昨年もコロナ下でも開催されて、確か変な小ぶりの火鉢なんぞを買ってしまったと記憶するが、この催しでの出店内容には結構魅力的なものがあって、僕だけでなく今回は女房も触手が動いたらしい、もう断捨離を考えないといけないとは思うものの、まだまだ欲しいものが見つかると手が伸びてしまう、人生100年時代なんて言われているから許されよと、それにしてもどれも安いこともあって。
まずはゆもと京都屋呉服店では着物ならぬ塗物が少し並べられていて、普通のお盆では面白みはないけれど、7寸と小さめの彫りの深いお盆があって、このデザインは葵の紋を模したものですかね。
ギャラリー紙蔵歩には毎年続けて古い和箪笥の修理ものなどを並べている、今回はそこで見つけたのは印判ながらその中の一部に手描きの富士山がある豆皿、4枚だけあったものを全部、さらに手拭い額も安かったから、相撲四十八手が描かれた手拭いはお目当てではなく、この前に富士見でのクラフトフェアで買っていた遠州注染の手拭いを入れようかなと。
昔の下駄屋では有田で修業したという若手陶芸家の染付磁器が並べらていたが、どれも高かったので見るだけと、そこに割れたカケラを再度釉掛けして焼いた箸置きがあって、これはアイデアものです、これならお手頃価格と2点だけを。
最後は江戸の庄屋というところで古布リメイクとこものの販売の店があって、絣の古布を使ったリメイク服などが安いと女房は興奮気味、普通の服を買うよりお得とお買上、これはオシャレな普段着になりますかな、ほかにはランチョンマットもこれを真似て自分で作りたいからと。