小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

二月十五日

2016-04-09 | 嘉永四年 辛亥日記
  


十時前まで綿帽子のような雪が降ったが昼前くらいから晴れた。
山本先生がくる。
富永が左氏の会へ欠席すると申され、茶果のみで帰られた。
昼過ぎに鈴木忠太夫が入門し、岡野の次男善一ぬしと田沼がきた。
田沼は先に帰る。
善一ぬしに酒を出し夕方過ぎまでいた。
遠藤一郎が正住寺が頼み事があると言ってきたので、主人は善一ぬしと一緒に正住寺に行く。10時過ぎに帰宅。
今晩は岩一郎の会だったので皆へ一盃出した。
安兵に木を買いにやり酒を吞ます。
田中店で酒を取る。
とよがさかだへ参り夕方に帰る。
同じ頃、宮本秀二郎方から書画帳を持たせ寄越す。

コメント
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