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米国提案のイスラエルとパレスチナとの中東和平案は画期的、皆様はどのように考えますか??

2020-02-01 00:00:00 | 報道/ニュース
「人の道 裏道行く道 花の道」という川柳があります。
人様や世間の常識に囚われて生きるだけでは成功しない、という戒めの言葉でもあります。

今、世界は中国・武漢発の新種のコロナウイルスによる新型肺炎の情報や対策で大騒ぎをしていますが、その裏では米国提案のイスラエルとパレスチナとの中東和平案が出され、別の側面で中東や世界を巻き込んだ大きな動きが見られます。

この動きは決して見過ごせません!!

1月29日12時41分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「中東和平案 米「負けを認めよ」とパレスチナに迫る」の題で「今、中東は」の特集項目にて、次のように伝えました。

『【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は28日発表した新中東和平案について、イスラエルとパレスチナ自治政府に「ウィンウィン(双方に有益)となる機会を提供する」と強調した。和平案は、従来の国際合意にとらわれず、実質的に新規まき直しの交渉を提唱するものだ。

 トランプ氏はホワイトハウスで和平案に関し「パレスチナ国家の樹立がイスラエルに対する安全保障上のリスクとなる問題を解消した、現実的な2国家共存策だ」と強調した。
 トランプ政権高官も記者団に対し、「パレスチナは当初は和平案に疑心を抱くだろうが、いずれ交渉入りに合意するだろう」と期待を表明した。

 トランプ氏の娘婿であるジャレド・クシュナー氏らが約3年間かけて作成した和平案は約80ページにわたり、2014年に和平協議が頓挫して以降の米政府の和平提案では最も詳細な内容であるのは間違いない。
 そして、国連安全保障理事会や国連総会、過去の中東和平合意を必ずしも踏襲せずに思い切った提案をしているのも特徴だ。

 特に、イスラエルとパレスチナ国家との境界線の線引きを大幅に変更したことは、2国家共存は「1967年の第3次中東戦争以前の境界線」を基準として進められるとした従来の国際合意から完全に逸脱するものだ。

 また、ガザ地区の南部に新たに一定規模の土地を提供し、開発を支援するとの提案には、不動産開発業者だったトランプ氏らしい発想が透けてみえる。
 和平案は、ヨルダン川西岸地区のユダヤ人入植地についてイスラエルの主権を認め、エルサレムをイスラエルの首都と位置付けるなど、イスラエルに有利な内容なのは疑いない。

 しかし、パレスチナは経済および治安維持をイスラエルに大きく依存しており、双方の力関係を考えれば、例えば従来の境界線を基準とした2国家共存を双方が「対等」な立場で実現させるのは、現実問題として不可能に近い。
 トランプ氏の和平案を突き詰めれば、パレスチナに「負け」を認め、「グッド・ルーザー(良き敗者)」としてイスラエルと共生していくことを勧めたものだといえる。』

一方、日本政府の反応も上々のようです。

同日17時06分に同メディアが「菅長官「和平の早期実現の具体的動きに期待」 米国の中東和平案」の題で次のように伝えました。

『菅義偉官房長官は29日の記者会見で、トランプ米大統領が発表したイスラエルとパレスチナの中東和平案について「米国の提案を契機として、イスラエルとパレスチナの直接交渉が再開され、公正で永続的、包括的な和平を早期に実現するための具体的な動きが進展することを期待したい」と述べた。

 また、菅氏は「中東和平における米国の役割は大きく、トランプ氏が強く関与していることを評価する」とも語った。』

各国のメディアが論評や掲示をなぜかためらっていますが、この米国提案の中東和平案の地図を皆様にご提示します。
中東和平案の詳細は、米国政府ホワイトハウスのHPからダウンロード可能です。

筆者としては、この中東和平案はかなり画期的な提案だ、と考えております。
パレスチナ側にはガザ地区への交通確保や港湾等の使用を認め、工業地帯や住宅地域すらも提示していますから。


米国提案のイスラエルとパレスチナとの中東和平案は画期的、皆様はどのように考えますか??





1月28日に発表された、米国提案のイスラエル側(上)、パレスチナ側(下)の中東和平案地図

出典:米国トランプ大統領のツイッター及び娘のイバンカ・トランプ氏ツイッター


追伸:

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