H20年9月4日(木) 天気:曇り(ガス) 同行者:単独
【コ ー ス 】 ≪白根三山縦走 二日目≫

御池小屋出発の朝
岩登りの若者は4時に出ていった。
京都から夫妻は食堂でコーヒー、ツアーの約40名は6時15分発、私の出発が最も早い。こんなこと、初めてです。
登山道を覆うの草は昨日の雨で濡れていて、昨日の雨以上にズボンは濡れました。

北岳肩の小屋 標高:3010m
尾根に着く頃になると、真上は晴れですが、周囲はガスっぽくなってきました。
肩の小屋の方に、昨日は御池小屋は何人くらい泊まったと問われ、60名弱と応えた。ツアー客が殆どでした。

北岳山頂 標高:3193m
最近1メートル高くなったようです。
着いた頃は仙丈岳の頂上が少し見えました。
食事をしながら、写真を撮ってくれる人を待つ。suzuさんが到着、一緒に間ノ岳に向かった。

中白根山 標高:3055m
次第にガスも濃くなり、北岳山荘の辺りでは雨もパラついた。
北岳山荘で泊か、とも考えた。
展望無しで予備日もあるし雨に濡れたくない。
suzuさんは昼食を取っていなかった。リンゴをご馳走になった。

間ノ岳山頂 標高:3189m
日本4位の高峰 香港から来た、四名と会話、日本語が出来ないので数字や地名を並べる。
”ジャーヨー(加油)”と最後の挨拶、北京オリンピックで覚えた言葉で激励するもケゲンな顔、
北岳に向かうと言ったが先頭は三峰岳方向に、かなり歩き出していた。大声で呼び戻した。ヨカッタ、ヨカッタ。

農鳥小屋 標高:2804m
間ノ岳から展望はなし、かなり下っているのに着かない。コースタイムは1時間であるのに20分も余計にかかっている。
休憩無しで、歩いていました。

タカネシオガマ

コゴメグサ

トウヤクリンドウ
布団20枚は敷けそうな部屋に八名、スペース 布団一枚:一人
水は無料で戴けました。水場往復が30分のため天水頼りのようで、一時はお金を出されても譲れない状況と言っていました。
照明はランプ、トイレは斜面を活用した自然落下式、素朴な山小屋の雰囲気を残しています。でも、ビールは販売しています。
部屋の中央にコタツが置かれ先着の五人がお喋りをしていました。
百名山巡りを昨年から始めた人、既に20数山登頂済みでした。一人は会社に風邪を引いたと言って休み、山に行ったことがバレた話をしていました。
今朝、塩見小屋を発ってここに来た若者は感心されていました。私も20代のころ、白根三山に来て、昼過ぎに北岳に着いたので、下山してしまって愛の岳へは、行っていません。再度来たことを話しました。
北岳を夜行日帰りしたことでビックリされました。
当時の南アルプスの山小屋では素泊まりが主だったので、もっと重いザックを背負っていました。
体に付いた脂も少なかったでしょう。今では絶対無理です。
最大の関心事はやはり明日の天気です。”上手くすれば雨に降られない”予報でした。
農鳥岳=広河内岳 ≪白根三山縦走 三日目≫
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