の団体を受け入れているということでした。

　　　

ご主人が亡くなられた後しばらく使われていない穴窯がさびしそう。

作品がたまったら、また窯に火を入れるつもりなので、その時は作品を入れてあげるよ・・と、嬉しいお誘い。

その時はご連絡を頂くお願いをしてきました。今から穴窯用の作品を作らなくちゃ。


　　　

富士の裾野には春の田園風景が広がっています。

もうあちこちでトラクターが入って、田んぼを掘り返す作業が始まっていました。

山の木々も、うっすらと新緑の気配。


　　　


冬の間眠っていた山の命が、ゆっくりと目を覚ましているような、そんなエネルギーを感じました。