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先月発生した、埼玉県八潮市道路陥没事故。
陥没した穴に落下、行方不明となっている運転手の安否確認が遅れています。
2月11日21時29分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「運転席に不明男性か 埼玉の道路陥没 周辺を捜索する工事に「約3カ月を要する」」の題で次のように伝えました。
『(前略)
埼玉県八潮市の県道陥没事故で、県は11日、下水道管の中で見つかっていた白い金属製の物体について、転落したトラックの運転席部分だと断定し、不明となっている男性運転手(74)が中にいる可能性が高いと明らかにした。県や消防は捜索を進める。
県は同日、運転席部分が見つかった場所は陥没現場から約30メートル下流の下水道管内だと公表した。これまで100~200メートル下流としていた説明を訂正した。
県によると、運転席部分は5日午前、管の中を飛ばしたドローンの画像で確認。不明男性の勤務先の運送会社に問い合わせたところ、男性が使っていたトラックと特徴が一致したとしている。
県はドローンの画像で、トラックの部品とは異なるものを発見。消防や法医学者と協議し「運転席部分に人がいる可能性が高い」と判断した。
県は、運転席部分がある下水道管の上流と下流をつなぐバイパス工事をし、水の流れを止めた上で不明男性を捜索する方針。大野元裕知事は11日、工事完了まで「約3カ月を要する見込みだ」と報道陣に述べた。』
各種報道によれば、該当する下水管内の硫化水素の濃度が高く、それを低下させる事が早急に必要との事です。
硫化水素は本当に厄介な気体で、一番身近な発生源は火山、温泉、牛糞等やその肥料を生成する工程でしょうか。
工業的にも生成・利用される、かなり一般的な気体です。
そして有毒性ガスであり、かつ引火性を持ち、空気より重いので、窪地等に溜まりやすい事も特徴で、温泉等での死亡事故の原因にもなり得ます。
今回の事故で、改めて下水管を含めたインフラ管理や関連事故対策が重要で、かつ難しい課題を抱えている事が再確認されました!!
埼玉県八潮市道路陥没で難しいインフラ管理や関連事故対策
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埼玉県庁がHPで公開している、八潮市道路陥没箇所とその迂回路
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