7月第一日曜日は横山町馬喰町問屋街で年に二回の1日だけを一般客に開放する大江戸問屋祭りという催し(冒頭写真は現地にあったその宣伝ポスター)があって、この夏のTOC徳の市が予想より一週間早まってしまって軽井沢に滞在していて行けなかったから、それではこちらにと女房が奮い立っているので荷物持ちでお供することとなったが、岩本町東神田とは夏の催しは何故か日にちを異にしているから、この問屋街に出向くのは初めてとなってどんなものかと興味はあった。
電車地下鉄で小伝馬町は1本で行けて便利なのにどうして今まで出陣しなかったのか、宣伝もファミリーセールみたいに大々的じゃなかったからなんだろうけど、大通りから一つ入った店が並ぶ新道通リという問屋街は大賑わいでこれは知る人ぞ知るというもんだと。10時過ぎに問屋街に到着して南側からブラブラと北上すれば、普段は素人さんお断りという店も多いらしくて、表のシャッターを半降ろしにして道路側に品物を並べるところが多くて、この日は午後からの雨が心配だったが何とか夕方までは天気が持ったみたいでよかったね。
衣料品ファッションの店が多いものの、意外だったのは呉服店がかなりあったこと、ほかにはバッグ鞄類やタオルや手芸用品、アクセサリー、帽子などが目についたが、紳士物や靴などは少ないのと厨房器具などが無かったのがファミリーセールとは異なるかな。
新道通り1 南端付近
新道通り2 清橋通り付近は皆で渡れば怖くない
この日に僕が買ったのは到着直後に小雨がパラパラとあって傘代わりに被ろうと200円のやや派手な柄の帽子を、これはこのあと女房が僕を見つけるのに役立ったそうだ。ほかには団体ツアーなどに参加した時に買ったものを背負ってくるのにとやや大き目のリュックも、これで買出しに出掛けるぞと意気込んじゃう。女房はパッチワークや刺繍用にと生地類を漁っていたみたいだね。女房曰く、総じてファミリーセールよりも安いんじゃないかと、これは毎度恒例となりそう、次回は12月2日の日曜日だそうだが、冬はファミリーセールと重なるな。
新道通りと直行する道も
昼はネットで調べておいたダクシンという南インド料理の店に、混みあわないうちにと11時少し過ぎには入る、なにせ朝が早い我々だからこの時間帯ではもう腹が空くのですよ。外側からは分からなかったがこの建物はレトロな鉄筋コンクリート造りで、それがインドとマッチしたような感じの店なんですね。初めてなのでメニューの最初にある本日のカレーランチなるものを注文、これは3種類のカレーが付いてくるとあって、二人で取分ける必要も無いからそれでいいかと二人とも、ナンとご飯は南インドというが小麦系のナンにして。インド料理の究極の味は数種類のカレーを自分流に混ぜ合わせて食べることにあると何かで読んだ記憶があるが、3種類が辛、普通、甘となっていて風味が違っているボール皿に、ナンをランダムに浸し合わせながら食べるのは本場気分が味わえたのかも。港北ニュータウン内にある北インド出身のシェフのラニのランチもコクがあって美味しいが1種類だけ、こういう3種類の組合せというのもいいもんだね。我々が食べ終わった頃には席待ちの人もあって、こんな場所にあっても人気店ですねぇ。
ダクシン
店内2F
ランチメニュー看板
本日のカレー
食べ終わって下に降りてきたら大音響が耳に入ってきて、ちょうど店の前にサンバの踊り子が4名で腰をフリフリ跳ね回っているではないか。これは大江戸問屋祭りの余興として招かれたということで、大勢のカメラを集めていて世の旦那衆は僕も含めて好き者ですなぁ、でも並んで写真に納まっていたのは女性ばかりというのは何故なんだろう、オジサン達はシャイなんだよね。
サンバ娘が
真ん中に何故かオバチャンが
この日の天気予報は昼からは雨となっていたが、少しだけポツリとはあったが夕刻まで天気が持ってくれたのは幸運、店内に入れる店もあるもののこういう催しは屋外も使うわけだから梅雨時はハラハラもの、時期は再考した方がいいんじゃないかなぁ。