小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

八月十九日

2010-04-12 | 嘉永二年
八月十九日 

おおいに晴れ上がった。
主人は学校へ行く。
小出で狂言があるとかねてから聞いていたがそれが今日だった。
岩橋鉄助が本を読みに来る。主人も帰宅。
野呂も来たので酒を一杯だし岩一郎と四人連れで狂言を見に出かけて行った。
二時前頃に熊が木を持ってきた。十匁なり。内の一匁は割賃。
楠宮で酒、岩右衛門にて太刀魚を取る。
岩橋藤助殿がきて、酒を出す。
小出に狂言を見に行ってるので権七を迎えにやる。
その帰りに魚九にて寿司三人前を頼んできた。
清吉殿が泊まる。
権七は米を搗く。
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