工房八重の部屋

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アスニー山科講演「京の食文化」、文化人の萬重若主人、信念に感銘!

2012年02月14日 | Weblog
山科アスニー8日(水)の講演 は 『京の食文化』

講師は、京料理 萬重 若主人 NPO法人日本料理アカデミー地域食育委員会副委員長

田村 圭吾氏でした。

現代の食生活の問題点や、日本料理アカデミーの、児童のための食育教育の内容!

おばんざいの言葉は、昭和30年代に大村シゲさんが、京都で日常に

食べられているおかずのことを、「お番菜」と称して、広まったもので、

京都の地域によっては、おまわり(ご飯の周りのおかず)、

おぞよ(御雑与ー余り物でつくるおかず)とも言われていた。

京料理の定義とは、京都周辺での食材を使う料理で、なぜ世界で京料理が注目されて

いるのか?等々、7つの項目に分けての京都の食文化についての講演でした。

賞味期限と消費期限の違いや、伝統野菜と認定京野菜の意味など、

又、講演は京文化にもおよび、巾広い内容でした。

以前に、菊乃井の村田さんや、飄亭の高橋さんの講演を聞き、京料理の主人達の文化人と

しての教養に感銘を受けましたが、今回の講師の42歳の萬重若主人の講演も

わかり易く、現代の食生活の欧米化の問題を憂い、京都の食文化を誇りを持って伝え続

ける、自信と信念を感じさせられ、その姿勢に共感し、感銘を受けました。

京料理 萬重は西陣に本店がありますが、今回のレジメで京都駅地下街のポルタ店

があることがわかったので、気楽に京料理を味わいに出かけてみたいものです。


講師は、京料理 萬重 若主人 NPO法人日本料理アカデミー地域食育委員会副委員長
田村 圭吾氏でした。


日本の四季(季節)は二十四あります。 印刷したふきんをいただきました。