あなたは、夏と言えば、何を思い浮かべますか??
海水浴、プール、スイカ、山登り、ビアガーデン、アイス、かき氷、枝豆、お盆、・・・・。
いろいろ連想される事があるでしょうね。
筆者は、ちょっと意外にもお感じになるかも知れませんが、住んでいる場所柄、夏と言えば蚊の対策とトンネルの中の涼しさを必ず連想します。
5月21日15時50分にgooニュースがTBS NEWS DIGの報道を「早くも「蚊」の被害続出!『早い・多い・しつこい』今年の蚊の傾向を専門家が解説【ひるおび】」の題で次のように伝えました。
『(前略)
今年の傾向についてヤマザキ動物看護大学の長島孝行教授は、
「気象庁の3か月予報を見ると、5月6月7月は気温が高い。雨も西日本を中心にやや多いということを考えると、今年も蚊が大発生するんじゃないか」
と予想します。
(中略)
今年の蚊の傾向は・・・
5月の気温の高さから活発化が前倒し⇒「早い」
蒸し暑い夏で大発生が警戒される⇒「多い」
2度増殖期があり長く悩まされる⇒「しつこい」
長島孝行教授:
特に秋の増殖期は、子孫を残そうとするのでかなりしつこくつきまとうと思います。
今年、夏の気温が高く35度をガンガン超えれば、去年のようにピークが2つになる可能性もあるし、あまり高温が続かなければずっと繁殖時期を迎えるということになります。
気象予報士 森朗氏:
今年は今のところ、去年を上回る暑さになるかもしれない。過去一番暑い夏になる可能性があります。
(中略)
こまめな掃除で産卵させない
(中略)
もちろん増やさないことも重要です。
植木鉢のお皿や、ペットボトルの蓋、捨てられたコンビニの袋に溜まった水など、2〜3ミリあれば蚊の産卵場所になってしまいます。
イエカは、わずか10日で成虫になります。ベランダや庭の片付けをこまめにしてください。
長島孝行教授:
大型のテーマパークなどに蚊がいないのは分かりますか?あれはちゃんと管理しているんです。
水溜りを作らない、作ってもすぐに流す、ゴミをきちんと管理する、こういうことをするだけでも違うんですよね。
デング熱以来行政も公園を管理するようになった。とてもいいことなので、一般の家庭でもやっていただければと。
「蚊」に学ぶ
(中略)
蚊は「かゆい」以外に、ウイルスを媒介するという怖さもあります。
長島孝行教授:
アメリカでは「西ナイル熱」が流行していて、何百人も亡くなっているんですよ。
ヤブカやイエカもそれを媒介する可能性があります。
これだけインバウンドが増えている現在、西ナイル熱も含めて日本に入ってくるのはそう遠い未来ではないだろうと思います。
上地雄輔:
蚊はなんでウイルスにやられないんですか?
長島孝行教授:
すごく良い質問です。
ずっと謎だったんですけど、ごく最近、蚊はウイルスのDNAを折り畳んでしまうということがわかりました。体の中に入ったウイルスのDNAをおかしくしてしまう。そのメカニズムを利用すれば新しい新薬ができる可能性もあります。蚊に学べばいいわけですね。
弁護士 八代英輝:
蚊が血を吸う技術を応用した、痛くない注射針も作られましたもんね。
長島孝行教授:
蚊も、悪いところももちろんありますよ。ですが良いところもあるので、そこを僕らは学んでテクノロジーを少し進めています。
(ひるおび 2024年5月17日放送より)
==========
<プロフィール>
長島孝行氏
ヤマザキ動物看護大学 動物人間関係学科教授
著書に『蚊が脳梗塞治す!昆虫能力の驚異』など』
うーん。
蚊の対策と言っても、いろいろ虫刺され対策スプレー等だけではなく、日頃からの生活環境対策も大切なのですね。
一方、筆者は冒頭で夏と言えばトンネルの中の涼しさを連想すると申し上げましたが、夏はトンネルの中は涼しく、そして蚊などの虫の害が昼間は気にしなくても済むからです。
逆に春や秋は暖かいです(厳冬期などは例外です)。
夏と言えば蚊の対策とトンネルの中の涼しさですね!!
今年は去年以上に早めの蚊対策を!!
蚊のイラスト
出典:いらすとや フリー素材
ご意見、ご要望等はコメント欄やX等でお願いします。
いいね、等の高評価や読者登録等も頂けると幸いです!!
海水浴、プール、スイカ、山登り、ビアガーデン、アイス、かき氷、枝豆、お盆、・・・・。
いろいろ連想される事があるでしょうね。
筆者は、ちょっと意外にもお感じになるかも知れませんが、住んでいる場所柄、夏と言えば蚊の対策とトンネルの中の涼しさを必ず連想します。
5月21日15時50分にgooニュースがTBS NEWS DIGの報道を「早くも「蚊」の被害続出!『早い・多い・しつこい』今年の蚊の傾向を専門家が解説【ひるおび】」の題で次のように伝えました。
『(前略)
今年の傾向についてヤマザキ動物看護大学の長島孝行教授は、
「気象庁の3か月予報を見ると、5月6月7月は気温が高い。雨も西日本を中心にやや多いということを考えると、今年も蚊が大発生するんじゃないか」
と予想します。
(中略)
今年の蚊の傾向は・・・
5月の気温の高さから活発化が前倒し⇒「早い」
蒸し暑い夏で大発生が警戒される⇒「多い」
2度増殖期があり長く悩まされる⇒「しつこい」
長島孝行教授:
特に秋の増殖期は、子孫を残そうとするのでかなりしつこくつきまとうと思います。
今年、夏の気温が高く35度をガンガン超えれば、去年のようにピークが2つになる可能性もあるし、あまり高温が続かなければずっと繁殖時期を迎えるということになります。
気象予報士 森朗氏:
今年は今のところ、去年を上回る暑さになるかもしれない。過去一番暑い夏になる可能性があります。
(中略)
こまめな掃除で産卵させない
(中略)
もちろん増やさないことも重要です。
植木鉢のお皿や、ペットボトルの蓋、捨てられたコンビニの袋に溜まった水など、2〜3ミリあれば蚊の産卵場所になってしまいます。
イエカは、わずか10日で成虫になります。ベランダや庭の片付けをこまめにしてください。
長島孝行教授:
大型のテーマパークなどに蚊がいないのは分かりますか?あれはちゃんと管理しているんです。
水溜りを作らない、作ってもすぐに流す、ゴミをきちんと管理する、こういうことをするだけでも違うんですよね。
デング熱以来行政も公園を管理するようになった。とてもいいことなので、一般の家庭でもやっていただければと。
「蚊」に学ぶ
(中略)
蚊は「かゆい」以外に、ウイルスを媒介するという怖さもあります。
長島孝行教授:
アメリカでは「西ナイル熱」が流行していて、何百人も亡くなっているんですよ。
ヤブカやイエカもそれを媒介する可能性があります。
これだけインバウンドが増えている現在、西ナイル熱も含めて日本に入ってくるのはそう遠い未来ではないだろうと思います。
上地雄輔:
蚊はなんでウイルスにやられないんですか?
長島孝行教授:
すごく良い質問です。
ずっと謎だったんですけど、ごく最近、蚊はウイルスのDNAを折り畳んでしまうということがわかりました。体の中に入ったウイルスのDNAをおかしくしてしまう。そのメカニズムを利用すれば新しい新薬ができる可能性もあります。蚊に学べばいいわけですね。
弁護士 八代英輝:
蚊が血を吸う技術を応用した、痛くない注射針も作られましたもんね。
長島孝行教授:
蚊も、悪いところももちろんありますよ。ですが良いところもあるので、そこを僕らは学んでテクノロジーを少し進めています。
(ひるおび 2024年5月17日放送より)
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<プロフィール>
長島孝行氏
ヤマザキ動物看護大学 動物人間関係学科教授
著書に『蚊が脳梗塞治す!昆虫能力の驚異』など』
うーん。
蚊の対策と言っても、いろいろ虫刺され対策スプレー等だけではなく、日頃からの生活環境対策も大切なのですね。
一方、筆者は冒頭で夏と言えばトンネルの中の涼しさを連想すると申し上げましたが、夏はトンネルの中は涼しく、そして蚊などの虫の害が昼間は気にしなくても済むからです。
逆に春や秋は暖かいです(厳冬期などは例外です)。
夏と言えば蚊の対策とトンネルの中の涼しさですね!!
今年は去年以上に早めの蚊対策を!!
蚊のイラスト
出典:いらすとや フリー素材
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