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大地震等の震災でも事故でもその復旧や教訓を学ぶ事には時間が掛かるもの、桜の花の如く潔く進もう!!

2021-04-10 00:00:00 | 防衛
最近、筆者の住む東北の山形でも、桜や梅、リンゴ、スイセン等の花などが綺麗に咲いています。

本当に、春の色とは、このように美しいかと、越冬した身として感動しています!!

そのような中、4月8日の産経ニュースメールマガジンを拝読し、熊本地震で被災した熊本城の復興がまだまだ途上である事を知り、慌てて同紙webサイトを拝見、拝読して、ハッと気付いたものがあります。

産経フォトが3月27日23時44分に「石垣に埋もれた桜見ごろ 地震被災の熊本城」の題で次のように配信しました。

『2016年4月の熊本地震で被災した熊本城で、根元部分が崩落した石垣やがれきに埋もれたままとなっている桜が見ごろを迎えている。足を止めた観光客らは「すごい桜だ」と手にしたスマートフォンで写真を撮っていた。

 地震で損壊し、解体された元太鼓櫓の近くで見ることができる。市によると、櫓付近で復旧工事に着手するのは10年以上先の見込み。工事に伴って桜を伐採する可能性もあるという。

 約10年ぶりに熊本城を訪れた福岡県のパート女性(51)は「崩れた石垣が手付かずなのは知らなかった。復興の大変さが分かった」と話した。

 熊本城は中心部から復旧が進み、現在は天守閣前の広場までを一般公開中。4月26日からは天守閣の内部も見学可能になる予定だ。』

筆者も熊本地震後はまだ訪問しておりませんが、過去には熊本城を桜の季節に何度か訪れた事もあり、南方の桜は正に雪のように真っ白だ、と感じた事は忘れられない思い出です。
この石垣やがれきに埋もれたままでも綺麗に咲く桜を見倣いたいですね。

一日も早い熊本城の全面復旧と観光再開を、心から祈念申し上げます。

一方、現代社会の脅威は、大地震等の自然災害だけではありません。
人為的な故意、過失による重大事故も無くなる事は、4月2日に台湾で発生した重大な列車事故のように、今の我々人類には残念ながらこれらを克服する事が出来ていません。

同日11時59分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「工事責任者、虚偽説明か 台湾列車事故、トラック転落で」の題で次のように伝えました。

『台湾の特急列車脱線事故で、崖から線路に転落して特急と衝突した工事用トラックについて、転落原因は当初伝えられたパーキングブレーキのかけ損ないではなく、工事責任者が運転を誤って茂みに突っ込み、重機で引きずり出そうとしたが失敗して落ちた可能性が浮上した。工事責任者の説明が虚偽だった疑いがある。8日付の台湾各紙が伝えた。

 この責任者は事故後、捜査当局の請求により勾留された。当初、停車させたトラックが転落したと説明。ブレーキの故障の可能性も指摘されていた。複数の台湾メディアは、供述に多くの疑わしい点が含まれていると指摘。事故原因を調査している運輸安全調査委員会は検察に関連資料を送付、検察が裏付け捜査を進めている。(共同)』

実に重大な過失が工事責任者にあり、それを適切に対処出来なかった事が、あの50人もの死者を出す悲惨な列車事故を発生させる事になったのです!!
過去にも日本を含め発生した多くの重大事故でも言われていますが、実に不誠実な、悪辣な不正隠しとデタラメな対処行動が、重大事故を発生させたのです!!


人間とは不完全な生き物、人間社会も同じく不完全です。
だからこそ、少しでも向上させようとの努力は日々、欠かせません!!


大地震等の震災でも事故でもその復旧や教訓を学ぶ事には時間が掛かるもの、桜の花の如く潔く進もう!!



4月8日、4月2日の台湾での列車事故を悼む蔡英文総統のメッセージ
出典:蔡英文総統自身のツイッター



4月3日、4月2日の列車事故で負傷した方(手前)を見舞う蔡英文総統(中央)
出典:蔡英文総統自身のツイッター


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