以前犬をかっていたが、悪いことをしたと思っている。夏でもこまめ
に体を洗ってやることをせず、近くの川で水浴びをすることですまして
いた歳をとってからはとくにみずあびも怠り軒下の土の上で板と毛布だけ
の生活、もちろん散歩はかかさなかったが、しかし晩年に蚤が湧い
てしまった。気がつくのが遅かった、さぞや痒かったのだろう。
死の間際、一泣きキャンと言って僕の手に噛み付いた。さぞや辛かった
のだろう。その祟りだろうか?たくさんの蚤が冷たくなったポチの体から
離脱するのをみた。その蚤に我々が復讐された覚えがある秋口に「ポチ」
が逝き、その後冬が来るまで女房共々蚤に悩まされたのだ。
それから、犬を飼うのをひかえることにした。しかし毎日犬の散歩をして
いる人、寒い朝犬と打ち解けて散歩している人、犬と共に生きる雰囲気が
漂う人には頭がさがる思いである。犬も幸せなんだろうきっと!
写真の犬の名は「トップ」僕はトップランナーのトップと思っているが?
清潔感溢れる洗剤のトップかもしれない?