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群衆雪崩にあなたも警戒!!コロナ禍の規制緩和による行楽や年末年始を控えて気を付けて!!

2022-11-01 00:00:00 | 防衛
早いもので、今年も、もう11月ですね。

貴方も貴女も、いろいろ秋の行楽シーズンとか、クリスマス、年末年始はどうしようか、と考え悩む方もおられるでしょう。

物価高や原油高、戦乱等の世の中でコロナ禍の移動既成緩和で、せめて行楽や旅行等で人が動くのは当然でしょう。

しかし、思わぬ事故には気を付けて下さい。
既に多くの報道がなされていますが、10月29日夜、韓国ソウルの繁華街で発生した、群衆雪崩による事故は多数の死傷者が発生する大惨事になりました。


10月30日18時54分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「日本人女性2人含む154人死亡 ソウルの雑踏事故、ハロウィンで若者密集」の題で次のように伝えました。

『【ソウル=桜井紀雄】韓国・ソウルの繁華街、梨泰院(イテウォン)の路地で29日夜、31日のハロウィンを前に、押し寄せた大勢の人が折り重なるように転倒する事故が起きた。警察や消防は30日、外国人26人を含む154人が死亡し、133人が負傷したと発表した。日本政府関係者によると、10代と20代の日本人女性2人の死亡が確認された。犠牲者の大半は20代前後に集中。韓国で最悪の雑踏事故となった。

死亡した日本人のうち、1人は北海道根室市出身の冨川芽生(めい)さん(26)、韓国側関係者によるともう1人は18歳の留学生とそれぞれみられる。

現場は幅3メートル余りの狭い坂道で密集した人が下に向かって次々と倒れていったという。多くが圧死とみられる。死者のうち98人が女性で、負傷者のうち37人が重傷。死亡した外国人は他に、中国人4人やイラン人4人、ロシア人3人など。

警察が捜査本部を設置し、事故原因や安全策が十分だったかを調べる。

消防は29日午後10時15分ごろから通報が入り、救急車140台以上を動員したが、狭い道に人が密集しすぎて被害者の救出が遅れたとの指摘も出ている。

交流サイト(SNS)には、無数の人が路地で押し合う場面や、通りに横たわる多数の人に消防隊員や周囲の人が懸命に心肺蘇生措置を行う様子を写した動画が相次ぎ投稿された。

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は30日、首相をトップとする事故収拾本部の設置を指示。政府は梨泰院があるソウル市竜山(ヨンサン)区を特別災難地域に指定し、遺族や負傷者への支援を打ち出した。30日から11月5日を犠牲者へ弔意を表す国家哀悼期間とすることも決めた。韓国内では事故後、ハロウィン関連など行事の中止決定が相次いだ。


梨泰院は、ナイトクラブやバーが立ち並び、外国人も多く訪れる街で、ハロウィンの時期には日本の東京・渋谷などと同様、仮装した若者らでにぎわう。今年は新型コロナウイルス対策の規制解除を受けて3年ぶりに人波でごった返し、事故当時、10万人以上が訪れていたと伝えられている。


梨泰院は、人気ドラマ「梨泰院クラス」の舞台としても知られ、日本人観光客にも人気のエリアだ。』

また、同日21時28分に同メディアが「ソウル雑踏事故 雑踏悲劇、過去に国内も 渋谷厳戒「人混み避ける」」の題で次のように指摘しています。

『韓国ソウルの繁華街、梨泰院(イテウォン)の路地で29日夜に起きた雑踏事故は、狭い路地に大勢の人が殺到し、1人が倒れると周りが同じ方向に折り重なるように転倒する「群集事故」だったとみられている。ハロウィンを前に多くの若者が自然発生的に繁華街に集まる姿は日本でもおなじみの光景だ。国内では過去にも同種の事故が起きており、専門家は対策の必要性を指摘する。(大竹直樹、末崎慎太郎、橘川玲奈)

事故寸前の事態も
韓国の事故から一夜明けた30日、東京・渋谷には31日のハロウィン当日を前に仮装姿の若者らが訪れ、週末の夜を楽しんでいた。

もっとも、韓国の事故を受け、坂道や階段などの危険箇所が多い渋谷に多数が集まることを不安に感じる人も。「事故をニュースで知り、気をつけようと思った」。そう話したのはアニメキャラクターに扮(ふん)した女子大学生の2人。「せっかくだけど人混みを避けるようにし、夕飯を食べたら帰るつもり」という。

過去のハロウィンでも渋谷区内に多くの人が集まり、雑踏事故を引き起こしかねない事態が起きている。警視庁渋谷署は「警備体制に変更はないが、厳戒態勢で臨む。スクランブル交差点やその周辺の商店街にも機動隊員を配置し、人を流動させて滞留しないようにする」と気を引き締めた。

「圧力」加わり続け
「人が集まることに何らかのきっかけが加わることで、大規模な事故につながる」。こう語るのは、都市災害が専門で群集事故に詳しい東京大大学院の広井悠教授だ。現地の詳細な状況はまだ分かっていないが、「予想を超える人出があった上、急に移動したりつまずいたりした人がいて、そこから転倒が生じた可能性がある」という。群集事故を引き起こす何らかの「トリガー(引き金)」があったとの見方だ。


危機管理に詳しい日本大の福田充教授(危機管理学)は、若者らが同じ方向に歩いていた点に注目。「人の流れができると惰性で止まれなくなってしまう」とした上で、「前へ進もうとする『圧力』が後方から加わり続けることで、転倒した人を救出するための空間も作りにくくなり、結果として救助の遅れにつながったのでは」とみる。

現場はダンスクラブや飲食店が並ぶ繁華街にある幅約3メートルの狭い坂道。急に道幅が狭くなる場所や坂道などのボトルネックで群集事故は発生しやすい。広井教授によると、何らかの要因で同一方向に転倒が波及していく群集事故は1平方メートルあたり3~5人以上の空間で発生。さらに同10人以上の超過密の空間では、極めて強い圧力が加わり楕円(だえん)状に転倒が波及する「群集雪崩」が発生するリスクがある。



求められる安全対策
大地震や火災など災害時に起きやすい雑踏事故だが平常時にも発生する。国内では昭和31年1月に新潟県弥彦村の神社で餅まきの神事に約3万人が殺到、124人が死亡した例がある。今回の事故は、狭い場所に大人数が殺到して大惨事になったという点から、専門家は平成13年7月に11人が死亡、247人が負傷した兵庫県明石市の歩道橋事故に似ていると指摘する。


警視庁は近年、多数の人が集まるような場所では軽妙な語り口で人を誘導する「DJポリス」を出動させるなどしている。渋谷区はハロウィンに向け、28日から中心部で路上飲酒を禁止するなど安全対策に取り組んできた。人が大勢集まると興奮状態になりやすいことから、広井教授は「こうした対策は有効」と評価。福田教授は、人が過密になる場所のリスクを踏まえ「人と人との間隔をあけたり流れを分散させたり、なるべく人が集中しない工夫が必要だ」と強調した。』

人混み、特に多くの有名なイベント等で発生しやすいとされる、将棋倒し、雑踏事故、などと言われる群衆雪崩。
我が日本を含む世界では、過去にも多くの群衆雪崩による事故が多発しているのはご承知かと存じます。

今回のソウルでも本当に悲惨な事故になりました。
人災であるのは明らかなのですが、どうして、このような事故が繰り返されるのでしょうか。
筆者はやりきれない思いが湧き上がってきます。

皆様もそうでしょう。

これらへの備えの基本は、一人一人が、決して、決して、自分だけは大丈夫、とは思わない事です!!


群衆雪崩にあなたも警戒!!
コロナ禍の規制緩和による行楽や年末年始を控えて気を付けて!!
一人一人が、決して、決して、自分だけは大丈夫、とは思わない事です!!




平成13年7月に11人が死亡、247人が負傷した兵庫県明石市の歩道橋事故を検証したCG

出典:群集雪崩msn画像検索


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