早朝からの散歩、人間が一番早起きと思っていたら、もう早くから
全身花粉だらけになって働いているハチ、そしてアゲハチョウ。
カメラを向けても、暫し一心腐乱の二匹だったがあまり近づきすぎ
きずかれた。生物は常に子孫を残して行く、人間社会でも大家族は
は多い。地元に密着して生きる農家の人に多い。サラリーマンの
家族には概して、昔大家族であっても、現在は少人数の家族が多く
細分化していくこれは社会が進歩していく現象なのだろうか?
貧しい時には親の苦しさを見て育ったのに、一度手に入れると、
一度のど元を過ぎると忘れてしまうのは人間の性なのだろうか?
いやもっともっとと欲が大きくなっていくこと、それが進歩と言う
ことなのだろうか?自分のことだけを考え、足るを知ることが
必要だろうと思う。子供のことを考え財産を残すと言う考え方も
あろうが基本的には間違いだと思う。母一人子一人で育った僕は、
父親がわからない、わが子と接するのに戸惑いすら感じた当然ながら
子供にとっては、口やかましいおせっかい母親が二人いると思われた
に違いない。当然ながら子育てに失敗した。これからは我々老夫婦の
生きる道はますます狭められるが「考えない練習」をすることにした。
自分の考えなんか取るに足らないものだからと気づいた。