タワゴト日記

 未来は無限にあると思っていたが、有限を
感じさせる世の中、光をツールに少しでも楽しい毎日でありたい!

ツリー・オブ・ライフ

2011年08月13日 | Weblog


 本年度カンヌ国際映画祭パルムドール「最高賞」受賞作品。

男の子を育てるのは難しい。とくに僕みたいに父親がなんたるか?

を知らないまま、名ばかり父親となったわが身の子育ては失敗だった

と思われる。仕事にかまげて、子育ては女房まかせだった。

目先の夢を追かけ、「親がなくても子は育つ」なんてかってに言い訳

をし、もしおきても自分さえ、一生懸命やれば何とかなるさ!

東日本大震災のように、原発事故は絶対安全、わが身には絶対起こら

ないと信じていた。しかし今、自分だけではどうにもならない。

いや人生、思いどうりにならないこと、人間生きることは重い荷物を

背負い、終着点もわからず長い坂道を登るが如しなのだろう!

今世界が、日本的になりつつある気がしてならない。

父親なら誰でもが、息子に期待し厳しい。息子は母親の優しさに救わ

れる。しかし息子が思春期を迎える頃には、母親を見る目が一転する。

父親に向けられる目も一転して、闘争心となる。わかっていても、

じゃあ再度、育てろと言われても、勇気・自信も湧いてこないお年頃。