標題の件、業種によってはかなり厳しい指摘だ、と思われる方をおられるでしょう。
東北の山形に住む筆者にとって、一連のJR東日本の新幹線連結問題は本当に深刻な問題なのです!!
3月8日にYBC山形放送がmsnにて、「「不便」…山形新幹線「つばさ」8日も一部列車除き東京ー福島間で運転見合わせ 利用客に影響」の題で次のように伝えました。
『(前略)
東北新幹線の「はやぶさ」と「こまち」の連結トラブルの影響で、山形新幹線「つばさ」は8日も一部列車を除いて東京ー福島間で運転を見合わせていて、利用客に影響が出ています。
JR東日本によりますと、6日に発生した東北新幹線の連結部分が外れるトラブルの影響で、山形新幹線「つばさ」は7日から連結を行わない一部の列車を除き、新庄から福島駅までの折り返し運転となっています。
(中略)
三重県から観光中の利用客「乗れる新幹線があれば福島まで出て乗り換えようと思っているが、駄目ならいろいろ手は考えている。行きは飛行機だったので(帰りも)飛行機にすればよかった」
山形新幹線は9日も連結せずに単独で運転する上りの最終列車と下りの始発列車を除き、東京ー福島間で運転を見合わせます。』
はあ、何のための山形新幹線なのでしょうか!?
筆者にとって、本当に悲しみ、そして怒りの両方を禁じ得ません!!
JR東日本をはじめ、JRグループは旧国鉄から路線等を引き継ぎ、民営化して経営が良くなったはず。
尤も、四国とか北海道は苦しい経営を続けていますが。
そもそも、山形新幹線は実験線扱いでしたが、その製造ノウハウ等は秋田新幹線や北陸新幹線、そして北海道新幹線へと受け継がれていったはずですが、どこかで重大な何かを逃した、いや、失ったとしか言いようがありません。
製造業で長年携わった筆者が推測するには、鉄道保安員の点検整備や部品の製造企業等の匠の技の継承を含めて大きな抜けがある、あるいは想定よりも過酷な環境下での連結や離脱が繰り返されてきた事に対する対応の遅れ、が主な要因ではないかと考えられます。
意外に、これらは文書化すら難しい事柄に加えて、JR関係の技術者や研究者が把握しにくい事でもありますからね。
JR東日本の新幹線連結問題は深刻、何をしていたのだ!!
徹底究明を!!

JR東日本の新幹線キャンペーンバナーの例
出典:JR東日本 HP
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