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米中関係は明らかに先鋭化の一途で和解などは無い!!台湾は独立国であると世界は認めるだろう!!

2021-11-19 00:00:00 | 報道/ニュース
ビジネスの世界でも「地政学的リスク」が高まっていますが、これは日本が今まで、特に20世紀の間に何をしていたのか!?という、ある意味で自虐的な表現や批判が込められた表現と言えましょう。

現在、皆様もご存じとお察し申し上げますが、米中関係はますます先鋭化しています。
最早、一時的な妥協はあっても和解は無い、と言えるレベルです!!

11月17日にzakzak by 夕刊フジが「北京冬季五輪「外交ボイコット」表明へ 米国、月内に判断との報道 首脳会談は「台湾」「人権」めぐる応酬に 「日本も歩調を合わせるべき」島田教授」の題で次のように厳しく指摘しました。

『ジョー・バイデン米政権が、中国の人権侵害を理由に、来年2月の北京冬季五輪に外交使節団を派遣しない「外交的ボイコット」を近く表明する見通しだと、米紙ワシントン・ポスト(電子版)が16日、報じた。バイデン大統領と中国の習近平国家主席は15日(日本時間16日)、オンライン形式で行った首脳会談で、「台湾」や「人権」をめぐり応酬となった。「親中派」の林芳正外相を起用した岸田文雄首相は、どう対応するのか。

 外交的ボイコットの動きは、ワシントン・ポストの著名コラムニスト、ジョシュ・ロギン氏が、複数の関係者の話として伝えた。

 米政府内の勧告がすでに出ており、バイデン氏が今月中にも判断する見込みという。実際に決断すれば米中間の新たな緊張材料となり、日本など関係国にも波紋が広がりそうだ。選手団は通常通り派遣されるという。

 ただ、同紙は外交的ボイコットの適用範囲や表現方法など、バイデン政権にはさまざまな選択肢があるとも指摘した。

 前出の米中首脳会談は約25分間の休憩を含め、3時間40分に及んだ。

 両首脳は、米中競争が衝突に発展することを回避する必要があるとの認識で一致したが、「台湾」と「人権」では激突した。

 習氏が「台湾独立勢力がレッドライン(許容できない一線)を越えれば断固とした措置を取る」と警告したのに対し、バイデン氏は「一つの中国」政策を守るとしつつ、一方的な現状変更や平和と安定を損なう行動に強く反対すると表明した。

 バイデン氏は、新疆ウイグル、チベット両自治区や香港の人権問題で懸念を伝達。「すべての国が同じルールに従わなければならない」と国際法順守を迫り、「米国は常に自らの利益と価値観、同盟・友好国の利益のために立ち上がる」と語った。

 習氏は「人権問題を口実に他国の内政に干渉することには賛成しない」「両国は互いを尊重し、平和的に共存、協力するべきだ」と呼び掛けた。

 一方、米側によると、首脳会談では北京冬季五輪の対応は話し合われなかったという。

 今回の報道をどう見るか。

 国際政治に詳しい福井県立大の島田洋一教授は「外交ボイコットが決まれば、ナチスドイツ政権に利用されたベルリン五輪(1936年)の二の舞を演じないための一歩前進だ。米国が主導すれば、他の自由主義諸国も追随しやすくなる。G7(先進7カ国)が結束すれば、中国も報復は難しい。日本も歩調を合わせるべきだ。米国内では『開会式で選手団を行進させるべきでない』との意見もある。今後、どこまで踏み込めるかに注目したい」と語った。』

そして、台湾問題=日本の問題でもあり、台湾有事は即、日本有事になるのです!!
そのような現状を、11月16日にニッポン放送ONLINEが「のんびりした島で24時間監視活動を行う「与那国沿岸監視隊」」の題で次のように指摘しています。

『ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(11月16日放送)に地政学・戦略学者の奥山真司が出演。奥山真司が訪れた与那国沿岸監視隊について解説した。

与那国沿岸監視隊
日本最西端の与那国島に、陸上自衛隊が配備されてから5年になる。台湾有事の危機が高まるなか、最前線で人民解放軍の監視もする基地には緊張感が漂っている。

飯田)先日、私は北海道へ取材に行って来たのですが、一方で奥山さんは……。

奥山)南の、いちばん台湾に近い、与那国島へ行きました。

飯田)与那国島。台湾本島まで100キロくらいしか離れていないのではないですか。

奥山)111キロと言っていました。東京から富士山くらいの距離です。

飯田)晴れれば台湾が見えるという話ですよね。

奥山)年に数回で数時間だそうですが、一応は見えるということです。沖縄の離島のなかでは、どちらかと言うとマイナーな場所ではあります。しかし、いま最前線で、日本の西側から台湾に向けて、また台湾海峡に向けて、中国側が出している信号を監視しているということです。

24時間監視活動を続けている
飯田)あそこに部隊ができるときも報道されましたけれど、できてから随分経ちますよね。

奥山)トランプ大統領が当選した年に訪問させていただいています。ですので、もう5年経ちます。そのときから監視活動を続けているということで、160人くらいしかいない小さな部隊なのですけれども、情報収集するという意味で重要な役割を担っています。私が行ったときも3交代で24時間監視を続けていました。与那国島に行かれた方はご存知かも知れませんが、緊張感のある場所ではありません。

飯田)島全体は。

奥山)島全体は1周25キロくらいで、コンビニもない、とてものどかな場所なのです。しかし、配備された部隊はピリピリしている。そのギャップがすごかったですね。

日米の要人も訪れる
飯田)タイミング的にも、アメリカの上下両院の議員団が台湾訪問などをしたり、台湾の防空識別圏に中国軍機が来たという、いろいろ動いていた時期ですね。

奥山)動いている時期ですね。「与那国沿岸監視隊」と言うのですけれども、基地のなかで人民解放軍の動きを監視しているところがあるのです。彼らには最前線という意識が強くあります。

飯田)与那国沿岸監視隊には。

奥山)日本の要人も来るらしいのです。岸防衛大臣も今年(2021年)訪れています。私が行く直前には、いまは山崎さんという方が務めていますけれども、統合幕僚長という日本の軍のトップである方と、アメリカのインド太平洋軍司令官が一緒にいらっしゃったそうです。それだけ軍としても、ここが最前線だという認識で重要視しているということです。

島はのんびりしていて、基地には緊張感が漂う
奥山)外はのんびりとした雰囲気なのですけれども、なかはピリピリしている。実際に危機が迫っているのに、外がのんびりしている状況は、日本の現状と似ている部分もあるのではないでしょうか。やはり我々日本としては、危機が迫っている可能性について意識した方がいいのではないかなということを、強く感じました。』

これだけ、与那国島に配備されている沿岸監視隊は警戒をしている現実があります。
私達も、この事実を重く受け止めねばなりません!!


米中関係は明らかに先鋭化の一途で和解などは無い!!
台湾は独立国であると世界は認めるだろう!!



11月17日発行の夕刊フジ紙面
出典:こちら夕刊フジ編集局 ツイッター



米国のバイデン大統領の本音
出典:保守系ツイッター 流布画像

『【台湾は独立している】アメリカと中国のオンライン首脳会談から一夜明けた16日、バイデン大統領が台湾について「独立している」と発言し、発言の直後、「台湾の独立を後押ししているわけではない」釈明する一幕。』


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