一気に初夏というような好天に恵まれた28日の土曜日は、野毛地区で二日間開催の大道芸を見物がてらに横浜周遊散歩を僕一人で試みて、万歩計の表示は今年最高の数字を得ることになった。こんなに歩くのは年に数回ぐらい、さすがに家に帰り着く頃には足取りは相当に重くなってしまったが、夜の酒はよーく飲めてと、折角に健康に利いたはずの運動効果が半減したかな。
大道芸の開始時間11時に合わせて出掛けて、野毛地区のメイン会場となる野毛本通りと野毛坂通りを一巡り、さらに脇道となる場所にも小さな特設場所があってそれらも全部巡って歩き回り、何処も短時間だけ見物してチョコマカ見という邪道の観客に徹してしまったから、投げ銭をするのはどれも演技が終了してとなると入れる機会が無くて、只見でゴメンヨナになってしまった。これで野毛で食事などすれば主催者の意図には適ったはずなんだけど、本当の目的は歩くことにあったもんだからそれもせずに昼前には野毛を離れちゃった。
野毛大道芸の演技場所地図、芸人はアルファベットの各場所に二組ずつが交互に演じる
野毛本通り 野毛坂通り
この催しはパンフレットに第38回とあったが、野毛地区の沈滞を挽回しようと始まったものが人気となって、吉田町から伊勢佐木町さらにMM21地区までと拡大していったのを、最近になってからだと思うが二回に時期を分けて開催するようになったみたい。先週が本家以外の広い地域の会場で、今週が自分達こそ始めたんだぞというように野毛地区だけ限定の大道芸大会となっていて、狭い範囲に演技場所が連なっているので、見物するには確かにこの方が好都合となっている。汗ばむ程の陽気だったから見物客も多くて、各所に観衆の円陣が出来て歓声を上げている。でも隣やその先の芸も気になるという近さだから、主催者も多少の時間差を作るなどの配慮はしていたようだ。何処を見ようかと迷ってしまうじゃないかと思うぐらいの会場で、やはり人を集めて最後の稼ぎ高を決めるのは演者の喋くりと見事な芸でしょうな。そんないくつかを以下にと、でもこれらは全部じゃありません、悪しからず。それと演技者の名前はパンフレットと突き合わせてはみたが、一部には間違いがあるかも。
ささらほうさら
らんま先生
ハッピィ吉沢
アルカラマーニ
ミス・サリバン
PLE-MIX
おじゃるず
サブリミット
シンクロニシティ
Duo Abimanola
桔梗ブラザーズ
雪竹太郎
各演技場所ということではなく会場内を徘徊するという演者も居て、彼らは投げ銭を貰う箱などを持ち歩いていないから主催者側で日当を払っているのかよく分からない存在ながら、こういうのがニューッと予期せずに現れるというのも面白い演出だね。
mai-mai Shiva みたま
野毛をあとにしてからは吉田町から伊勢佐木町モールに、そして関内駅を過ぎて横浜球場がある横浜公園を抜けて中華街まで来てからやや遅めの昼を。平日じゃないから中華街も格安ランチはやっていないからと、やはりいつもの萬来亭で割安なのに旨い牛バラ麺を久しぶりに食べてみたが、ここのは730円だからコストパフォマンスは高いと思うよ。
伊勢佐木町モールには鯉幟が
横浜公園のチューリップは終り段階
萬来亭の牛バラ麺
そのあとはまた桜木町駅までわざわざ歩いて、我家に帰ってみた万歩計の数値は21000歩を越えていて、これだけカロリーを消費したらいいだろうとその晩のアルコールのほうはいつも以上にメートルが上がってしまったわい。
帰って来たこの時点で既に2万歩を超える