「御油 旅人留女」
御油は、浜名湖の北岸を迂回する姫街道の分岐点にも当たる交通の要地だった。次の宿場である赤阪の間が東海道中で最も距離が近く(1.7km)宿屋の客引が非常に強引であった。旅篭屋の店先に掛けられている定連の講中札を順番に読んでいくと、「竹之内板」「一立斎圖」「摺師平兵衛」「彫工治郎兵ヱ」「東海道贖畫」「三拾五番」となっている。35番は、御油が日本橋を除くと35番目の宿場という意味である。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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