本ブログのこの記事が公開される頃には、アフガニスタンで何らかの動きが出ているはずです。
菅義偉首相のお膝元の横浜市長選挙で自民党広候補が落選し、次期総裁選挙で揺れる中での邦人救出活動が開始されています!!
岸信夫防衛大臣は8月23日、自身のツイッターで次のように述べました。
『アフガニスタン情勢を受け防衛省で関係幹部会議を実施。
自衛隊機による輸送について命令を発出いたしました。
現地邦人や大切な仲間である大使館の現地職員等の安全確保が極めて重要な責務。
一刻も早く退避できるよう万全を尽くします。
』
また、防衛省・自衛隊ツイッターは、同日、次のように公開しました。
『アフガニスタン・イスラム共和国情勢に鑑み、本日、外務大臣臨時代理から同国に滞在する邦人等の輸送について依頼があり、これを受け、岸防衛大臣は在外邦人等輸送の実施を命じました。防衛省・自衛隊は早ければ本日夕刻、航空自衛隊の輸送機をはじめとする自衛隊部隊を現地に向け出発させる予定です。
Taking account of the recent deterioration in security situation in Islamic Republic of Afghanistan, JMOD/JSDF today received a request from Minister for Foreign Affairs ad interim to transport Japanese nationals, etc. from Afghanistan.』
この一方で、次のような指摘もあります。
同日21時27分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「自衛隊機アフガン派遣 輸送邦人ら空港までは自力」の題で「アフガンにタリバン政権」の特集項目にて、次のように伝えました。
『政府は混乱が続くアフガニスタンに残る邦人らを国外に退避させるため、現地への自衛隊派遣にかじを切った。今回の輸送の前提となる「安全」について、政府は米軍が首都カブールの空港を掌握しており確保されていると説明する。ただ、輸送対象の邦人や大使館などの現地職員らは自力で空港までたどり着かなければならず、危機下の邦人保護の難しさも浮き彫りになっている。
岸信夫防衛相は23日、防衛省で記者団に「各国は自らの軍用機で自国民や現地職員を退避させている。人道的な観点から、自衛隊がこうした方々を退避させることは重要な責務だ」と強調した。
防衛省は今回の輸送にあたり、カブール空港に現地調整所を設置する。空港は米軍の管理下にあり、輸送対象の邦人らは米軍のセキュリティーゲートを通過し、外務省職員による本人確認などの検査を受けることになる。自衛隊はそうした手続きのサポートに加え、輸送機までの誘導などを担うが、その活動範囲は空港内にとどまるのが現実だ。
日本政府は平成28年に施行した安全保障法制で、自衛隊法を改正し在外邦人の保護措置に関する規定を整備した。同法84条の3「在外邦人等の保護措置」に基づけば武器使用範囲が広がり、任務遂行を妨害する相手に対しても武器使用が可能となる。ただ、権限がより強くなる分、前提条件も今回適用する84条の4「在外邦人等の輸送」よりも厳格で、「当該外国の同意」が必要となる。
日本政府は、タリバンが樹立を目指す新政権を承認するかどうか慎重に見極める構え。混乱が続くカブール空港外で、自衛隊による「在外邦人等の保護措置」を実施するのは困難だ。
また、空港から国外へ退避させたアフガニスタン人の現地スタッフとその家族らをどう処遇するかも課題の一つとなっている。安全な場所にいったん、退避させた後、本人の希望を踏まえて日本に入国させることや、第三国に移動させることなども検討する。(大橋拓史、田村龍彦)』
空港外で、どのように安全を確保しつつ、邦人等の救出や輸送を安全に行うのか??
これこそが、日本の現実的な安全保障体制や国防体制の議論を怠ってきた日本の政治や日本の国民・有権者らの怠慢、サボリそのものではないでしょうか!!
自民党衆議院議員の長島昭久氏は、自身のツイッターで次のように指摘しました。
8月21日:
『足りないのは航空機ではない。
いかに人々を空港に連れてきて航空機に乗せるかがチャレンジだと。
日本政府も特使をカブールに派遣し、連絡官と共に各国との調整にあたらせ、命のビザを発行して、これまで武装解除支援等に協力してくれたアフガン人通訳の方々の安全確保に努める必要がある。』
8月23日:
『アフガンにおける日本政府関係者の国外脱出を担う為、政府は自衛隊機を現地カブール国際空港へ急派することを決断。
イラクでの空輸と異なり、民航機も飛び交う国際空港で、制空権も周辺の治安も米軍が掌握しているとのことだが、非常に困難な任務となる。
水曜日に安保委員会理事懇を開催する。』
正に、その通りです!!
自民党次期総裁で揺れる中、アフガニスタンに邦人救出等の輸送機派遣!!
国防政策の明確化と実行を!!
8月23日発行の夕刊フジ記事の目玉
出典:zakzak ツイッター
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菅義偉首相のお膝元の横浜市長選挙で自民党広候補が落選し、次期総裁選挙で揺れる中での邦人救出活動が開始されています!!
岸信夫防衛大臣は8月23日、自身のツイッターで次のように述べました。
『アフガニスタン情勢を受け防衛省で関係幹部会議を実施。
自衛隊機による輸送について命令を発出いたしました。
現地邦人や大切な仲間である大使館の現地職員等の安全確保が極めて重要な責務。
一刻も早く退避できるよう万全を尽くします。
』
また、防衛省・自衛隊ツイッターは、同日、次のように公開しました。
『アフガニスタン・イスラム共和国情勢に鑑み、本日、外務大臣臨時代理から同国に滞在する邦人等の輸送について依頼があり、これを受け、岸防衛大臣は在外邦人等輸送の実施を命じました。防衛省・自衛隊は早ければ本日夕刻、航空自衛隊の輸送機をはじめとする自衛隊部隊を現地に向け出発させる予定です。
Taking account of the recent deterioration in security situation in Islamic Republic of Afghanistan, JMOD/JSDF today received a request from Minister for Foreign Affairs ad interim to transport Japanese nationals, etc. from Afghanistan.』
この一方で、次のような指摘もあります。
同日21時27分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「自衛隊機アフガン派遣 輸送邦人ら空港までは自力」の題で「アフガンにタリバン政権」の特集項目にて、次のように伝えました。
『政府は混乱が続くアフガニスタンに残る邦人らを国外に退避させるため、現地への自衛隊派遣にかじを切った。今回の輸送の前提となる「安全」について、政府は米軍が首都カブールの空港を掌握しており確保されていると説明する。ただ、輸送対象の邦人や大使館などの現地職員らは自力で空港までたどり着かなければならず、危機下の邦人保護の難しさも浮き彫りになっている。
岸信夫防衛相は23日、防衛省で記者団に「各国は自らの軍用機で自国民や現地職員を退避させている。人道的な観点から、自衛隊がこうした方々を退避させることは重要な責務だ」と強調した。
防衛省は今回の輸送にあたり、カブール空港に現地調整所を設置する。空港は米軍の管理下にあり、輸送対象の邦人らは米軍のセキュリティーゲートを通過し、外務省職員による本人確認などの検査を受けることになる。自衛隊はそうした手続きのサポートに加え、輸送機までの誘導などを担うが、その活動範囲は空港内にとどまるのが現実だ。
日本政府は平成28年に施行した安全保障法制で、自衛隊法を改正し在外邦人の保護措置に関する規定を整備した。同法84条の3「在外邦人等の保護措置」に基づけば武器使用範囲が広がり、任務遂行を妨害する相手に対しても武器使用が可能となる。ただ、権限がより強くなる分、前提条件も今回適用する84条の4「在外邦人等の輸送」よりも厳格で、「当該外国の同意」が必要となる。
日本政府は、タリバンが樹立を目指す新政権を承認するかどうか慎重に見極める構え。混乱が続くカブール空港外で、自衛隊による「在外邦人等の保護措置」を実施するのは困難だ。
また、空港から国外へ退避させたアフガニスタン人の現地スタッフとその家族らをどう処遇するかも課題の一つとなっている。安全な場所にいったん、退避させた後、本人の希望を踏まえて日本に入国させることや、第三国に移動させることなども検討する。(大橋拓史、田村龍彦)』
空港外で、どのように安全を確保しつつ、邦人等の救出や輸送を安全に行うのか??
これこそが、日本の現実的な安全保障体制や国防体制の議論を怠ってきた日本の政治や日本の国民・有権者らの怠慢、サボリそのものではないでしょうか!!
自民党衆議院議員の長島昭久氏は、自身のツイッターで次のように指摘しました。
8月21日:
『足りないのは航空機ではない。
いかに人々を空港に連れてきて航空機に乗せるかがチャレンジだと。
日本政府も特使をカブールに派遣し、連絡官と共に各国との調整にあたらせ、命のビザを発行して、これまで武装解除支援等に協力してくれたアフガン人通訳の方々の安全確保に努める必要がある。』
8月23日:
『アフガンにおける日本政府関係者の国外脱出を担う為、政府は自衛隊機を現地カブール国際空港へ急派することを決断。
イラクでの空輸と異なり、民航機も飛び交う国際空港で、制空権も周辺の治安も米軍が掌握しているとのことだが、非常に困難な任務となる。
水曜日に安保委員会理事懇を開催する。』
正に、その通りです!!
自民党次期総裁で揺れる中、アフガニスタンに邦人救出等の輸送機派遣!!
国防政策の明確化と実行を!!
8月23日発行の夕刊フジ記事の目玉
出典:zakzak ツイッター
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