小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

10月27日1 37番

2016-12-13 | 四国遍路 土佐(高知...
(晴)車遍路
3時半に起床。4時半に和歌山港。5時半発ののフェリー出港。7時半に徳島港。
高速で19のトンネルを通過。途中、上板SAで朝食。南国SAを過ぎると遠くに海が見えた。
岩本寺に11時到着。




37番 藤井山 岩本寺(いわもとじ)
ご詠歌 六つのちり五つの社あらわして ふかき仁井田の神のたのしみ
本尊  不動明王 聖観世音菩薩 阿弥陀如来 薬師如来 地蔵菩薩
四万十川に近い高台に建つ。神仏習合の名残で「5つのご本尊様」が祀られている。
寺伝によれば聖武天皇の勅命を受け行基が開創した七福寺が起源であるという。のちに大師が五社・五寺からなる福円満寺へと発展させ、五社寺にそれぞれ本尊を安置したという。多くの札所と同じように戦乱や火災、明治の廃仏毀釈などによって廃寺の危機を何度か乗り越えてきた。
昭和53年に本堂が再建され、その際に全国の有志から寄せられた575枚の絵が格天井画として華やぎをはなっている。洋画や日本画、水彩画などさまざまな手法で描かれ、題材も仏像からマリリン・モンローまで多彩。









寺の傍を土佐くろしお鉄道が走っていて、わりと町中にあるこじんまりとした寺だ。参道の入口の和菓子店に秋限定の「三度栗」が有名。栗の形のまんじゅうの中に栗餡、またその中に栗が入っているという「三度栗」にかけたものらしいがなんとなく買わなかった。先を急いでいたのだろう。

ここから足摺岬に向かう。途中お昼になったがなかなか食堂もコンビニもない。やっと、それらしきものがあって駐車場へ。目立たないがそれなりのホテル兼レストランだった。なぜか、お客が多い。帰宅して調べてみると「土佐佐賀温泉 こぶしのさと」というらしい。温泉だったとは。それにしては見かけも周囲も地味だった。ランチはおいしかったけど。





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