僕の夢は、写真のように孫と昼寝したい!ぼくが子供の頃、陽の
あたる縁側でおばあさんが針仕事、ぼくはその横で転寝その暖かく
ゆったりした時間が思い出される。おじいさんは畑仕事でいない。
終戦後のことである。何処の家庭も今みたい豊かではない。食べ物
は十分でなく、母は僕を一人で育てて行くことを決心したのだろう!
働き口が見つかり、生活場所が見つかるまで、一人っ子のぼくを父の
実家にあづけた時のことである。おじいちゃん、おばあちゃん
が孫を思う気持ちはどうなんだろう?父親がいない孫、さぞ不憫に
思ったでしょう!しかしぼくは母親の職場が見つかってからは母方の兄
の方に寄り付くのが多かった。たまたま訪れる父親の親類にも顔を出す
が、中学、高校と母方の従兄弟とのつながりが頻繁であった。
年金生活の今は、父方の従兄弟と「いとこ会」である。考えてみれば
父方の小学校にも通学したのだった。ドサクサの中で生きたことが、今
は妙な自信となっていることは確かなようだ。
そして、それを、孫に伝えたい!そして、眠りたい!写真のように!