軽井沢の山荘は10月半ばに閉めるのだが、その際には全部の荷物を横浜に持ち帰ることができないのと、最終洗濯したものを室内に干したままとなっていて翌年まで吊るしっぱなしもいけないかなと、さらに庭が落ち葉で11月の上旬になればビッシリ覆われてしまうので、芝生部分だけはその掃除もしておいてやろうと、作業は2時間ちょっとだがやっておけば今年の始末をつけた気分になれるからと、あとは温泉に一泊して信州での今年最後の買い出しをして帰るという、これはここ数年の我家の年中行事となっております。
前日からの雨が予報では急激に回復するというので朝6時過ぎに家を出て、途中では雨が強まって豪雨とも言っていいような中を走って、それが軽井沢に着く頃には小振りに、そして霧雨みたいな軽井沢では雲の中に入っているという天気模様に、このくらいなら何とか作業はできます、その庭の掃除については晩秋の最後まで咲いていた草花とともに以前にココに書きました。
昼前には一仕事終えて、明日は晴れるというのでいろいろ動き回ることになるから、軽井沢でのそのほかの用事は済ましてしまい、あとはこんな天気だとプリンスショッピングプラザぐらいで時間を潰しがいいかと、そして早めに予約してある春日温泉の宿に入いるとにしましょうやと、庭掃除で腰が疲れたから宿の温泉にジックリと浸かりたいからね。
まずは発地市庭に、この時期になると軽井沢産の野菜はなくなってほとんどが佐久産ですね、それらは明日に別のところで買うつもり。
まだ紅葉も残っていたが天気がこんなだときれいには見えません
そのあとはスーパーのツルヤに、この時期になるとこれまで見なかったズワイガニなども並ぶようになるんですね、獺祭もスパークリング酒なんぞがズラリと、本店はほかの支店とは品揃えが違います、こちらではいつも買っているみまき豆腐以外の食材は買っておこうかと、それと昼はここで寿司でも購入して軽く済ましておくことに。
ツルヤ本店
シャンパンみたいな栓をした獺祭がズラリと 温泉宿に泊まる時は昼は軽くと
そのあとはプリンスショッピングプラザに、特に買いたいものは無いけれど行けば駐車料金無料となる2000円ぐらいは何か買うことになるからと、女房はウインドウショッピングだけども楽しいそうで、何も無ければエノテカでアウトレットものでも安いのを2本ぐらい買えばいいからね。
イーストゾーン
午後4時前には春日温泉にある国民宿舎もちづき荘に、駐車場には既にもうかなりの台数が停まっています、平日でもこの宿はいつも満室に近いというのが驚きです、この日は団体グループがいくつかあったようでした。
もちづき荘
客室棟の廊下は全部の麩屋に明かりが
ここの泉質は高アルカリの単純泉で源泉掛け流しを徹底している、洗い場のカランからも源泉となっていて、ヌルツルという湯が気持ちがいいのです、注ぎ口からの飲泉もできて僕は佐久周辺ではここの湯が一番の好み、温泉というのは濃さだけじゃない良さがあることを教えられます。客室にはこの温泉を利用したらしい床暖房があって、冬場でもポカポカと暑いぐらいかも、空調機にはない心地よさも気にいっているところ。
超音波の宣伝パネルがあったが今はやっていないみたい
ここの食事は田舎料理風ではあるが出来合い物があまりないところがいい、佐久だから必ず鯉料理が出てきます、その旨煮の肝が旨いですねぇ、我々はこれが好物なので。
夕食膳
地酒の牧水は辛口
今回の鍋はすき焼き風、蓼科牛の宣伝ポスターが貼られていましたが
ご飯とおすましの前でもう腹いっぱいに、年とともに量は食べられなくなってしまいました、アルコ-ルだけはまだシッカリ飲めますが。少し腹を慣らしてからもう一回風呂に、夕食前は宿泊客専用の方だったので今度は一般客も利用できるほうに、こちらにはジェットバスと打たせ湯がありますから。