「二川」 猿ケ馬場
二川宿は東海道五十三次三十三番目の宿場町で此れより三河に至る、江戸日本橋より72里余、宿場としては小規模で、町並の長さ東西12町26間、天保14年に家数328軒だった。副題の猿ケ馬場は次の白川宿に近いところにあったそうだが見当たらず広重の勘違いの様だ。三味線などを弾き、歌を唄いながら物乞いをする瞽女(ごぜ)三人と「名物かしわ餅」の看板をさげる茶店を描き、遠景に姫小松の野が描かれている。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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