小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

一月二十八日、二十九日

2018-04-14 | 嘉永六年 癸丑日記

一月二十八日 

今日はご機嫌伺いの謁見があるらしいが出て行かず。
張り物をする。
いさは松江を連れて出口へ行く。
夕方過ぎに混ぜ寿司一重と辛子味噌を貰って持ち帰る。




一月二十九日 

昼まで降る。
主人は野呂清吉宅へ行く。
正月十五日に男子が生まれ、昴太郎と命名。藤助どのがつけたとのこと。
金二朱とかんぴょうを贈る。
雨が降りそうなので傘は持参したが、下駄を借りて帰って来た。
おおいに酔っている。


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