ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

軽井沢で最近に飲んだワインを」中心に

2021-08-31 11:40:00 | グルメ・酒・ワイン

 軽井沢ではスーパーツルヤの安ワインを多く飲んでいるのですが、いつも同じではつまらないからと横浜から持ち込んだものも適宜組み合わせていて、それらもほとんどが三桁価格のデイリーワインですが、2年前からこちらで寝かしておいたものもあって、それらは程度の差はあったものの僕の独断の感想ですがいずれも良化していたような、それらを含めて最近に飲んだワインの感想を、冒頭写真はワインのお供としているものです。

●クラブ・プリヴァード 2016

 コストコで購入して軽井沢で2年間納戸に寝かしていたワイン、これはかなり熟成風味が加わってくれて良化していました、2年前には濃い味わいの中にやや品位には欠けるかと感じたものだが、それらが円やかになってきていて、いい熟成で味と香りがともに良くなっている、二日目も変わらず、三日目まで伸ばしてみたら女房がもっと柔らかく美味しくなったと、もともとアクが強いぐらいのワインのほうが良化してくれるようですね。

                                        

●ユーステンバーグ 2016

 これもコストコで購入して軽井沢で2年間寝かしていたワイン、このワインも熟成風味が加わってくれたような感じが少しはあるが、以前に書いたポルタほどの変化はない、もともとがバランスがいいワインで、デイリーワインとしては秀逸だったから変化を感じるのは少しだけということかも、でも多少は柔らかみが加わって少しは良化はしていますね。

                                        

●ムニュ 2016

 コストコで購入して、これも軽井沢で2年間寝かしていたもの、しかしこのワインの最初の印象は熟成したというよりも大人しくなってしまったなと、それが二日目はやっと開いてきたようで味に厚みが出ては来た、ただ芯の方には引き締まった硬派の要素が残っている感じがある、このワインは大きく改善されたとは言い難かったが、フランスワインでの安ワインはあまり期待しないことにしてはいますからこんなものかなと。

                                        

●ル・ジャジャ・ド・ジョー シラー 2018

 南仏のワインで貰い物で飲みやすいというコメント付きで頂いた、ネットでは1300~1400円程度、初めて飲んでみた第一印象はやはり飲みやすい味わいということ、香りもかなりあってバランスがいいです、でも熟成風味から来る複雑さや厚みは無いのでやや軽めに感じる、また僕の好みではあるが香りがフルーティとは異なる風味が多少感じられるのはマイナス、これは何という風味だろう、二日目は酸味がやや強めになって単純な味になってしまっていた。

                                         

●シャトー・ルサン  2018

 貰い物でネットでは1100円前後、フランスはボルドーなので香りがいいのは共通ですが、味の方はそれらしくまとめているものの何か物足りない感じが、やや軽めでもある、二日目には多少丸みが出てきたかなと思ったもののそれもほんの僅か、酸味が強まったような感じもあって普通のワインだなという評価は変わらない。

                                       

●ラガルデ メルロ 2009

 アルゼンチンのワインで軽井沢のツルヤでかなり以前に買ったもの、当時に飲んで美味しかったので軽井沢に1本だけ残していたようで、ずっと忘れていたがもう12年も経つのかと、ピークが過ぎていないかと心配しつつ明けてみたらまだコルクはシッカリ、まずは瓶からの香りの熟成風味が凄くてこれなら大丈夫と、口に含めば実に濃い味が広がりやはり衰えることなく美味しいワインです、アルコール度が14.2%と高いのもいい、半分ほど残してみた二日目は香りはそのままに味わいの複雑な要素は感じられるものの、柔らかくというよりもやや酸味が強まった分大人しめになっていた、僕は一日目のほうがよかった、やはりややピークを過ぎていたかな。

                                        

●シャトー・バラバック プレステージ 1998

 これだけは横浜で飲んだワインですが、何処で買ったかの記憶はなくて、地下ピットに寝かしたままだったワイン、ネットで調べたら2001年ものが4280円とあった、女房の誕生日に飲んでみたが、抜栓するとコルクが途中で折れてしまい残りは押し込んでという始末で、最初だけは屑を除去しながらとなったが、それでこれだけ経つとややピークは過ぎているかもと、グラスでの色はややレンガ色が出ているがまだ薄くはなくて、何よりも香りはまだシッカリ、味わいは実に円やかに熟成したという感じで、パワフルさが封印された優しさに加えて複雑さがあるワインとなっていた、ピークは越えていたのかメルロ主体となっているのが利いているのかと、二日目はやや地味になったような、やはりピークは過ぎていたようですがそれでも十分に美味しいワインでした。

                                        


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