切り絵

浮世絵を切り絵に

東海道五十三次 吉田

2020年06月10日 | Weblog

吉田

吉田宿はかつて「今橋」と呼ばれた。画面の左側に大きく描かれている吉田大橋は、豊川に架かっている橋で、江戸から京都までの間にある四橋の1つである。豊川から伊勢へ行く早船が出ており、陸路を行くよりも三日も早く着くと、いつも満船だったと云われていた。戦国時代に、この地に城が築城されて城下町になり、後に譜代大名の努力もあって栄えた。修繕中の吉田城を描き、足場から職人が小手をかざして、その橋の方を眺めている。遠くに見えるのは鳳来寺山の様だ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一年前のブログ | トップ | 東海道五十三次 御油  »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事