ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

今年も手前味噌作りに

2012-03-12 16:53:10 | グルメ・酒・ワイン

 昨年は東日本大震災の翌日にあの大きな被害を知らぬまま味噌作りをしていたが、今年は同じく土曜日の10日に、あれから1年の前日に同じ場所で皆さんと一緒に味噌作りをしてきた。昨年のはちょうど食べ始めたばかり、我家ではおそらく1年以上の分量だから余る分は嫁に分けてやって、今回のものも1年は寝かしてやるつもり。

 場所は夫婦で陶芸やアイヌ刺繍を習っているところで、雨が上がったばかりの午後から20人以上が集まって早い者勝ちに作り出すという具合、肝心の大豆は昨夜から水に浸け午前中に煮上がっているから、我々は糀と塩を混ぜてミンチ状にした大豆を加えて均一に仕込むだけで作業は至って簡単、今回は僕は見るだけで昨年は腰が痛くてできなかった女房に任せてしまった。

 その味噌作りの手順を備忘録としてまた写真で一通り以下に。

                              昨夜から水に漬けておいた大豆を大鍋で煮る

                      大豆をミンサーで潰す、大豆は各自1升分を使用

                     米糀1升と海水塩720gを混ぜ合わせる

                     潰した大豆と上の塩糀を混ぜ合わせる(これは二人分で倍の量)

                           硬さを耳たぶぐらいに煮汁を加えて調整(容器に投げ入れる時にペチャッとくっついていく程度に)

                       味噌を入れるケースをアルコールと底に塩を振って消毒

                      味噌玉を作って容器に投げ入れる(空気を追い出すように)

                            全部を投げ込んだら表面を均してビニールで密閉

                      外周部は内側にやや食い込ませて完了

 このあとは夏場でも涼しい場所に保管(冒頭写真の状態で)し、梅雨明けに一回かき混ぜるだけでいい、そして半年経てば食べられるようになるが、美味しいのは1年以上は寝かしたほうが良い。良質な国産大豆の無添加の味噌はまろやかで優しい味で美味しいから、毎年参加者は増えているようだ、いっぺんに大人数でやるのが効率的だものね。


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