ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

佐久で骨董博があるというので覗いてきた

2011-08-20 16:39:23 | 信州日記

 長野の地方TVに今月初めから、佐久のインターウエーブの催し会場で骨董博(冒頭写真は会場入口)がこの金土日の3日間開催されるというので、確か昨年も出向いたのと同じかなということでちょっとだけ覗いてくることに、もうほとんど買うつもりなんてないんだけど、しかし掘出し物のオタカラがあるかもなんて気にはついついなってしまうからねぇ。

 この骨董市はTVコマーシャルでもアクセサリー宝飾品もとやっていたから、骨董だけではなく新品物を扱う業者も出店していて昨年より拡大している感じ。催主は軽井沢から車で走って追分のすぐ先、浅間サンライン入口交差点手前の国道18号沿いにあるマルヨシ美術という、こちらにはかなり前から店舗を構える店の主人だそうで、地方TVであってもコマーシャルを流すというのは骨董屋の親父とは思えないね。まぁ三分の二は骨董を扱う業者ではあったが、結構高級骨董を扱う業者が多くて、マルヨシ美術の親父はかなり業界では顔なんでしょうな。

                      マルヨシ美術は会期内は休み

 まず焼物などは買う気はないから民芸品などで面白い物がないか見て回ったが、土人形を少し見つけたぐらい、それも福助の大小の人形がいくつかの業者の棚に置いてあったのが眼を引いたが、値段は大小で差がなくて、時代や絵付けでの差でもなさそうでどうなっているやら。小さいのを3500円から1500円まで負けるなんて言っていたが、それなら初めからもっとリーズナブルな値札を貼っておいた方が売れそうなのにね。僕はこれは1000円以上では絶対に買いません。

              会場内

 女房は会場を一周して古着が今までより安いという。確かに一緒にに見たら1000円や2000円均一に吊り下げられている着物は、数年前だったらもっとしていたはずのものが並ぶ。バブルがはじけてから骨董品の価格は特に焼物などは下がったが、古着着物はオバチャン達だけでなくそれを着ようという若い女性も増えて人気があったのだが、これもまた陰りが出てきたのかな。

 女房はリメイクすると言って絵柄が面白い羽織と長襦袢と2枚を買っていたが、羽織の裏に面白い絵柄があるものなど以前は5000円、10000円なんていう値がついていたのに1000円だと、それも表が大島なのにね。

              

              左は鬼の絵をいくつか配した羽織の裏、右は達磨の絵の袷長襦袢で丸く白っぽい部分は絞りになっている

 安くなったと言ってもこの骨董博のものはやや高めと見て、それだけで切り上げておいた。


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