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フリーゲージトレインの実用化が遅れて長崎新幹線開業に遅れも、高速鉄道の画期的普及を急げ!!

2017-07-21 00:00:00 | 報道/ニュース
首都圏でも地方でも、高速鉄道は道路での渋滞対策に非常に有用です。
特に日本では明治時代に狭軌鉄道を導入してしまったばかりに欧米に比べて鉄道輸送力に根本的な遅れが生じたため、奮起して作った鉄道が標準軌で敷いた「新幹線」の鉄道網でした。

夢の列車とも言われているフリーゲージトレインの実用化が遅れているという残念なニュースは、「新幹線直行特急」で東北新幹線とつながっている筆者の住む我が生活圏としても、決して他人事ではありません。

7月20日11時30分に産経ニュースが「長崎県の中村知事「新幹線は全線フル規格で」 フリーゲージトレイン遅れ」の題で次のように伝えました。

『九州新幹線長崎ルート(博多-長崎)の2022年度の暫定開業をめぐり、国土交通省鉄道局の江口秀二技術審議官は19日、佐賀、長崎両県を相次いで訪問。開発中のフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)に技術面の課題が生じ、先行車両が間に合わない見通しになったと関係者に説明した。

 長崎県の中村法道知事は会談後、記者団に「FGTの導入が難しいならば、あらゆる選択肢を検討する必要がある」と述べ、長崎ルートの全線フル規格化を求める姿勢に転じる可能性を記者団に重ねて示唆した。長崎県議会の八江利春議長は会談で「全線フル規格化に方針転換してはどうか」と迫った。

 一方、佐賀県の副島良彦副知事は「既に誘客対策や街づくりを進めているので、しっかりとやってもらいたい」と述べ、FGT開発の進み具合にかかわらず、暫定開業には遅れが生じないよう求めた。

 新幹線と在来線の両方を走行できる車両として開発が進むFGTは、3月まで実施した試験で台車の車軸に摩耗が生じ、実用化の前提として今夏を目指していた耐久走行試験の再開ができなくなった。江口審議官は、新たな摩耗対策に年単位の時間が必要になるとの見通しも示した。

長崎ルートは在来線と新幹線を乗り継ぐ「リレー方式」による22年度の暫定開業と、25年度の全面開業を目指している。』

盛岡以北の東北新幹線や北海道新幹線、北陸新幹線では長崎新幹線と同様にフリーゲージトレイン方式が検討されましたが、結局のところは全線フル規格で完成されました。
秋田新幹線や山形新幹線は「標準軌のレールで狭軌時代のトンネルや鉄橋を通過する」方式です(トンネルなどの改修を行った区間はあります)。

山形県内ですら、「山形までフル規格での新幹線導入を」という声が高まっている現在、長崎新幹線をフル規格にせよ、という声は筆者にも深く理解することが出来ます。

技術確立の遅れのために高速鉄道網の整備そのものが遅れることはあってはなりません!!


フリーゲージトレインの実用化が遅れて長崎新幹線開業に遅れは許されない!!
新幹線フル規格化やリニア新幹線などの高速鉄道の画期的普及を急げ!!



フリーゲージトレイン(第二次試作車)
出典:ウィキペディア


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