二日目は予報通りに朝から晴れてくれました、これなら富士山も拝めそうです、今回はノンビリ適当な旅に徹して夕食時間には家に帰るつもりでいたので、朝だけは早めに動くことにしてコンビニぐらいでおにぎりを買ってから9時にオープンの湿生花園にまずは直行しようかと、ハーヴェストクラブは宿泊料金は安いが食事が高いのが難点、老人には少量で安いメニューも用意してもらうといいんだけど。
朝風呂は6時から、早起き老人の我々にはこれも5時からにしてもらいたいですな、この時間で最初だと込み合うけれど内風呂は大きいのでシッカリ浸かって1時間弱を、浴室のあった方角からはススキ原とはまた違った山並みの風景が見られます。
浴室側からの眺め(冒頭写真もこちら側のパノラマ写真)
この建物は二棟に分かれていて中間ゾーンには池が配されて連絡通路から出られます、これがいい庭園になっていてなかなか豪華な造りとなっていますねぇ、これまで伊東と勝浦と浜名湖に泊まったがここが一番新しいのかな、来年には軽井沢の塩沢湖にも大型施設ができるそうで益々リゾートクラブとして充実度があがりそうですね。
池の広がる庭園
箱根湿生花園はもう何回か来ているがこの時期は初めて、時間帯も開園直後は初めてで空いていていいですねぇ、咲いている花の種類は少な目のようであったが、手入れが行き届いた園内はこういう施設では一番じゃないかなと、湿原を模しているので平坦で散策もしやすいですね。
箱根湿生花園入口
園内案内板
場所別に咲いている花を
ここから園内に
クリンソウ
ニッコウキスゲ
すぐ隣にはススキ原が
湿原復元育成地
咲き始めたハス池に今年初めてのトンボを見た、右は一部拡大してトンボの姿を
外国種のコマクサ
日本のコマクサ、右は一部拡大したもの
キンランは珍しい、移植できない植物でよくぞここに
クロユリ
ヒメサユリ
時期ごとの企画庭園と園芸種のサクラソウの展示
そのあと元箱根の芦ノ湖湖畔に戻って来たら無料駐車場に車を停められたので、芦ノ湖越しの富士山を見ようと周辺を散策、その途中で釣券を扱っているらしいお爺さんに箱根関所に行く道を聞いたら、箱根旧街道は松並木がほとんどだが、この先すぐにここだけの杉並木が残る旧街道があって、それを進んでいけば恩賜公園の先に関所があるから、ぜひその旧街道を歩いてみなさいというのにそれではと。
芦ノ湖湖畔
海賊船の先に富士山
外国のお嬢さんがぬいぐるみを手前にして芦ノ湖越しの富士山を写していた
海賊船
ズームで
遊覧船と富士山
パノラマで
こんな杉並木があるのは初めて知りました、旧街道では歩くことができる石畳の道が所々にあるが、ここは砂利敷きとなっているのは杉の保護のためとあった、このほうが散策するには歩きやすいですね。なかなかの杉並木で、すぐ隣には車が走るのが不思議なぐらいの古えの光景がずっと伸びておりました。
杉並木の説明
途中では富士山が見える場所も
日光の杉並木に負けません
一般車道を挟んで杉並木の反対側に恩賜公園があって、その先に箱根関所資料館が現れ、関所はその奥にさらに進んだところに、入場料金は資料館と関所の共通券となっていて65歳以上は400円と安いのは嬉しいですな。
箱根関所資料館
資料館から関所までの通路からでも富士山が
箱根関所京口御門
関所内
大番所平面図
面番所
外に人見女、入り鉄砲に出女で
上の遠見番所には69段の石階段を登る、この段差が大きくて大変
遠見番所からの眺め
富士山をズームで
京口御門から戻って
元箱根の芦ノ湖湖範に戻って来たら石仏石塔の並ぶ場所があって、賽の河原というのがあったとか、こういうのも歩いてみて分かったもの、鎌倉時代のものもあるという、江戸時代よりも古いものがあるとは驚きました。
関所まで往復したので昼時を過ぎてしまいました、駐車場へ戻る途中でベーカリー&テーブルという店を見たら、外に足湯があって皆さんが買ったパンを食べておられる、我々も簡単にこれで済ましてしまうことに。このパンが思いのほか美味しい、焼きたてが一番ということですかな。
ベーカリー&テーブル
2Fはカフェ、3Fはレストラン
足湯で食べる
カレー、チーズ、ソーセージ
ここまでで明るいうちに山を降りて、小田原では以前にも買ったことがある鮮魚店にだけ立寄ってみたら、鮮魚はアジぐらいで刺身類は数種類が、夕食用にいくつか買って家に戻ってきた。刺身となると日本酒となります、ユックリと出て早めに帰ってくる、こういうのも楽チンでたまにはいいですな。
小田原駅東近くの鮮魚店